とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

クリスマスの、映画と絵本と、音楽と。


今日は12月28日、クリスマス当日は過ぎてしまったけど。
今回書くのは、クリスマスのこと。

クリスマスとか、イベントものに“乗せられてる”感は好きじゃないし、ぼくはクリスチャンでもないのだけど。

先日はクリスチャンの友人のクリスマスパーティーにお呼ばれして、アットホームでほんわかとした時間を楽しんだり。
実はクリスマスの雰囲氣だったり、クリスマステーマのグッズとかクリスマスソングとかは、案外好きだったりする。


ん〜、それって乗せられてるってことじゃないの…?とは思いつつも。
自分の中では、一応何となく線引きはあるわけで。

その上で、楽しめることは楽しもうと、普段からそういうスタンスのつもりではいる。


別に、誰かに言い訳するような、そんなことでもないんだけどね。
浮かれてる感じに捉えられるのはちょっとシャクだから、ということで。

何はともあれ、前置きはこれくらいにして。


クリスマス関連の、映画と絵本、音楽のこと。
2015年にはどんなのをチェックしてたかなって、記録しておきたくなったので。
もしかしたら、誰かの何かの役に立つかも?



というわけで、まずは映画から。
あまり有名じゃないけど、『セレンディピティ』という映画。
 

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彼氏彼女、それぞれ相手のいる二人が、クリスマスのプレゼント選びで同じカシミアの手袋を取ろうとしたことから、物語は始まる。
って、ベタだよね、でもベタな恋愛ものって結構好き。

それにこの映画で、“セレンディピティ”って言葉を知ったんだったか、再認識したんだったか。

Serendipity」とは、イギリスの作家による造語で、思いがけない幸運を手にする能力のこと。
科学者が実験を失敗して、でもその結果思わぬ新発見があったり、そんなときによく使われる言葉。

偶然を偶然で終わらせないというか、かと言ってこの映画のヒロインみたいに、運命とかサインとか、それに振り回されてしまうのとも違う。

ちなみに、主演のケイト・ベッキンセールも好きだけど、ジョン・キューザックが結構好き。
脇を固める俳優陣も好きなタイプが多くて、その辺も自分としてはポイントが高い。

まあ、氣軽に楽しめばいいような、デート映画向きの作品かな。



さて、次は絵本。

三つあって、まずは『モミの手紙』。
 
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クリスマスイブ、子どもたちが寝る前に読んで聞かせてみた。
表紙もいいけど、中表紙(って言うのかな?)がステキ。

原題は『CHRISTMAS TREES』。
クリスマスにふさわしいシンプルな物語、という氣がする。



二冊目は、『ルララとトーララ クリスマスのプレゼント』。
図書館のクリスマスコーナーにあった絵本、絵に惹かれてパラパラと見てみた。

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あったかい、ふかふかのセーターがほしい、うさぎのルララとトーララ。
読んでてあったかくなるような、ステキなお話。



三冊目はイチオシ、『ペチューニアのクリスマス』。

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最近になってペチューニアを知って、何冊か読んだけれど。
これもまた、期待以上でした♪
ペチューニアの魅力に、もうすっかりやられてます☆



最後は音楽。

クリスマスの曲だったら、やっぱりJohn Lennonの『Happy Xmas (War Is Over)』。
クリスマスがどういうものであれ、これこそクリスマスに必要な要素だと思う。

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やっぱり、ジョンとヨーコはすごいなぁ。
この曲はリリース当時1971年。
アメリカでチャートインしなかったというのは驚きだけど。
(12月1日では、クリスマスには早過ぎたというのだから、それもまたビックリ!)

それから40年以上経っても、全然色褪せることなく、むしろメッセージは今でも輝きを増している。
まあ、それはそれで残念なことではあるのかもしれない。
本当に「戦争は終わった」と、みんなで歌う、そんなクリスマスにしていきたい。

余談だけど、クリスマスイブのたまてばやしナイトでも、この曲をウクレレ弾き語りしました。



クリスマスアルバムについては、実はいくつか考えていたんだけど。
実家で聴いて、やっぱりこれにしよう、と。

Barry Manilowの『Because It's Christmas』というアルバム。

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バリー・マニロウは、日本ではあまり知られていないけど。
コパカバーナ』の人、と言えば「あぁ」って声がたまに返ってくる、そのくらい。

母がなぜか、バリー・マニロウの大ファンで、ぼくもそれで初めて知った。
歌声も曲も、とにかくいい。

このクリスマスアルバムは、動画版?もあって、それが特に好きでした。
当時、高校生くらいだったかな、何度も繰り返し観てた覚えがある。

『The Christmas Song』という有名なクリスマスソングがありますが、と言いつつぼくはこのアルバムで初めて知ったんだけど。
このオープニングで、リラックスした雰囲気で歌い始めるバリー。
ところが、静かに聴き入る観客に、「あれ?何の反応もないの?」って感じで、笑いを取ります。
すかさず、「これ、好きな曲だわぁ、とか言っていいんだよ」、って。
(あまり英語はわからないので、なんとなくニュアンスですが…)

音楽だけじゃなく、エンターテイメントとしてもすばらしい『The Christmas Song』。
エクスポゼとの共演、『Jingle Bells』も心躍る。

最後はお客さんが帰った後、バリーは片付けをする女性店員に話しかけながら、ピアノの弾き語りでしっとりと終わる、んじゃなかったかな。
最後まで凝った演出、でもこれもまたステキなクリスマス&年末って感じ。



たとえクリスチャンでなくても、クリスマスが本来どういうものであっても。

たとえば、自分は新暦よりも旧暦でお祝いしたいと思ってるけど、それでもクリスマスや新暦の年末年始は、大切に過ごしたいなと思わせてもらえる時期。


ちょっと欲張り過ぎて、今回はだいぶ長くなってしまったかな。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます☆

みなさまも、ステキな年末年始を♡


                    せれんでぃっぽ☆とむやん