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とむやんの氣まぐれ雑想記

“探幸王”を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

あたらしいかたち。


一昨日(2017.1.8)、無事に滋賀に帰ってきました。
今回の帰省はいつもに比べたらちょっと短めだったけれど、嬉しいことばかりでした。

実家の喫茶店でのブックカフェイベント【ABC】と、その後の友人たちとの新年会、この日もかなりすごい一日で、機会があったら書こうと思います。


今日書くのは、その翌日(2017.1.7)に行った銀座でのこと。


と、その前に。
ぼくたちが滋賀に移住する前は、ギャラリーなどにもよく行っていた。
長男が生まれてからは、そういう機会も減ったけれど、お氣に入りの場所には子連れでよく行ったりした。

そんな中で一番のお氣に入り、と言っていいと思う、目黒のギャラリーが大好きで。
恵比寿駅からガーデンプレイスを抜けてさらに歩くと、第三世界ショップの直営店があって、すぐ手前にそのギャラリーがあった。

「hotsumi GALLERY」は、こじんまりとしたスペースだったけれど、ぼくたちには都会の真ん中のオアシスのように感じていたかもしれない。

hotsumi GALLERY


残念ながら、2011年の2月にギャラリーは閉店、ぼくたちもその半年後に滋賀へ移住したので、オーナーのほつみさんともお会いする機会がなくなってしまった。

実はほつみさんはその後、「場をもって発信する形から、場をつくって発信する形に活動形態を変更」されていた。
「場所や用途に合わせたアートコーディネイト、イベントの企画を通して作品と新たなお客さまとの出会いの場をつくる」、そんなお仕事をされているという。
(「」内はブログからの引用)

そして数年後、銀座の教文館という老舗書店内のギャラリーで偶然、再会する。


そして、先日のこと。

妻と二人で月光荘という画材屋さんに行ったのだけど、お休みで。
行く予定にしていなかった教文館に行ってみることにした。

それはもう引き寄せられた、としか思えない。
なんとちょうどその日から、ほつみさん企画の帽子展が開催されていて、ほつみさんにも作家さんにもお会いすることができた。
しかも嬉しいことに、ほつみさんはぼくたちを憶えていてくださった。

「アートのもつ力、素晴らしさをより多くの方に伝える出会いの場をつくりたい」。
ギャラリーという場所をもたない形態での活動をしている人は、ぼくが知らないだけでもっとたくさんいるのかもしれない。
いずれにしても、ほつみさんのあり方は「あたらしいかたち」としての可能性を感じた。
そして何より、元々とてもステキな方だけれど、ますます生き生きと輝いていらしたのが印象的だった。



今回銀座に行く目的のひとつに、森岡書店へ行くことがあった。
前々から行きたいと思っていて、雑誌でこの日からオープンしていることを知って、これは行かなければ、と思った。

ちょっと道に迷いながらも、森岡書店銀座店へ。

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実はここ、世にも珍しい「一冊の本を売る書店」。

この日は沼津の「hal」という雑貨店のオーナー、後藤由紀子さんの『お母さん、旅はじめました』という本と、雑貨が販売されていた。

オーナーの森岡さんと後藤さんのお二人がいらして、少しお話することもできた。
森岡さんの著書『荒野の古本屋』を読んで、ずっと来たいと思っていたとご本人に伝えたり、いただいたという手焼きのおせんべいをいただいたり。
本も買って、サインもいただいた。

後でネットで見た記事によれば、「一冊の本を売る書店」は日本だけでなく世界でも類を見ないらしく、海外からお客さんも来るという。
そして開店一年目から黒字なんだそう。

イデアとして当たった、というよりも、森岡さんの本を売るということへの想いが結実したと言えるんじゃないかな。



ぼくの今年のテーマのひとつが、「常に変わっていく自分」。
そして「人のできることはしない」。

それを掲げたわけでもなく、ほつみさんも森岡さんも、「あたらしいかたち」を生み出している。
それは単に「奇をてらった」わけではなく、だけど「常識」には捉われない柔軟さがある。

もちろん、「人柄のよさ」というのも忘れてはいけない。


奇しくも同日、インスピレーションをかなり刺激してくれる2つの場所と、そこで出逢えた方々との嬉しいひとときは、今年の「原点」になるかもしれない。



                    せれんでぃっぽ☆とむやん