とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

Slow Walker


この夏の選挙の前後あたりで、ある曲を書いた。

以前書いた『まつろわぬもの』の続編的なもの。
7月には、三井寺のオーガニックマーケットで歌わせてもらったりもした。
(↓『まつろわぬもの』については、こちらの記事)

歌ができました♪ - とむやんの氣まぐれ雑想記



『Slow Walker』というのは。

映画『スター・ウォーズ』の「Skywalker」という名前のイメージと。
エリック・クラプトンの異名「Slow Hand」(由来は諸説あるらしい)から思い付いて、だいぶ昔にあるサイトでの自分のニックネームとして使っていたことがある。

今回調べてたら、エイブラハム・リンカーンの言葉に、こんなものがあるらしい。
「I'm a slow walker, but I never walk back」

別に、これを否定するつもりはないんだけどね。
ぼくとしては、後ろを振り向こうが引き下がろうが、いいんじゃないかって。

だからましてや、ただ「この道を強く真っ直ぐ」というような勇ましい感じは、違和感どころか拒否反応が出てしまう。
鼓舞したい/されたい氣もちもわからないではないけど、やっぱり自分はマイペースがいいんだな。

そんなことを考えながら書いた歌詞に、今回はすぐに曲も浮かんだ。


とか言いつつ、実はぼくは結構せっかちだから。
実際には、スタスタと歩いてしまう方だったりする。

つまり「Slow Walker」というのは自分へのある種の「牽制球」なのかもしれない。


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そんな「Slow Walker」を、友人のちゃたくんが氣に入ってくれて。

「出店ユニット名にしよう」と誘ってくれた話が、昨日書いたこと。
その帰りの車で、「ゆっくり歩く」ということについて、あれこれ喋った。

今、もう「スピードを誇る時代は終わった」と思う、ぼくの主観では。
それだけではなく、言ってみれば車線変更というか、もちろんそれは追い越し車線ではなくて。
何か、レイヤーの違う、新しい境地へと転換する時期だとぼくは勝手に思っている。
そのとき、速度を落とすというのは、ごく自然なこと。

もっと言えば、その先、速度という概念も超えられるかもしれない。
ちゃんとした理屈はわからないけど、瞬間移動のような。

とまあ、ここまで来ると、何のこっちゃ?と思うでしょうが。


では最後に、歌詞を載せておきます。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん


Slow Walker


遠回りをしてみてもいい
立ち止まったり 振り向いたり
迷うことは 誰だってあるさ
それが 人生だろ?

勇ましさなんて 求めたり
我慢ばっかり しすぎるのは
時代遅れだし ほっといてさ
そして いち抜けよう

強がりは 臆病の裏返し
隠すどころか さらけ出すから
ややこしいよね

ぼくは のんびりと行くよ
だから お先にどうぞ
そんな がんばらなくていい
ぼくは自由 気ままな
スロウ ウォーカー

大空に夢を 飛ばしても
すぐにがっかり 落ちこんだり
それでもまた 胸張って挑む
それも 自分らしさ

大人へと 成長できないまま
背伸びするのは うまくなるから
かわいそうだとは 思うけど

一日の終わりに 明日のこと悩むより
もっと他の 願いごとをしよう

ぼくは のんびりと行くよ
どうか 急かさないでね
そうさ がんばらなくていい
そんな未来を目指す

ぼくは のんびりと行くよ
だから お先にどうぞ
そんな がんばらなくて
もういいよね?
ぼくは自由 気ままな
スロウ ウォーカー
スロウ ウォーカー Yeah

いつか 君の手を取り 歩こうか?