今週のお題「2018年に買ってよかったもの」
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11月は特に、書きたいことがたくさんあったのです。
でも結局、書けたのは二日だけ。
10月のことも書けていないことがあるし。
何ならブログってどう書くんだっけ?、そんな感じの今現在。
それはそれでいいのかもしれない、とは思いつつ。
そろそろ書きたくなってきたので、「お題」で感覚を取り戻すことにします。
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そんなわけで、今週のお題は「2018年に買ってよかったもの」。
(下書きのまま日付を跨いでしまったので、正確には「先週の」です)
あります、買ってよかったもの。
つい最近、ですけど。
Instagramでは投稿したのですが、11月にwood kazooを買いました~☆
↑これです。
ウッドカズー、木でできたカズー。
カズー(kazoo)って何?って話ですよね。
カズーは元々アフリカの楽器だそうで。
笛のようなものにフィルムがついていて、ウーとかヴ―と吹くと音がなります。
ぼくがカズーを最初に見たのは、エリック・クラプトンの『unplugged』。
『Sun Francisco Bay Blues』という曲で、クラプトンやバンドの何人かが吹いていて。
(間奏もいいですが、エンディングの雰囲氣がとくに好き)
それがすごく楽しそうで、「これは何だ~?」ってすぐに影響受けました。
音としてはちょっとチープなんですけど、それがまた憎めない感じ、というのか。
最初に買ったのは、アメリカンカズーと言われるもの。
サブマリン型の、ブリキや真鍮でできたもので、価格もかなり手頃。
のちに違うメーカーのものを買って、ここ3~4年はそれを使っていました。
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さて、話は変わって。
10月に『おだやかな革命』という映画を観ました。
映画おだやかな革命|全国劇場でロードショー!自主上映も拡大中!
これは以前から観たいと思っていて、でもなかなかチャンスがなくて。
それが、生活クラブ滋賀の主催で守山にある火まつり交流館で自主上映がある、と。
よし!これなら日程的にも距離的にも行ける。
この映画をどういう経緯で知ったのかは忘れましたが。
それとは別に、岡山県の西粟倉村のことを知って。
そのときだったか、これも別ルートでだったか、mori-no-otoのwood kazooを知って。
ほしいな、買いたいな~とは思っていたんですよね。
ウッドカズーカラーズ | 岡山の楽器とおもちゃ製作 - mori-no-oto
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で、映画なんですが、これが本当によかった。
地味なんですが、じわじわとくるものがあって。
それで、これって映画に出てくる人々や地域が特別なわけじゃない。
もちろんすごいんですよ、でもだからこそ「自分は何ができるか」が問われる。
問いたくなる。
だから、前からほしいと思っていたwood kazooをまずは早急に買ってみよう、と。
そんな簡単なことでも、とにかく半歩でも踏み出してみよう。
まあ、そこまで大袈裟に思ったわけじゃないですけど。
11月末からライブが3つあって、そこで使おうと思い立って。
11月24日のソラノネ庭市はキペルス・パピルスとして。
同じく11月24日の夜、Santai137のイベントではソロで。
そして、12月2日のお菓子なお茶会vol.3でキペルス・パピルスでのライブ。
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このwood kazoo、おかげさまでかなり評判がいいです。
金属のものより優しい音色だし、吹きやすい。
使われている材は西粟倉産のヒノキで、香りがいいし。
このカラーズというシリーズは、キャップが国産牛乳のミルクペイントが使われていたり、見た目もかわいい。
元々、カズーを吹くとみんな興味津々という感じで見てくれていたのですが。
このwood kazooにしてからは、「好奇の目」というより、もっと好意的な感じ。
カズーって、まだまだ可能性を秘めている楽器だと思います。
まだ慣れていないところもあるので、練習して極めていきたいです。
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いずれにしても、心から楽しめるっていいですよね。
最近は「エシカルethical」という言葉も聞かれるようになって。
人や社会、環境に与える影響を考慮しつつ、買いものをする。
それってむずかしいことじゃなくて、本当は〈心地いいこと〉につながっている。
このwood kazooは、ぼくにとってはその象徴的なもの、と言えます。
ぼくは何だかんだで、「フェアトレード商品」と細く長く、関わってきたと思います。
珈琲だったり雑貨だったり。
今年はハクハク茶小屋でフェアトレードのクリスマスツリーを展示させてもらって、これがかなり好評だったり。
最初の頃は、その言葉さえ知られていない状況でした。
今はよく、「フェアトレードって何がいいんですか?」って聞かれたりします。
その商品のよさ、というのも確かにあるのですけど。
結局は、その〈心地よさ〉が大事なんだろうな、と思います。
例えば、オーガニックもそう。
ぼくは食べる側として、「絶対オーガニックじゃなきゃ」とは言わない。
ジャンクなものも好きだし、よく食べるし。
でも、それをつくる側(生産者や環境)が無理したり、後々問題を抱えるとしたら?
そうやってつくられたものが、本当の〈幸せ〉や〈豊かさ〉につながるとは、やっぱり思えない。
これも最近注目されている〈持続可能性〉、そっちにシフトしていけるかどうか。
おだやかに「ひっくり返して」いく。
心から楽しめるって、そういうことなんだろうな。
「誰かを犠牲にして幸せになる」っていうのは、持続可能にはなり得ないでしょう。
その一方で、「誰か」の中には「自分自身」が筆頭にいるってことも重要なこと。
つまり、「自分さえよければ」でも「私はいいから」でもなく。
もちろん、ぼくだって日頃からそんなことばっかり考えているわけじゃないです。
何だか、言葉にするとむずかしくなっちゃうけど。
しなやかにかろやかに、そして楽しめるかどうかが大切。
断捨離と同じですね、それに「ときめく」かどうか。
「あれはダメこれもダメ」っていうのは、どっかで無理が出てくるもの。
だけど、ときめくコトやモノにシフトさせていくことなら、楽しいし誰にでもできる。
手っ取り早く体感するなら、『おだやかな革命』みたいな映画を観たり。
mori-no-otoのwood kazooを買ってみたり。
そう言えば、さっきfbでこんな記事が目に入りました。
(なので、まだ斜め読みですが)
「プラスチックやめたら」売り上げ3倍に──LUSHが「脱プラ」を進める理由 | BUSINESS INSIDER JAPAN
こういうことが主流になってくる時代に、変わってきたんじゃないでしょうか。
〈エシカル〉って、本当の〈幸せ〉や〈豊かさ〉に貪欲になること、なのかも?
ちょっと乱暴な言い方かもだけど、そういう捉え方もあり、ってことで。
誰も犠牲にならないで、みんながハッピーになれる。
妥協点じゃなくて、一致点を見つけていく。
そんなの、夢物語?
でも、だからやってみる、それが「これからの革命」の醍醐味でしょう。
せれんでぃっぽ☆とむやん