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今夜はクリスマス・イヴ。
今、NHK-FM「岸谷香 Unlock the heart 第135回」を聴きながら書いてる。
TRICERATOPSの和田唱さんがゲストなので、もうこれはリアルタイムで。
もちろん、後で「聴き逃し」でもう一度ちゃんと聴くつもり。
(岸谷香さんのこのラジオも、いつも「聴き逃し」で聴いてる)
さて、今年のクリスマスのこと。
毎年ブログに書いていて、おかげで「前はどんなだったっけ?」ってときに助かる。
今年はあまりいろいろできなかったけれど、それでも本とか、分量は結構あるので。
何回かに分ける予定。
ここ最近は「後悔日記」が多いけど、こんな日ぐらいは「後悔」をちょっと忘れて。
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12月24日。
今更だけど、今年はほんと早かったなぁ。
歳を重ねるとますます早く感じるというけど、そうなのかも。
もう今年もあと一週間なんて、ちょっと信じられない。
今年のツリーは、ちょっと準備不足。
いつものように毛糸でツリーを描いて、子どもたちのつくったオーナメントを飾る。
段ボールにネジで、これだとちょっと耐久度に問題あり。
刺し直すのもむずかしい(穴が目立ってしまう)から、ツリーの形もいまひとつ。
でも、子どもたち(下2人)のつくる飾りがかわいいから、一応形にはなった。
ツリーがあると、そこにプレゼントが置かれる、という認識になる。
その意味でも、ツリーはあった方がいい。
それで、なのかはわからないけれど、次男が「サンタさんにケーキを」と言い出した。
ぼくはちょうど前日に、黒柳徹子さんのYouTubeチャンネルで、火を使わないケーキの動画を見たばかりだった。
生クリームの代わりに豆乳ヨーグルトを使う、白崎レシピの『へたおやつ』を参考に。
ハードビスケットを平和堂で買ってきて、それでなんちゃってブッシュ・ド・ノエルに挑戦することに。
豆乳ヨーグルトは前日に、水切りをしておいてもらった。
それに刻んだドライフルーツ(イチジクとレーズン)を入れる。
水切りした豆乳ヨーグルトは、塩を入れて泡立て器で混ぜる。
甜菜糖を入れてまた混ぜて、ココアパウダーも入れて。
ココナッツオイルを入れると分離するけど、それもまた混ぜるとかなりなめらかに。
ココナッツオイルはすっかり固まっていて、湯煎(40℃くらい)する。
なかなか溶けない、逆に固めるにはすごくいいわけだ。
ドライフルーツも入れて、ハードビスケットに塗って何段か重ねる。
それをまな板の上に、横にして置く。
どんどん並べていって、最後はクリームで全体を隠す。
まあ、見た目がすごくいいわけじゃないけど、思ったよりはよくできた。
ただし、固まっていない状態で形を維持するのがちょっと手こずって。
残りの夜に食べる分は、ティラミスみたいにお皿に重ねることにした。
スコープケーキ、というやつ、かな。
これも見た目はあれだけど、味はほんとにかなり美味しかった。
しっとりしたハードビスケットもよかった。
次男は誇らしげ。
夜ご飯は、かぼちゃスープとカリフラワーとゆで卵のグラタン。
スープは末っ子が、グラタンは次男がそれぞれ手伝う。
夜、寝る前に読んだ本は、これ。
『森のプレゼント』
ローラ・インガルス・ワイルダー 作/安野光雅 絵・訳
ちょっと長かったけど。
『大きな森の小さな家のローラ』の、クリスマス場面を抜き出して絵本にしたもの、らしい。
そうそう、本を読む前に、子どもたち(下2人)はせっせとサンタクロース宛の手紙を書いた。
次男のクリスマスカード、中に文章と絵がある。
こっちは末っ子。
習ったばかりのひらがな、忘れているものも多かったので、ぼくが書いた手本を見つつ。
末っ子は、2つに折ったカードの4面どれにも文字や絵を入れてた。
かなり集中して、比較的短時間で書き上げた。
ケーキとカードを、ツリーの下の小さな机の上に置く。
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さて。
クリスマスに直接関係のある本ではないけど、トルストイの『落穂の天使』を図書館で借りていて。
『くつやのマルチン』が好きだから、この本も氣になった。
天使と、副題の「人はなんで生きるか」にも魅かれた。
詳しいことはまた別の機会に書くかもしれない。
最初に、聖書からの引用が載っている。
そこには、「神は愛である」とはっきりと書かれている。
「愛」は、訳としては今では広汎過ぎて、男女の愛の方に捉えられてしまう。
慈しみ、慈愛、どちらかと言えば本来はそっちなんだろう。
それは何だか、すごく腑に落ちる。
結局、やっぱりALL You Need Is LOVE、だよな。
今時期なら、All I Want For Christmas Is LOVEかな。
(それで、タイトルをそれにしてみた)
ちなみに、同タイトルの曲もあるらしい、詳細はわからないけどステキな曲だった。
(検索してもどうしても「~Is You」の方が出てくる)
クリスマスの時期だから余計に、なのかな。
慈愛について、改めて考えてみている。