とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

日曜日、植物公園へ。


「2月は逃げる」というけれど、やっぱり早いですね。
焦るわけではないのですが、引っ越しの片付けがなかなか終わりません。


さて、先週末のこと。
メイコが土日ともいないし、せっかくなので子どもたちとお出かけしてきました。

フリーペーパーを見ていたら、宇治植物公園でやっている特別展に目が留まって。
植物公園もおもしろそうだし、調べてみるとそんなに遠くない。

そんなわけで、「カカオとチョコレートとちょっとコーヒー展」に行ってきました。



最寄りの駅まで自転車、近鉄京都線大久保駅下車。
バスに乗って、無事宇治植物公園に到着☆

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ポスターはちょっとゆるいですが(笑)
実は案外、キライじゃないかも。


チケットを買って、中へ。
「緑の館」という建物で、1階(入り口は2階)のスペースに展示がありました。

ですが、まずは温室へ。
「緑の休憩所」という名称。

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入ってすぐ、これはいいところに来たな~、と思いました。
子ども上2人も、早速興奮状態。

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植物がでかかったり、派手だったり。
名前は馴染みがあるけど、実物は初めて見るものも多く。


ところが、一番下はニガテだったみたい。
暑いから?湿気?植物が怖い?
理由はいろいろあるのかもしれませんが。

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何やら文句は言いつつも、一応付いて来てくれます。
そのうち、ちょっとは氣がまぎれたのか、いろいろ指差したりして。

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とにかく、氣になるものだらけなのです。
3人とも、「おとう!おとう!」「これ見て!」と言ってくる。

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いや、もう少しゆっくり見させてくれ~(笑)
まあ、氣もちはわかりますけどね。

ゴムノキがあったり、アブラヤシ(パームヤシ)があったり。
でもほとんどが、ぼくの知らない植物でした。

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詳しい人と行ったら、もっと楽しいかもしれません。

でも、ぼくでも知っているようなポピュラーなものもたくさんあります。

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食虫植物、ウツボカズラ
(あ、種名までちゃんと確認してこなかった)


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これは今調べたら、カリアンドラというマメ科の植物らしいです。


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カカオの木もありました。
正式な和名は、カカオノキ、だそうです。


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バナナの花、ちょっと遠いところからでしたが、見れました。
正直、ちょっと怖いですね…。


もうちょっと見たかったのですが、末っ子が限界。
温室から外に出ると、余計に寒さを感じます。


外にもいろいろなエリアがあるのですが。
この時期はやはり、どこもちょっと寂しい。

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花の広場でおむすびを食べて、ぐるっと一回りしてから緑の館に戻りました。



この日は、午後からのワークショップが二つあったのです。

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ひとつは、「焙煎コーヒーでちょっとひといき」。
その場でコーヒー焙煎をして、いろいろな国の豆を飲み比べできる、というもの。

そう、参加者は飲むだけ、の簡単なお仕事です(笑)

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意外にも、と言ったら失礼かもですが、4種類も用意されていました。

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個人的には、エクアドルが一番好み、だったかな。

子どもたちはコーヒーは飲めないし、4種類出てくるまで時間もかかるので。
その間に、もうひとつの「カカオ豆のすりつぶし体験」をさせてもらいました。

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発酵させて、ローストしたカカオ豆を一粒、もらいます。

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まずは、皮を取り除いていきます。

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カカオの皮は、お茶にしたりするんですよ~と説明を受けました。
そういえば以前、Dari Kの「カカオティー」を飲んだことがあったなぁ。


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皮をむくと、こんな感じ。
一粒なので、あっという間。

最近のBean to Barでは、皮むきを手作業でやることも多いみたいですね。
そして、それはなかなかの手間がかかると聞いたことがあります。


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あとはひたすらすりつぶす作業。
一粒分なので、これまたそんなに大変ではなく。

最後は少し湯煎をしながら、練っていきます。

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今回はチョコレートをつくるわけではないので、これで終了。

みんなで味見してみました。
甘みを加えていないから、もちろん苦い。

下2人は渋い顔して、「もういらない」。

長男と二人で、きれいに食べました。
苦さばかりではなく、ほんのり甘みも感じるし、やはり香りがとてもいいですね。


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長男はとても楽しかったらしく、展示に戻って熱心にメモを取ったりしていました。
実際に工程を経験して、より理解が深まったのがよかったみたい。


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カカオマスやカカオニブの違い、名前の由来、ココアの製法などなど。
ぼくも改めて、カカオとコーヒーのことを知れて、とてもよかった。

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展示には、アグロフォレストリーのことやフェアトレードのこともありました。

こういうことを企業がアピールするようになってきたというのは、いい傾向なんじゃないかと思います。

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ちなみに、この後もう一度温室に行きたかったのですが。
ちょっと入っただけで、末っ子が抗議。

最後は緑の館のライブラリーで本を少し見てから、宇治植物公園を後にしました。

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写真を撮っていいか、確認するのを忘れていたので。
事後報告でしたが、受付で聞いてみると「もちろんOK」とのこと。
(撮影禁止の札等はなかったので、大丈夫だろうとは思っていました)

対応もフレンドリーだったし、ますます好印象。



余談ですが。

帰りはバスを使わず、大久保駅まで歩きました。
行きのバスでは氣付かなかったのですが、植物公園は結構な高台にあるのですね。

帰りはほとんどずっと下り坂。
途中、尖山(とんがりやま)というかわいい住所&バス停もあったりして。


宇治植物公園まで、もしかしたら自転車でも行けるか?と思っていたのですが。
あの坂をのぼるのは、さすがにしんどいかも。

行き方は今回と同じように、公共交通を利用するとして。
また春になったら、行ってみたいなと思っています。

宇治市植物公園(公式ホームページ)



                    せれんでぃっぽ☆とむやん