とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

Have yourself a merry little Christmas☆


今日は12月28日、まさに「年の瀬」といった感じ。
2018年の振り返りもしたいのですが、まずはクリスマスのこと。

本当はクリスマス当日に、と思っていたのですが。
このところ、すごく眠くて起きていられなかったので。



2018年のクリスマス。

今回は事前に、長男にサンタクロースの話をすることにしました。
11歳になった長男には、そろそろ話をしてもいい頃かな、と。


喋ったことを要約すると。

願いごとって叶うもの、好きなことはどんどんした方がいい。
本当にほしいものは手に入る、プレゼントだろうが自分で買おうが、どちらでもいい。

いずれにしても、サンタクロースのような存在はいつだって叶えてくれるものだよ。

だから、そろそろ氣付いていると思う。
どうしてそれがクリスマスの日だけなのか?
おもちゃだとか、物質的なものだけなのか?

そう、それはあくまでも「デモンストレーション」のようなものなんだよ。

そういうことは幼いときにはイメージしづらいから、わかりやすく体験するための装置みたいなもの。

サンタクロースはいる/いない、という話じゃない。
実際、いるかいないかで言えば、サンタクロース的な存在は確実に、いる。

だけど、クリスマスイヴにだけ現れるサンタクロース、という意味なら。
もうわかるだろうけど、その日一日だけですべての子どもの願いを叶えるって、ムリ。

だから、大人はそのお手伝いをしているんだよ。
君もそろそろ大人になりつつあるから、今年はお手伝いの側にまわってほしい。

君にもプレゼントはちゃんと届くけど、意識はもらう側ではなく、あげる側に。


こんな感じで話せたかどうか、でもこんな流れだったと思います。
昨年あたりから、「いないんじゃないか」と思っているみたいだったし。
何となく、こちらに「鎌をかけて」きたりもしてきていたので。

かと言って、急に「サンタクロースなんていないんだ」ってのもどうかと。
いい子にしてたら、ほしいおもちゃをくれるなんて、それはそれでそろそろおかしいと氣付くだろうし。

最近の長男は物質的なものでも精神的なものでも、願いって結構叶うって体験をしているんです。
だからまずは、それをアファメーションすること。

それって、全然むずかしい話じゃなくて。
だれが叶えるにしたって、お店で注文するのと同じで、まずは願いを言うことから。


そんなわけで、一応は長男も納得してくれたみたい。



さて、クリスマスの朝。

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大人には珈琲を淹れて、妻がパンケーキを焼いて。

ル・シエルとたまぱんのシュトーレン食べ比べ、もちろんどちらもそれぞれ美味しい。
今回は早々に全部食べてしまわず残しておいたので、より美味しかったなぁ。


アパート2階のベランダにかけておいた3つの手提げバッグの中には。
長男にはお菓子づくりの本、次男には絵本、三男にはお菓子が入っていました。

長男は最初、自分の好きな動物関係じゃないことがショックだったみたいです。
ここだけの話。
でも、すぐ氣を取り直したみたいで、どれをつくろうかとみんなで盛り上がりました。

次男もLaQの新しい部品がほしかったみたいだけど。
それはプレゼントとしてもらわなくてもいい、買えばいい、ということで。
元々絵本も好きなので、喜んでいました。

三男の袋に入っていたのは、何種類かのお菓子。

長男も次男も今まで、未就学児のときはたいていお菓子が入っていました。
いつもは自分たちで買わないお菓子、憶えているのは機関車の形の缶に入ったWalkersのショートブレッド

今年は、ちょっと「ビックリ」。
これ、いつもなら「絶対買わない」やつ。

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中にどの恐竜が入っているか、わからないのです。
次男と三男は、ティラノサウルス


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長男はトリケラトプス

そう、なんと3つも入っていたので。
子ども3人でわけてもいい?と聞いたら、いいと言うので。

ほかのお菓子は、帰省の電車の中でぼくと子どもたちでわけわけしました。
(くまのがっこうビスケットと、Loackerのウエハース)

発掘恐竜チョコ、それぞれ楽しんでました。

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案外大きかったので、三男からは少しもらいました。
普段からあげることには抵抗なく、むしろわけ合うことを喜ぶタイプ。

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そんな感じで、子どもたちのささやかなクリスマスのお楽しみは、終了。
でも、このあと長男が「大人にはサンタさん来ないの?」と、意味深なつぶやき。

そのときは「ん?」とは思ったものの、スルー。

しばらくしてふとPCを見たら、こんなものが置いてありました。

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ハシビロコウのカードとマスキングテープ。
どのサンタさんからなのか、見当は付きます(笑)

それなのに、すごいなぁと思うのは。
結局彼は後にも先にも、このプレゼントについて一言も触れなかったこと。

いつもだったら黙っていられなくて、どうだった?とか何かしら喋っちゃうのに。

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中には、手づくりのパズルが入っていました。

こんなものをこっそりと用意して、しかも最後までこのことに触れず。
彼の成長振りが、何より嬉しいプレゼントでした。

クリスマス前に話をしたこと、やっぱりよかったのかなと思った瞬間でもありました。



ほかにも嬉しいことがいくつかあって。

 この日は夕方、ハクハク茶小屋に行きました。
前々回書いた、Christmas Wall Treeの片付けをするため。

Happiest Christmas Tree☆ - とむやんの氣まぐれ雑想記


お昼はぼくがつくって、一緒に食べて。
それから返さなきゃいけない本があったので、図書館に寄ってから行ったので。

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途中、野洲川から見た夕焼けがとても美しかったけど。
コンパクトデジタルカメラ+ぼくの腕では、これが限界。


ハクハク茶小屋に着いたのは、17時ちょっと前。

そしたら、友人たちが待っていてくれた☆
ツリーの前で、みんなで記念撮影。

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ハレノヒカメラのまなみちゃんが撮ってくれました。


そうそう、Christmas Wall Treeのオーナメントを取ると、こんな感じです。

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片付けも無事終わって、さあ帰ろうと思ったら。

ハクハクのちゃたくんとさやちゃんから、この一年のお礼とクリスマスプレゼント、ということで。
花束と珈琲豆とクッキー、そして2人からの手紙をいただきました。

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ほんと嬉しかったな、特に手紙はぐっと来たなぁ。

珈琲豆は山本珈琲倶楽部のブラジルとクリスマスブレンドでした。
ハクハクのクッキーは、最近さらに美味しくなったので、これまた嬉しい。

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もうひとつ写っているのは、あかね軒さんのどら焼き。
妻からのプレゼント。

ちなみに、ぼくから妻へはオーガニックワイン赤。



思いの外長くなっちゃってますが、最後に。

大好きなクリスマスソングに、『Have yourself a merry little Christmas』があります。
メロディーはもちろん、ささやかな(little)感じがいいですよね。

あと、これは英語がわかっていないから、なのかもしれませんが。
それぞれがそれぞれの楽しみ方で、ステキなクリスマスを、って言ってくれている感じがして。
yourselfがあるからかな、それぞれのって意味合いがあるのかはわかりません。

クリスマスなんだからこうしなきゃ、みたいな押し付けがない印象。


クリスマス前日、プレゼントを探すのにスーパーを歩いていたら。
もう夕方だというのに、クリスマスケーキがたくさんショーケースに入っていました。
次の日(クリスマス当日)も売れるのかもしれませんけど。

今はほとんどのケーキ屋さんが予約オンリーにしていて。
受け渡しだけをするところが増えているみたい、それはいい傾向だなと思います。

だけど、そろそろみんなが同じ過ごし方をしなくてもいい、そういう流れはもっと大切じゃないかなぁ。

案の定、クリスマスケーキは大量に廃棄されたりブタのえさになったりしたみたい。


土用のうなぎも、節分の恵方巻きも。
ヴァレンタインデーも欧米のようにチョコレートでなくていい。

そういうものを全否定するつもりはないけど、みんなが笑顔でいられる形って考えられないかな?

いつもとちがうこと、みんなとちがうもの、それぞれの楽しみ方。
その日じゃなきゃ、っていう感覚もわかるけど。
それはあくまでも「デモンストレーション」として、って感覚も必要かなって。

個人的にすごくいいクリスマスを過ごさせてもらったから、あえてこんなことを書いてみました。

2019年は、もっと多様な楽しみを発見したり、尊重したりできる年にしたいから。
実際、もうそっちに潮流が変わってきていると思っています。

では、それぞれのステキな年末を。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん