とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

遊びをせんとや


今日(2018.6.10)は長男と、栗東の歴史民俗博物館へ。

「博物館を楽しもう!
 ~人生を豊かにする博物館の活用法 鉄道模型、藤織り、骨格標本~」
という講演会。

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講師のおひとりに、大阪市立自然史博物館、なにわホネホネ団団長の西澤真樹子さんがいらっしゃるということで。
これは是非、長男と一緒に行かねばと思っていました。

西澤さんが監修・解説をされている『ホネホネたんけんたい』。
長男が大好きな本です。

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ちなみにぼくは以前、歴史民俗博物館の旧中島家住宅のかまど再生事業に、「市民コーディネーター」として関わらせていただいたことがあります。

へっついさん。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

(これも結局、かまどのことを書けていないままですが)



講演会の内容、ざっとですがメモしておきます。

栗東歴史民俗博物館市民学芸員の会の活動について」
「鉄道関連資料整理の楽しみ」
「手仕事の伝承~丹後藤織り保存会の活動~」
「なにわホネホネ団の活動~世話役の側から・市民の側から~」
意見交換会

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こんな感じの流れなので、長男は途中で飽きるかな?と思ったのですが。

おもしろかったと言っていました。
藤織りの話は、特に興味深かったみたいで。

ぼくとしても、いろいろ響くものがあって、行ってよかったなと思いました。
そこから少し、自分の感じたことを書いておきます。



意見交換会の中で、市民学芸員の会の方がおっしゃっていたこと。
「〈ボランティア〉という言い方はあまり好きじゃない、ぼくは〈遊び〉だと思ってやっている」
「〈遊び〉だと言うと、不謹慎に思われるかもしれないが、むしろ一所懸命やる」

そうだよなぁ、と改めて深く頷いちゃいました。

〈遊び〉については以前、ちょこっと書いたこともありますが。

「D」の補足。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


この市民学芸員さんは、かまど再生のときにもお世話になった方。
そしてそのときも、どの市民学芸員さんも、本当に楽しんでいたと思います。

すごく実感がこもっていて、すばらしい言葉だと思いました。


なにわホネホネ団(以下ホネ団)の西澤さんも、「ホネ団に来られる方は自分で満足感をつくれる、楽しめる人たち」というようなことをおっしゃっていました。
丹後藤織り保存会会長の井ノ本さんも、「双方向性」だったり、「ライブ感」という話をされていたのが印象的でした。
(ちなみに、井ノ本さんは喋り方もお話も、すごくおもしろかった)

「楽しみ」や「満足感」、「居場所」とかも、自分からつくっていく。
これからますます、そういうスタンスが重要になってくる氣がしています。


ちょっと前に、「司会業お休み」宣言をしましたが。

eclipse - とむやんの氣まぐれ雑想記


別に司会がイヤとか、キライになったわけでも何でもなくて。

でも、今日の講演会を聞いて、「あぁ、〈遊び〉の部分がなくなっていたんだな」と。
基本的には、「おもしろいね、いいね、やろうやろう」というスタンスでいるつもりなのですが。

自分の中で「ちゃんとやらなきゃ感」があると、「報われない感」がハンパない。
まだうまく言葉にできない部分ではあるのですが。


例えば先日の、日野のda-naで開催させてもらった【お産とへいわのじかん】。

いつも自宅アパートなどでやっている〈へいわのじかん〉のスペシャル版、「お産」の話も絡めて。
パートナーシップや対話について、より深く話ができたと思います。

「進行をしなきゃ」とか、「コーディネートしよう」なんて氣負いは全然なく。
元々、パートナーのメイコの付き添い的な立ち位置を意識したので、参加者のひとりとして楽しめました。

結果的には、たぶん結構喋ったし、進行っぽいこともしていましたけど(笑)
でも、最初からいい意味での〈遊び〉になっていた。

それに、こちらが流れを決めて進行したわけじゃなく、その場の雰囲氣での「双方向性」がよかったのだと思います。

【お産とへいわのじかん】については、また改めて振り返りたいなとは思いつつ。



そんな〈双方向性〉が楽しい〈へいわのじかん〉。
今週、また自宅アパートで開催します。

滋賀・栗東/へいわのじかん


今回は「耳を傾けること」をテーマに、楽しくお喋りができたらいいなと思います。
ミヒャエル・エンデの『モモ』などを参考にしたりしつつ。


日時:
6月14日[木]10~12時ごろ
時間ある方はその後、お昼ごはんを一緒に食べましょう。
ごはんと汁物は用意します、一品お持ち寄りください。

場所:
キシダ家(栗東川辺の自宅アパート1F)

参加費:
ハート❤️マネーをお願いします。



〈へいわのじかん〉という形は、今の自分にとっての〈遊び〉にうまく結びついているように思います。
ここでのスタンスは「司会業」じゃないので、だから逆に進行役をやってみたり、聞き役に徹してみたり。
(とは言いつつ、聞き役はまだ修行中な感じですが)

参加者それぞれ、「楽しめてるかな」と必要以上に氣を配ったりして、ヘンに氣疲れしてしまったり。
今日の講演会を聞いていて、そこは各々の自主性にお任せしたり、信頼性が必要なのだと思いました。

そして、その上で〈役割〉を分担していく。
そこも今、自分にとっての大きなテーマなのですが、それはまた別の機会があれば。
今日のところはこの辺にしておきます。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん