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今日(2019.3.3)は、珈琲のこと。
Instagramで「詳しいことはブログに書こうかな」と投稿したのが、2月13日。
それからだいぶ経ってしまいましたが。
前回、「今週は全然珈琲を淹れていない」と書いたので。
一昨日は久々に、デカフェ(カフェインレス)をネルドリップで淹れてみました。
一緒に写っているのは、なんちゃってパンケーキ。
子どもたちのおやつとしてつくりました。
米粉と小麦粉と豆乳ヨーグルトが少し入っていて。
重曹やBPは使っていなくて、分量も適当。
こんな即席おやつでも、子どもたちは喜んでくれるのでありがたいです。
そうそう、珈琲のこと。
ここ最近は1人のときでも、2杯~3杯分淹れるようにしています。
2杯以上の方が安定して淹れやすい、ということもあって。
そして以前は、ちょっと多いかなと思っても、冷めないうちに飲んでいました。
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ふと、あるとき閃いて。
そうか、「冷めても美味しい珈琲」の〈研究〉をしてみよう、と。
方法はいたって簡単。
2杯分淹れたら、半分よりちょっと少な目を、取っておいて後で飲む。
それだけです。
(タイトル見て期待させていたら、ごめんなさい)
余談ですが、フォトグラファーkyonさんがつくってくれた鍋敷き、愛用しています♡
serendippoのタグ付き♪
そういえば、「鍋敷き」でいいのか?なんかもっといい呼び方って、あったっけ?
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話は一度、脱線します。
ぼくはよく、斎藤一人さんの本を読みます。
ひとりさんの本を読むようになったきっかけは、寺田本家。
「自然酒五人娘」や「発芽玄米酒むすひ」で知る人ぞ知る酒蔵、寺田本家。
先代の23代目当主寺田啓佐(てらだけいすけ)さんがご存命のとき、少人数でお話を聴く機会があって。
そのときに、斎藤一人さんの話が出てきたのです。
ぼくは元々、いわゆるスピリチュアル系も結構好きだったりするのですが。
だけど、ひとりさんのことは何となく聞いたことがある程度で、正直眉唾だと思っていました(笑)
ひとりさんの本は、人によって好き嫌いがはっきり分かれるだろうなと思います。
なので、誰かにオススメしたことはほとんどありません。
ただ、寺田さんの書かれた『成功する人くさる人』はオススメです。
もちろん、『発酵道』も。
で、斎藤一人さんの話に戻りますが。
その前にひとつだけ。
こういう話がニガテな人も多いと思いますので、そういう方はこの辺までにしておいてくださいね。
ぼくもひとりさん信奉者というわけではなく、いいところを自分なりに取り入れてみている、という話です。
一応、念のため。
さて、つい最近読んだ本に、ひとりさんの〈研究〉のことが書いてありました。
斎藤一人さんは、銀座まるかんの創設者。
で、詳しいことはぼくが説明するのも何なので、概要だけ。
そもそも、その本も今手元にないので、まちがっているかもしれませんが。
ひとりさんの銀座まるかんは、研究者のいない研究所、みたいなことが書かれていて。
じゃあ、どうやって製品を開発するのかというと。
「こういう製品がつくりたい」と思うと、それが出てくる、というんです。
あぁ、やっぱり全然説明ができない(笑)
この話は、ひとりさんの本によく登場するので、氣になる方は読んでみてください。
で、これをぼくなりに取り入れてみよう、ということなんです。
やっと話が本題に戻ってきました。
「冷めても美味しい珈琲」の〈研究〉は、冷めてからも飲んでみる、それだけ。
飲み比べとか、データに落とすとかもしません。
そういう〈研究〉をしよう、と心に決めるだけ。
飲み比べ、ではないけれど、日によって道具を変えてみたりはしています。
引っ越しで出てきた(というかずっと目に付く場所にはあった)カリタ式ドリッパー。
キレイに掃除して、久々に使ってみています。
カリタ式って、初心者でも上手に淹れられるようにつくりになっているらしいです。
でも逆に言うと、自分で抽出時間を調整したりする人向き、ではない。
安定的にドリップできる構造、ということらしいです。
よくも悪くも、失敗しない、というのかな。
そんなわけでぼくは、カリタ式はある時期から全然使わなくなりました。
失敗も含めて、いろいろ挑戦してみたかったので。
とはいえ、普及率がかなり高いドリッパー。
それだけ性能的にもいいからだ、とも言えますよね。
そのドリッパーで〈研究〉すれば、共通言語としては使いやすいわけで。
まあ、そう目論んでのことではなく、たまたまだったんですけど。
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珈琲のことについて、2年くらい前から「香味Labo(こうみらぼ)」と称して、地道に活動してきました。
元々は情報の共有や交換ができたらいいな、と思って始めたもの。
ただ珈琲を飲んでもらうだけ、美味しいと言ってもらうだけ、だった氣もします。
(面と向かって「美味しくない」、と言う人はまずいないので)
でも、それはそれでよかったのかも。
その流れの中で、もっと喜んでもらうにはどうしたらいいだろう?と。
そうやって試行錯誤してきた部分もあります。
実際、ぼくは最近になって珈琲の淹れ方を大幅に変えたんです。
ネルドリップでもペーパードリップでも。
どんな淹れ方かは、飲んでもらったときの方がいいので、詳しく書かないでおきます。
タイトルに偽りあり、ですけど。
2つ特徴をあげるなら。
今まで以上に、最初の段階でしっかり「蒸らす」。
そして、濃く抽出したものを「お湯で割る」。
特に「お湯で割る」というのは、今までの常識からはあり得なかったと思います。
珈琲をお湯で割ったのがアメリカン、という都市伝説的な話はよく耳にしますが。
ときにはそんな風に「常識破り」なことを試してみたり。
美味しい珈琲を探求するのって、とても楽しい。
でもヘタをすると、それがいつの間にか「粗探し」になってしまったりすることも。
そういう〈研究〉は、続かないし続けたくないですよね。
「ひとつの正解」を見つけたいわけではない、ので。
「Labo(研究所)」としたのも、元々はあまり深い意味はなかったのですけど。
結果的に今の流れにつながっているようで、おもしろいなぁと思います。
Wikiで見たら、〈研究〉とは「研ぎ澄まし究めること」の意味だとか。
先月、ハクハク茶小屋で開催した「よみごもり」で珈琲を淹れたときも。
「冷めても美味しい珈琲の〈研究〉」の話をしたら、何人かおもしろがってくれて。
最後の一口~二口分くらいを残して、試してくれたりして。
思い込みやお世辞もあるでしょうけど、概ね好評でした☆
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近年、珈琲のテイスティングとして、「カッピング」というのがあったりします。
でも、今のぼくには「カッピング」は必要ないな、と思っていて。
それは「カッピング」を否定しているとか、そういうことではなくて。
ぼく自身がそれを楽しめない、楽しめそうにないなら、やらないでいいやと。
珈琲の焙煎をやるようになったら、必然的にその段階に行くかもしれません。
ともかく今は、楽しく美味しく、そこから外れたら意味がないのです。
そうそう、ひとりさんの話の中で、「苦労はしちゃいけないよ」というのがあって。
〈研究〉でも苦労してやると、苦しみが含まれた答えが出てしまう。
これについては、また改めて書きたいと思っています。
いずれにしても、〈研究〉も「一瞬の閃き」が大事。
「セレンディピティ」もそういう偶然性の話ですよね。
一見、「失敗」に見える結果から、何を閃くのか、それをどう楽しむのか。
珈琲のことに限らず、最近の自分のテーマは、その辺に集約されるように思います。
せれんでぃっぽ☆とむやん