とむやんの氣まぐれ雑想記

“探幸王”を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

アップグレード。

昨年のこと(2015.11.21)、彦根に行った夜に、久々に熱が出た。

彦根のウモレボン市に行って、とっても楽しかったのだけど。
栗東周辺から比べると、彦根方面はわずかに気温が低い気がする。
特に今季はあまり寒くなかったから、身体の「冬のスイッチ」が入ってしまったんじゃないかなぁ。

f:id:serendippo:20160207025306j:image


その翌日(2015.11.22)にiPadが、なぜか勝手に再起動をしてしまう、そんなことが二度あったので。
iOSを9.1に、バージョンアップしてみた。

不具合は大丈夫かな?としばらく様子見してたわけだけど、問題なくいい感じ♪

アップグレード中、リンゴのロゴを見ながらふと思う。
季節の変わり目、熱を出して身体が切り替わる、それもまたアップグレードだと。
いや、それはなんとなく前から感じてたこと、正確には「アップグレード」の捉え方が自分の中で変わったということか。

f:id:serendippo:20160207025438j:image

春と秋にはいつも決まって体調を崩して、でもその後は暑さ寒さにも慣れてくる。
ケモノの換毛みたいに見た目も変わればわかりやすいのかもしれないけれど、結局起きている現象は同じなんだろう。

そうやって、見えない夏毛と冬毛の時期を、季節が巡る度に繰り返す。

今回の「冬のスイッチ」も、冬毛へのスイッチングだったんだろうと思う。
熱を出しながら、身体の組織がマイナーチェンジをしていく。
そして、おかげさまで今回は、その切り替えは比較的すんなり一晩で終わった。
そのスイッチングがうまくいかないと、こじれて何日か苦しんだりすることもよくあるけれど…
(と、この時点では思ってたのに、12月にずるずると調子崩したりもしたな…)


アップグレードなんて言うと、ちょっと大袈裟に捉えていたところがあったかもしれない。
グレードには、「等級」って意味もある。
だから、バージョンアップというのは「一足飛びに進歩する」というような、そんなイメージをもっていた。

たとえば、アップグレードは、ランクアップとは違う。
rankとは列とか横並びを意味しているので、相対的な評価、という感覚が強いように思う。

gradeの語源は、ラテン語の〈gradus〉で、「歩む」という意味。
進歩を意味するprogressのgressも同じ語源で、pro-gressは「前」に「歩む」ということになる。
そうか、漢字の「進歩」だってよくよく見てみれば、「歩を進める」って、それだけじゃないか。

〈gradus〉には、「階段」という意味もあるらしく、段を一歩一歩登るというような、そんなイメージだろうか。
一歩一歩着実に、そう捉えるなら、アップグレードというのは案外地道なことなんだな、と思えてくる。

アップグレードしたことで、今までなかった不具合が起こったりもする。
それをまた一歩一歩改善していく、マイナーバージョンアップをしていく。

身体も心も、そうやってアップグレードされていく、もしくはそういう知識が受け継がれたりもするだろう。

自分というものを、または今日という日を、何かと比較して優劣を感じる必要はない。
そんなことをしなくても、いつだって迎える朝は新しい、そして自分というものも、そうなのかもしれない。

ニュアンスとしてはちょっとした違いだし、うまく説明できてないところもあるけれど。

アップグレードへの認識がほんの少し変わっただけで、不思議と氣もちが楽になった。
そう、それはまさにマイナーバージョンアップした、そんな感じだった。


                                                                     せれんでぃっぽ☆とむやん