とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

冷めても美味しい珈琲の淹れ方?!


今日(2019.3.3)は、珈琲のこと。

Instagramで「詳しいことはブログに書こうかな」と投稿したのが、2月13日。
それからだいぶ経ってしまいましたが。


前回、「今週は全然珈琲を淹れていない」と書いたので。
一昨日は久々に、デカフェ(カフェインレス)をネルドリップで淹れてみました。

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一緒に写っているのは、なんちゃってパンケーキ。
子どもたちのおやつとしてつくりました。

米粉と小麦粉と豆乳ヨーグルトが少し入っていて。
重曹やBPは使っていなくて、分量も適当。

こんな即席おやつでも、子どもたちは喜んでくれるのでありがたいです。


そうそう、珈琲のこと。

ここ最近は1人のときでも、2杯~3杯分淹れるようにしています。
2杯以上の方が安定して淹れやすい、ということもあって。

そして以前は、ちょっと多いかなと思っても、冷めないうちに飲んでいました。



ふと、あるとき閃いて。
そうか、「冷めても美味しい珈琲」の〈研究〉をしてみよう、と。

方法はいたって簡単。
2杯分淹れたら、半分よりちょっと少な目を、取っておいて後で飲む。

それだけです。
(タイトル見て期待させていたら、ごめんなさい)


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余談ですが、フォトグラファーkyonさんがつくってくれた鍋敷き、愛用しています♡
serendippoのタグ付き♪

そういえば、「鍋敷き」でいいのか?なんかもっといい呼び方って、あったっけ?



話は一度、脱線します。

ぼくはよく、斎藤一人さんの本を読みます。
ひとりさんの本を読むようになったきっかけは、寺田本家。

「自然酒五人娘」や「発芽玄米酒むすひ」で知る人ぞ知る酒蔵、寺田本家。
先代の23代目当主寺田啓佐(てらだけいすけ)さんがご存命のとき、少人数でお話を聴く機会があって。
そのときに、斎藤一人さんの話が出てきたのです。

ぼくは元々、いわゆるスピリチュアル系も結構好きだったりするのですが。
だけど、ひとりさんのことは何となく聞いたことがある程度で、正直眉唾だと思っていました(笑)

ひとりさんの本は、人によって好き嫌いがはっきり分かれるだろうなと思います。
なので、誰かにオススメしたことはほとんどありません。

ただ、寺田さんの書かれた『成功する人くさる人』はオススメです。
もちろん、『発酵道』も。


で、斎藤一人さんの話に戻りますが。

その前にひとつだけ。
こういう話がニガテな人も多いと思いますので、そういう方はこの辺までにしておいてくださいね。

ぼくもひとりさん信奉者というわけではなく、いいところを自分なりに取り入れてみている、という話です。
一応、念のため。


さて、つい最近読んだ本に、ひとりさんの〈研究〉のことが書いてありました。
斎藤一人さんは、銀座まるかんの創設者。

で、詳しいことはぼくが説明するのも何なので、概要だけ。
そもそも、その本も今手元にないので、まちがっているかもしれませんが。

ひとりさんの銀座まるかんは、研究者のいない研究所、みたいなことが書かれていて。
じゃあ、どうやって製品を開発するのかというと。

「こういう製品がつくりたい」と思うと、それが出てくる、というんです。
あぁ、やっぱり全然説明ができない(笑)

この話は、ひとりさんの本によく登場するので、氣になる方は読んでみてください。

で、これをぼくなりに取り入れてみよう、ということなんです。


やっと話が本題に戻ってきました。

「冷めても美味しい珈琲」の〈研究〉は、冷めてからも飲んでみる、それだけ。
飲み比べとか、データに落とすとかもしません。

そういう〈研究〉をしよう、と心に決めるだけ。


飲み比べ、ではないけれど、日によって道具を変えてみたりはしています。

引っ越しで出てきた(というかずっと目に付く場所にはあった)カリタ式ドリッパー。

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キレイに掃除して、久々に使ってみています。

カリタ式って、初心者でも上手に淹れられるようにつくりになっているらしいです。
でも逆に言うと、自分で抽出時間を調整したりする人向き、ではない。

安定的にドリップできる構造、ということらしいです。
よくも悪くも、失敗しない、というのかな。

そんなわけでぼくは、カリタ式はある時期から全然使わなくなりました。
失敗も含めて、いろいろ挑戦してみたかったので。

とはいえ、普及率がかなり高いドリッパー。
それだけ性能的にもいいからだ、とも言えますよね。

そのドリッパーで〈研究〉すれば、共通言語としては使いやすいわけで。
まあ、そう目論んでのことではなく、たまたまだったんですけど。



珈琲のことについて、2年くらい前から「香味Labo(こうみらぼ)」と称して、地道に活動してきました。

香味Labo☆ - とむやんの氣まぐれ雑想記


元々は情報の共有や交換ができたらいいな、と思って始めたもの。

ただ珈琲を飲んでもらうだけ、美味しいと言ってもらうだけ、だった氣もします。
(面と向かって「美味しくない」、と言う人はまずいないので)

でも、それはそれでよかったのかも。

その流れの中で、もっと喜んでもらうにはどうしたらいいだろう?と。
そうやって試行錯誤してきた部分もあります。

実際、ぼくは最近になって珈琲の淹れ方を大幅に変えたんです。
ネルドリップでもペーパードリップでも。

どんな淹れ方かは、飲んでもらったときの方がいいので、詳しく書かないでおきます。
タイトルに偽りあり、ですけど。

2つ特徴をあげるなら。
今まで以上に、最初の段階でしっかり「蒸らす」。
そして、濃く抽出したものを「お湯で割る」。

特に「お湯で割る」というのは、今までの常識からはあり得なかったと思います。
珈琲をお湯で割ったのがアメリカン、という都市伝説的な話はよく耳にしますが。


ときにはそんな風に「常識破り」なことを試してみたり。
美味しい珈琲を探求するのって、とても楽しい。

でもヘタをすると、それがいつの間にか「粗探し」になってしまったりすることも。
そういう〈研究〉は、続かないし続けたくないですよね。

「ひとつの正解」を見つけたいわけではない、ので。

「Labo(研究所)」としたのも、元々はあまり深い意味はなかったのですけど。
結果的に今の流れにつながっているようで、おもしろいなぁと思います。

Wikiで見たら、〈研究〉とは「研ぎ澄まし究めること」の意味だとか。


先月、ハクハク茶小屋で開催した「よみごもり」で珈琲を淹れたときも。
「冷めても美味しい珈琲の〈研究〉」の話をしたら、何人かおもしろがってくれて。
最後の一口~二口分くらいを残して、試してくれたりして。

思い込みやお世辞もあるでしょうけど、概ね好評でした☆



近年、珈琲のテイスティングとして、「カッピング」というのがあったりします。
でも、今のぼくには「カッピング」は必要ないな、と思っていて。

それは「カッピング」を否定しているとか、そういうことではなくて。
ぼく自身がそれを楽しめない、楽しめそうにないなら、やらないでいいやと。

珈琲の焙煎をやるようになったら、必然的にその段階に行くかもしれません。

ともかく今は、楽しく美味しく、そこから外れたら意味がないのです。


そうそう、ひとりさんの話の中で、「苦労はしちゃいけないよ」というのがあって。
〈研究〉でも苦労してやると、苦しみが含まれた答えが出てしまう。

これについては、また改めて書きたいと思っています。


いずれにしても、〈研究〉も「一瞬の閃き」が大事。
セレンディピティ」もそういう偶然性の話ですよね。

一見、「失敗」に見える結果から、何を閃くのか、それをどう楽しむのか。
珈琲のことに限らず、最近の自分のテーマは、その辺に集約されるように思います。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

引っ越しをして、ちょうど4週間。


久々に、タイトル通り「雑想」を書こうかな、と思っていたのです。
日々、考えること感じることはもちろんたくさんあって。

最近は特に、書いておかないとほんとに忘れてしまう。
書き残したものを読み返すと、後でやっぱり書いておいてよかったと思うので。


ただ、今週は体調がイマイチ。

引っ越し前は家族がみんな、長男とぼく以外が風邪でダウンして。
結局その後も風邪を引かないでいるのですが。

かえってそういうときほど、ずるずると不調が続いてしまったりします。

身体のストライキ。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑五ヶ月前に書いたこと、まさにこれだなぁ)

そんなわけで、今日はさらっと。



さて、その引っ越しのこと。

今日(2019.2.28)で2月も終わり。
そして、引っ越しをしてからちょうど4週間が過ぎました。

京田辺での一ヶ月、ほんとにあっという間。
生活自体はもうすっかり慣れて、楽しくやっているつもりです。

嬉しいことも大変なことも、いろいろありました。
でもやっぱり、日々のごはんつくったり掃除したり片付けしたり。
そんなバタバタに今も追われている感じ。

あまり余裕がない中で、どんな風に「余白」をつくっていくのか。

珈琲淹れたりとか、このブログもそうだし。
買いものの行き帰りで、新しい道を通ってみる、とか。

と言いつつ、今週は全然珈琲淹れていない。
自分ひとりだと、ついつい億劫になってしまいますね。



改めて、引っ越しの前後にはたくさんの方々にお世話になりました。
ありがとうございました。

お祝いしてもらったり、お手伝いをしてもらったり。
特に、引っ越し作業はぼくたちだけでは絶対にできなかった。
感謝してもしきれないです。


ふらっとハウスでは、「行ってらっしゃい」の会を開いてもらって。
(引っ越しの一週間前でした)

念願、と言っていいのかな、ぼくは「珈琲のふるまい」というのをやってみたくて。
案の定バタバタではあったけれど、「ふるまい珈琲」をさせてもらいました。

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「おやつもち寄り」だったこともあって、お菓子もたくさんいただきました☆

大好きなあかね軒の和菓子と珈琲の組み合わせ、当分なかなか味わえないだろうし、ありがたかったな。


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手づくりお菓子もいただきました、これもすごく嬉しかった。

後日、いただいたお菓子で珈琲タイムをしたり。
(ゆうちゃん、まなみちゃん、ありがと~♪)


引っ越し作業を手伝ってくれた友人に、「二人はお茶ばっかりしてる」と言われたりしながら(笑)

でも、やっぱり滋賀を離れたくない氣もちもあったし。
名残惜しさをまぎらわせないとやってられなかったところもあって。

だからこそ、寂しいけどと言いつつ前途を祝ってくれる言葉は、心の支えでした。

そうそう、ふらっとハウスでは写真も撮ってもらって。
みんなと撮ったものを本にして、プレゼントしてくれたのです。

えりんぎちゃん、りんちゃん、ありがと~♪
(本は、ウチに遊びに来てくれたら見れます)


他にも、向町カフェでのウクレレのこと。
STILLROOMでのウクレレサロンと、その後の集まりのこと。
引っ越し作業と当日の引っ越しのこと。

引っ越ししてからは、ハクハク茶小屋での「よみごもり」のこと。
引っ越しをしてすぐのタイミングで、やっちゃんちかちゃんが来てくれたこと。

それぞれ、また改めて書きたいと思っています。

そうそう、覚え書きついでに。
一年前のバスツアーに参加したことも書きたいと思っています。
忘れていたわけじゃないんだけど、ずるずると一年が経ってしまった~。

「雑想/ひとりごと」もいろいろ書きたいことが溜まっています。


これもまた改めてですが、読んでくださっていつもありがとうございます。

今日のところはこの辺で。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

日曜日、植物公園へ。


「2月は逃げる」というけれど、やっぱり早いですね。
焦るわけではないのですが、引っ越しの片付けがなかなか終わりません。


さて、先週末のこと。
メイコが土日ともいないし、せっかくなので子どもたちとお出かけしてきました。

フリーペーパーを見ていたら、宇治植物公園でやっている特別展に目が留まって。
植物公園もおもしろそうだし、調べてみるとそんなに遠くない。

そんなわけで、「カカオとチョコレートとちょっとコーヒー展」に行ってきました。



最寄りの駅まで自転車、近鉄京都線大久保駅下車。
バスに乗って、無事宇治植物公園に到着☆

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ポスターはちょっとゆるいですが(笑)
実は案外、キライじゃないかも。


チケットを買って、中へ。
「緑の館」という建物で、1階(入り口は2階)のスペースに展示がありました。

ですが、まずは温室へ。
「緑の休憩所」という名称。

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入ってすぐ、これはいいところに来たな~、と思いました。
子ども上2人も、早速興奮状態。

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植物がでかかったり、派手だったり。
名前は馴染みがあるけど、実物は初めて見るものも多く。


ところが、一番下はニガテだったみたい。
暑いから?湿気?植物が怖い?
理由はいろいろあるのかもしれませんが。

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何やら文句は言いつつも、一応付いて来てくれます。
そのうち、ちょっとは氣がまぎれたのか、いろいろ指差したりして。

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とにかく、氣になるものだらけなのです。
3人とも、「おとう!おとう!」「これ見て!」と言ってくる。

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いや、もう少しゆっくり見させてくれ~(笑)
まあ、氣もちはわかりますけどね。

ゴムノキがあったり、アブラヤシ(パームヤシ)があったり。
でもほとんどが、ぼくの知らない植物でした。

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詳しい人と行ったら、もっと楽しいかもしれません。

でも、ぼくでも知っているようなポピュラーなものもたくさんあります。

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食虫植物、ウツボカズラ
(あ、種名までちゃんと確認してこなかった)


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これは今調べたら、カリアンドラというマメ科の植物らしいです。


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カカオの木もありました。
正式な和名は、カカオノキ、だそうです。


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バナナの花、ちょっと遠いところからでしたが、見れました。
正直、ちょっと怖いですね…。


もうちょっと見たかったのですが、末っ子が限界。
温室から外に出ると、余計に寒さを感じます。


外にもいろいろなエリアがあるのですが。
この時期はやはり、どこもちょっと寂しい。

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花の広場でおむすびを食べて、ぐるっと一回りしてから緑の館に戻りました。



この日は、午後からのワークショップが二つあったのです。

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ひとつは、「焙煎コーヒーでちょっとひといき」。
その場でコーヒー焙煎をして、いろいろな国の豆を飲み比べできる、というもの。

そう、参加者は飲むだけ、の簡単なお仕事です(笑)

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意外にも、と言ったら失礼かもですが、4種類も用意されていました。

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個人的には、エクアドルが一番好み、だったかな。

子どもたちはコーヒーは飲めないし、4種類出てくるまで時間もかかるので。
その間に、もうひとつの「カカオ豆のすりつぶし体験」をさせてもらいました。

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発酵させて、ローストしたカカオ豆を一粒、もらいます。

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まずは、皮を取り除いていきます。

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カカオの皮は、お茶にしたりするんですよ~と説明を受けました。
そういえば以前、Dari Kの「カカオティー」を飲んだことがあったなぁ。


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皮をむくと、こんな感じ。
一粒なので、あっという間。

最近のBean to Barでは、皮むきを手作業でやることも多いみたいですね。
そして、それはなかなかの手間がかかると聞いたことがあります。


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あとはひたすらすりつぶす作業。
一粒分なので、これまたそんなに大変ではなく。

最後は少し湯煎をしながら、練っていきます。

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今回はチョコレートをつくるわけではないので、これで終了。

みんなで味見してみました。
甘みを加えていないから、もちろん苦い。

下2人は渋い顔して、「もういらない」。

長男と二人で、きれいに食べました。
苦さばかりではなく、ほんのり甘みも感じるし、やはり香りがとてもいいですね。


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長男はとても楽しかったらしく、展示に戻って熱心にメモを取ったりしていました。
実際に工程を経験して、より理解が深まったのがよかったみたい。


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カカオマスやカカオニブの違い、名前の由来、ココアの製法などなど。
ぼくも改めて、カカオとコーヒーのことを知れて、とてもよかった。

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展示には、アグロフォレストリーのことやフェアトレードのこともありました。

こういうことを企業がアピールするようになってきたというのは、いい傾向なんじゃないかと思います。

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ちなみに、この後もう一度温室に行きたかったのですが。
ちょっと入っただけで、末っ子が抗議。

最後は緑の館のライブラリーで本を少し見てから、宇治植物公園を後にしました。

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写真を撮っていいか、確認するのを忘れていたので。
事後報告でしたが、受付で聞いてみると「もちろんOK」とのこと。
(撮影禁止の札等はなかったので、大丈夫だろうとは思っていました)

対応もフレンドリーだったし、ますます好印象。



余談ですが。

帰りはバスを使わず、大久保駅まで歩きました。
行きのバスでは氣付かなかったのですが、植物公園は結構な高台にあるのですね。

帰りはほとんどずっと下り坂。
途中、尖山(とんがりやま)というかわいい住所&バス停もあったりして。


宇治植物公園まで、もしかしたら自転車でも行けるか?と思っていたのですが。
あの坂をのぼるのは、さすがにしんどいかも。

行き方は今回と同じように、公共交通を利用するとして。
また春になったら、行ってみたいなと思っています。

宇治市植物公園(公式ホームページ)



                    せれんでぃっぽ☆とむやん

人生で一番嬉しいバレンタインデー。

今週のお題「わたしとバレンタインデー」



Instagramには書いていたのですが。
本当は昨日(2019.2.13)、ブログで珈琲ネタを書くつもりだったのです。

ところが、午後から急に寒氣がして。
おかげさまで、しっかり寝たので何とか体調は崩さずにすみました。

そんなわけで、そっちの話はまたの機会に。

今日はお題、「スイート&ビターな日」ということで。



2月14日、Valentine's Day。

昔からほとんど縁のない日でした、もらう側としては。
フェアトレードチョコレートを売ったりしていたので、そういう意味では深い縁はありましたけど。

チョコレートから思うこと。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑以前、こんなことも書いたなぁ)


そして、京田辺に引っ越してきて、今日で2週間。
(住みはじめは1月31日の夕方)

メイコは早速仕事がはじまっているし、何かと忙しい毎日なので。
まあ、バレンタインデーなんてすっかり忘れているだろう、と思っていました。


そもそも、日本式のバレンタインデーってあまり好きじゃなくて。
チョコレートはまあいいとしても、女性から男性へ、じゃなくてもいいだろうと。

個人的に、「ホワイトデー」もまた、あまり好きじゃないし。

もっとも最近は、女性から女性、つまりいわゆる「友チョコ」がすっかりポピュラーなのかな。
男性はすっかり蚊帳の外、だなぁ。



本当なら、花でも買って帰れたらよかったのですけど。
前から氣になっていたケーキ屋さんがあって、買ってみるいい口実かなとも思って。

パティスリーアーブル(patisserie arbre)というお店。
買いものついでに、寄ってみました。

チョコレート系も氣になったけど、自分がこれ!と思ったものにしちゃいました。
ティラミスとベイクドチーズケーキ

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甘いものに結構厳しい舌をもつメイコも、これは美味しいと太鼓判。
特にチーズケーキは氣にいった様子。

確かにしっかり甘いのだけど、バランスがいい。
(メイコはどちらかというと、「甘いもの好き」ではないのです)

仕事終わりの遅い時間の珈琲タイムだったから、余計に美味しく感じられたのかもしれませんが。

近くの別のケーキ屋さんもかなり美味しかったし、やはり京都はレベルが高いのかもしれません。



で、メイコからもプレゼントがありました。

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My Honeyのハニーショコラ。
蜂蜜とココア、ぬちまーすだけのこだわりのチョコペースト。

パンにつけて、ちょこっと食べたのですが、これはやみつきになる味。
なので、大事に食べたいところ。

ちなみに、隣にあるのはルバーブのコンフィチュール。
引っ越しに際して、いろいろといただいたもののひとつ。



ここまででも、かなり嬉しいバレンタインデー、なのですが。
実はもうひとつ、シークレットがあって。

なんと、栗東でお世話になった方からのプレゼントがありました☆

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引っ越しをする前に、メイコが受け取っていて、今日まで秘密にしていてくれて。

いや、ほんとにビックリ、とにかく嬉しい。


ただでさえいろいろとお世話になったのに、こんなサプライズまで。
どんなお礼をしたらいいか、考えてみたいと思います。

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もしかしたら、人生で一番嬉しいバレンタインデー、一番嬉しいチョコレートかも。
これも大事に大事に、食べたいと思います。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

自分がまず楽しむ、ということ。


今回は、お題。
(締め切りが1月30日なので、ちょっと焦って)

「チームワーク」を語ってください、ということで。



一番に思い付いたのは、「ハニカム出版」のこと。

マルシェが本になりました。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


一年半ほど前、『満月マルシェのつくりかた』という本ができました。

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本なんてつくったこともない友人たちと、出版チームを結成して。
2017年9月6日の満月マルシェに発売。

顔合わせをしたのが、その年の5月。
ちゃたくんとは、その前から構想や計画を練ったりしていたけど。
チームとしてはそこがスタートだったんじゃないかな。

それからはイベントをしたり、バッグをつくったり、さまざまなところで出店したり。
トレモロピクニックという新たなマルシェにも関わらせてもらったなぁ。
都ファーマーズマーケットでお話させてもらったり。



ただやはり、チームというのはなかなかむずかしいものですね。
特に、ぼくはいわゆる「協調性がない」方なので。

実際、何度か「もう関わらない」と宣言したりもしているんです…。

でも、いいものをつくろうと思うと、どうしてもぶつかる部分が出てくる。

ぼくは距離の取り方というか、その辺が本当にヘタだったなぁと思います。
今なら、もうちょっとうまくやれるのかな、と思ったりもしますが。


振り返ってみると、メンバーはみんな「つくる側」だったんだなぁ、って。
自分はどちらかというと、「売る側」のスタンスだったんですね。

「売る」というと語弊があるのかな、「広めたい」という感じ。
要はプロデューサーの役割がしたかったんだと思います。

そこに自分で氣付いていなかった。
氣付いていたらうまくできていたのか、もちろんそうとは言えないけれど。

ぼくは逆に、うまくいかないのは何でだろう?って考えていて。
どうやら、プロデューサー的なことをしようとして、意見や方向性がぶつかっただけでめげてしまった、ということだったんだな、と。


例えば、スタジオジブリ鈴木敏夫さんの鼎談記事に、「決闘こそがプロデュースの根っこにある」というのがあって。
「間」が大事だと、やはり距離感のことも語られています。


井上陽水のアルバム『氷の世界』のプロデューサー、多賀英典さんもたぶんそう。
第一弾シングルのA面を、多賀さんは周囲の反対を押し切って『心もよう』を選んだのです。

『帰れない二人』はいい曲だし、それはそれでヒットしたのかもしれません。
けれど、結果としては『心もよう』だったからこそ、『氷の世界』は日本初のミリオンセールスになった、と言っていいでしょう。

そのときの心境を、「オレだけ孤立するわけだよね」「自分に重荷があって、制作をやめたい」と思っていた、と。
ドキュメンタリー番組の動画を見ながら、わかるなぁって勝手にシンパシーを感じてしまいました(笑)



もしかすると、満月マルシェの広がり方がそうであるように、プロデュース的なことなんて考えない方がよかったのかもしれません。
これを書きながら、そんなことを思ったりもしました。

『満月マルシェのつくりかた』も、そういう内容なのだし。

とは言っても、やっぱり自分なりのやり方でしかできない、とも思うし。


それで、話はいきなり結論的なことに飛ぶんですけど。

たまたまつい最近、友人とメッセージのやり取りをしていて。
彼女がその日の体験を、「自分がまず楽しむって大事」と総括したんです。

ぼくは、それって実は「最高の氣遣い」なんじゃないか、と返しました。
どういうことかというと。

前提として相手も同じことを考えている、とします。
お互いに、「相手は楽しめているだろうか?」だけだと、想いがループしたまま。

それをどちらかが、「私は楽しめている」としたら、相手だって嬉しいですよね?
そうすると、相手もまた「私は楽しめているだろうか?」と考える。

極論的に言うと、自分がまず楽しむのはひとつの礼儀、じゃないかと。

言うまでもなく、「自分さえ楽しければいい」とは真逆のマインドですよ。

〈メンドウ〉をおもしろがる。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑前々回に書いたことと合わせて考えると、またおもしろいのかも)


だいぶ遠回りしましたけど。
チームワークもまた、各々が「自分がまず楽しむこと」、そこから始まるんでしょう。

なんだ、自分がまず『満月マルシェのつくりかた』を読み返さなきゃだな。
実は引っ越し作業中で、今見当たらないのですが(笑)


1月と2月と、満月の日にちょっとしたキャンペーンをした(しよう)という話は、また今度改めて。

ぼくが滋賀を離れてしまうので、結果的にハニカム出版からも少し遠くなってしまうのですが。
でもだからこそ、この距離感(物理的にも精神的にも)がかえっていい効果をもたらすかもしれないと、ちょっと期待していたりもして。



「チームワーク」というと、「一致団結!」みたいなイメージなのかな。
今ならもっと、新しい「チームワーク」の形を提案できるかもしれない。

ぼくが今興味あるのは、「行き当たりばったり」。
鈴木敏夫さんの鼎談にもそんな話が出てきたり、先日友人がfbでシェアしていた記事がまさにそういう話だったり。

行き当たりばったりで年商2億円の経営者が語る、「自分の好きなことで生きない選択肢」|ALL YOURS木村のよりみち見聞録×白水高広 #002 | NEUT Magazine


その辺はまだ消化できていないので、また改めて。

チームについても、これから実践的にいろいろ考えてみたいと思います。
今日のところは、この辺で。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

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Timing is Money


前回の記事を投稿するとき、「今月はなかなか書けそうにない」とつぶやいたのに。
早速、また書いています(笑)

「書きたい」がいつの間にか「書かなきゃ」になっていると、しんどくなるもの。
だから、「書けないかも」と思った方が、案外楽に書けたりしますね。

まあ、それはともかく。


昨日(2019.1.12)は、妻と京田辺市に行ってきました。
ぼくは、初☆京田辺



降り立ったのは、新田辺駅
駅を出てすぐ目の前に、一休さんがいました。

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なぜ、そんな高いところにおわすのか。
(写真はズームで撮っています)


ぼくは知らなかったのですが、京田辺には一休禅師ゆかりのお寺があるのですね。
帰ってきて調べたら、「一休とんちロード」というのもあるらしい。

一休とんちロードを整備 | 京田辺市ホームページ




さて、引っ越ししてからのこと、まだまだ不確定な要素がたくさんあるのですが。
ひとまず、移り住む家が決定しました。


最寄りの駅は、三山木駅
JRと近鉄の駅があります。

新しい家の周辺は、いい意味で田舎な感じ、いいところだなぁと。


同志社大学京田辺キャンパスが、すぐ近くにあります。
お昼は、その中のカフェレストラン「Hamac de Paradis Latte(アマーク・ド・パラディ・ラッテ)へ行ってみました。

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京田辺というところは、もちろん知ってはいましたが。
まさか自分がそこに住むことになるとは、思ってもみませんでした。

けれど、やはりそういう「タイミング」なんだな、と感じました。

Time is Moneyならぬ、Timing is Money。
もしくは、Timing is Everything。


今までにも、何度か「タイミング」については書いてきています。

あなたがいたくないところに、いることはできない。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

最近(と言っても半年前)だと、こんな記事。

この中で紹介した本の著者であり、ビートルズのレコーディングエンジニアを務めたジェク・エメリックさん、昨年の10月に亡くなりましたね。
自分としては、いいタイミングで読んだんだなぁと、しみじみ思いました。


神さまの時間調整。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

このときは、「タイミングは神さまの采配」というようなことを書きました。


偶然の一致。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

「偶然は偶然じゃない」、こういうことも何度も書いていますね。


今また、「タイミング」について読み返したり、考えてみています。

「タイミング」って、「合わせようとする」というよりも。
「合った」という事実から入る、というのかな。


ぼくはまだ、シュタイナー教育については聞きかじった程度にしか知りませんが。
おもしろいなと思ったのは、たぶん「タイミング」の考え方、なのかな。

例えば、「出合わせるタイミング」とか、そのときの「出合わせ方」とか。
そこがすごく絶妙なんですよね。


一般的には、「いつ出合わせよう」というか、極端に言うと「早ければ早いほどいい」という感じ。

でも、シュタイナー教育では「いかに出合わせないでおくか」ってこともすごく重要。
ぼくは、そんな風に感じました。


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帰りに、同志社前駅から興戸駅へと歩く途中、見えた空。


ほんのちょっと「タイミング」がずれたら、出合わなかっただろうなってこと。
この数年、そんなことがいっぱいあったから。

このブログも、このタイミングで書きたかった。
書けないでいる記事も、それはそれで仕方ないんでしょう、きっと。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

〈メンドウ〉をおもしろがる。


今月は引っ越し準備やらなんやらで、やっぱりバタバタしそう。
書きたいことはたくさんあるけど。

今日(2019.1.11)はさらっと、メモ程度に。



何の為に生きるのか。
アンパンマンの歌みたい、ですけどね。

なぜ「身体」をもって生まれてくるのか。
そして、なぜわざわざ不自由な状況で、人生を送るのか。


あんまり、意味とか考えなくていい、とも思ったりもしつつ。

〈メンドウ〉なことって、実はそれを考える上でとても重要なんじゃないか。
そんなことを思ったので、書き残しておきたくて。



人と揉めたり批判されたり、人間関係ってわずらわしいことが多いけれど。
でも、結局「どこにフォーカスするのか」、なんでしょうね。

自分もすごく〈メンドウ〉なニンゲンだな、って自覚しているつもり。
ただ、そういう〈メンドウ〉な人ほど、おもしろいと思っていたりもする。

まあ、〈メンドウ〉にも種類があって、関わらなくていいものもあるのかも。
ここで言いたいのは、何でも「〈メンドウ〉だ」で済ませてしまうと、人生がつまらなくなる。

だって、言ってみれば「人生なんて〈メンドウ〉なことだらけ」だもの。


スポーツやゲームだってそう、〈メンドウ〉なときほどおもしろがれるかどうか。

大概「イヤだな~」って思っちゃうし、それがダメってことじゃなくて。
ゲームで例えるなら、「Normalモード」終えて、「Hardモード」に挑戦するように。

体験する、体感する。
ときには痛みを怖れず、行動する。

岡本太郎的に言えば、〈メンドウ〉な道にこそ挑む、みたいな。



と、ここまで書いてみて、調べてみた。
〈メンドウ〉と、わざとカタカナで書いてみたけど、「面倒」の語源は?

「ほめる」や「感心する」という意味の「めでる」から、という説と。
モノをもらったときに言う感謝の言葉「めったい」などから、という説と。

いずれにしても、感謝を表す言葉から、だそうです。
意外。

語源を知ると、ますます〈メンドウ〉が人生のカギなのかな、って思っちゃう。

「ままならぬ」を楽しむ。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

最近では、こんな記事も書きましたが。

〈普通〉の人。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

以前書いた〈普通〉についても、合わせて考えてみたいところ。


〈メンドウ〉なことを一緒に楽しめる人がいたら、それってやっぱり幸せなこと。
思えば、結婚だったり家庭だったり、チームってそういうことなのかもしれない。

今年はさらに、〈メンドウ〉をおもしろがってみたい。
改めて、そう思ったところです。

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(↑年始に行った科学博物館で撮ったもの、ちょっと幻想的でおもしろかったので)


                    せれんでぃっぽ☆とむやん