とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

2021年のふりかえり


コロナ禍に入って、2年目の2021年。
何度も書いてるけど、個人的には今年の方がつらかった。

でも、歌をつくるのには落ちているくらいの方がよかったりする。
4曲新たにつくって、ブラッシュアップしたのが4曲。

新曲は、
『向町』、『反骨歌』、『点と点と』、『ねこなーで』。
『ねこなーで』は今日(2021.12.31)ギリギリで一応完成。

一部加筆修正したのは、
『さみしさの論理』、『アベコベ⇔シンドローム』、『たいせつな一日』、『Suzie(スージー)』。

『アベコベ~』は、昨年大幅に変えたけれど、それでもまだ足りず。
サビの順番入れ替えたりして、今度こそ落ち着いた、はず。

『たいせつな一日』と『Suzie』は8月の演奏で、曲の長さが氣になって。
もう絶対削れない、と思っていても、案外できるもの。
しかもだいぶよくなった、と自画自賛

オリジナルソング 011~020 - とむやんの氣まぐれ雑想記 (hatenablog.com)
↑今年9月に今までのオリジナルソングをまとめてみた記事、後半。
なぜか『向町』を抜かしてしまっていた。
(↓次の記事では『向町』のことを書いてるのに)
とむやん歌づくり 02/加筆修正 - とむやんの氣まぐれ雑想記 (hatenablog.com)



2021年によく聴いた音楽は。
後半に、マヌーシュ・ジャズ、そこからバンジョーブルーグラス
以前にも書いたThe Petersensはかなり聴いた。
後悔日記 2021/12/7 - とむやんの氣まぐれ雑想記 (hatenablog.com)


そうだ、ショーン・レノンにもハマった。
後悔日記 2021/10/9 - とむやんの氣まぐれ雑想記 (hatenablog.com)


聴いた音楽、とはちょっと違うけど。
今、海外でシティポップが流行っていると、Twitterで知って。
結構衝撃だったなぁ。

元々いい曲だった、というのはもちろんなのだけど。
そして、売り上げ的なことがすべてではないけれど。

でもやっぱり、いいと思ってつくったものが時間はかかっても評価される。
日々歌をつくってても、むなしくなることはよくある。
それでも今の自分にはとにかくつくるしかないし、いつかは誰かに届くかもしれない。

まあ、そのためにも宅録は早くやらないとな、と。
2022年の抱負、かな。



映画は、何を観たか結構忘れてる…。
『AMERICAN UTOPIA』、『由宇子の天秤』、『SAYONARA AMERICA』。

どれもよかった、それでも一番観てよかったと思うのは、『由宇子の天秤』かな。
観ていてある意味つらいんだけど、でもよかった。



2021年に読んだ本。
これはもうあげきれないので一部だけ。

衝撃を受けたのは、『スマホ脳』。

小説では、『ひきなみ』。
『流浪の月』を読んだときのような、「新しい扉」を開いた感があった。

最近買った、小泉今日子さんの『黄色いマンション 黒い猫』もよかった。
文章がすごくよくて、かっこいい人だなとますますファンになった。
図書館で借りて、これは買いたいと思ってたらちょうど文庫版が出ていた。
すごいタイミング、年末に丸善で購入。

あと、図書館で借りていてまだ読み終えていないのだけど。
永井玲衣さんの『水中の哲学者たち』。

この人の文章は何だか「川」のようで、早過ぎず心地よく流れていく。
タイトルに「水中」とあるから、余計にそのイメージになるのかも。

「こわい」というところの、おばあさんが「好きな木が切られて、かなしかった」話で妙に泣けて。
大事に読みたいから、今はここでストップしている。
いずれは買って、もっておきたい本。



振り返りになったのか、よくわからない。
でもまあ、こういうことは書き残しておいた方が、後で助かったりする。

最後にこの2日間のこと。

30日は夕方に買いもの。
自転車で松井山手まで行ってきた。

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キョーワズ珈琲で、バスクチーズケーキとToday’s Coffee(コスタリカ)。

フレストなどで買いもの、TSUTAYAでは『わたしの美しい庭』の文庫本を購入。
帯ではなくて2重のカバー?で色違いの表紙、これは!と思わず買ってしまった。
(調べたら、TSUTAYA限定Ver.らしい)

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(フレストで買ってみた、CACAO COFFEE)


31日もお正月のための買いもの。
まずは今年のスイーツ食べ納め、Dimancheへ。

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モカとカフェオレ。
今年はあまりDimancheのケーキを買ったり、イートインできなかった。
それでも「いつもありがとうございます」と言われて、嬉しい。

雪がちらついてきたので、慌てて買いものへ。
(思ったよりは降らなかったし、タイミングよくほとんど降られずに済んだ)

最後の週、何だかいいこと続きだった氣がする。
この流れで、ハッピーな2022年にできたらいいな。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

後悔日記 2021/12/29


今年最後の(たぶん)後悔日記。
後はふりかえりを書く予定。


昨日(2021.12.29)は、一日お休みをもらった。
水曜日はアップリンクのサービスデーだし、まだ開いてるお店もあったから。

アップリンク京都は、どれを観ようか迷ったけど。
結局、『SAYONARA AMERICA サヨナラ アメリカ』にした。
朝早くからの上映だったから、もし間に合わなかったら14時からの『MINAMATA』にしようと思って。
結局間に合ったので、『サヨナラ アメリカ』にした。
余裕をもって行けて、よかった。
券売機?が「システムエラー」で、チケットを買うのに並んだ。
ギリギリで到着してたら、かなり焦っただろうな。


アップリンク京都を後にして、次に向かうのはカフェ。
でもその前に、近くのコーヒースタンドに行く。
The Good Day Velo(グッデイベロ)。
レンタサイクルやサイクリングツアーなどのショップにコーヒーショップが併設。
今回は豆を購入。

もうひとつのお目当て、本と珈琲 喫茶ゆかりやへ。
年内は29日まで、ということで久々に行ける!と思ったのだけど。
案の定?というか、開けてみたら満席で、残念ながら入れず。

ぶらぶらしつつ、どこかカフェないかなぁと探す。
年末だから、開いていないところも多い。
適当なところに入るか、とも一瞬思うけれど、もうちょっと探そうと考え直す。

だいぶ歩いたかな、途中民家の前にこんな不思議な?ものを見つけたり。

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サビサビの棚に、EPが放置されてた。
一番上にあったのは、内山田洋とクールファイブ長崎は今日も雨だった』。


行こうと思っていて、まだ行けていないカフェ、どこかなかったかな。
そうだ、CAFE AALTO KYOTOに行ってみよう、と。

友人のちゃたくんとカフェ巡りしたときにチェックしていて。
その後、一度行ってみたけれど満席で諦めたんだった。
フィンレイソン展(フィンランドのテキスタイル)のチラシにCAFE AALTOの名前を見つけて、ますます行きたいと思っていた。
(カフェとのコラボチケットがあった)

ぶらぶらするのに疲れたので、google mapで調べてから向かう。

CAFE AALTO KYOTO到着。
今回は入ったときは空いていた、その後結構混んできたけれど。

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お腹はそんなに空いていないので、小さなシナモンロールとコーヒーのセットを。
確かに、本場のシナモンロールは微妙に違う氣がする。


昨日、他に行ったところは。
AKOMEYA(オーガニックビールを買った)
丸善 京都本店(『黄色いマンション 黒い猫』の文庫を購入)
JEUGIA 三条本店(KORGのクリップチューナーが安かったので購入)

あとは、カルディ、ベーカリーワルダー、ANGERS、などにも寄った。
(それぞれ、買ったり買わなかったり)

帰りは京都三条駅から京阪で丹波橋
丹波橋から桃山御陵前まで歩いたけど、特に何もなく。
あとは、近鉄に乗って帰った。
(ぼくがひとりで出かけるときにしては、夕方早めの帰宅)



今日、The Good Day Veloで買ったコーヒーを淹れてみる。

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OBSUCURAというコーヒーロースターの豆、ウインターブレンドだったかな。
すっきりとしたコーヒーで、美味しい。

年末になって、ようやく「調子が上向いてきた」、そんな感じ。
嬉しいことやシンクロ的なこともちょこちょこあって。

2022年はいい年にするぞ、と思う。


 後悔日記 2021/12/29

                    せれんでぃっぽ☆とむやん

後悔日記 2021/12/25


12月25日。
クリスマスのことは、昨日ブログに書いた。

昼は特にクリスマス感はなく、スープにアルファベットのパスタを入れて。
子どもたちは喜んでたけど。


午後、ちょこっと出かける。
まずは図書館へ、月曜日から年末のお休みに入ってしまうので。

それから、新田辺駅から電車で一駅、富野荘へ。
今年中にもう一度、MAKARINA食堂に行っておきたくて。

でも、自転車で行くのはやめて、電車で行ってみることにした。
もうひとつ、カイドウ珈琲焙煎所にも行くつもりで。


まずはMAKARINA食堂。
今回はプリン!と思ってたら、なかった…。

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かぼちゃのチーズケーキと、コーヒー。
プリンがなかったお詫びにと、コーヒー増量でサービスしてもらった。
(写真には写ってないけど、ドリップサーバーがある)

かぼちゃのチーズケーキももちろん美味しかったし、やっぱり居心地がいい。
電車で一駅の距離なのに、木津川があるからかなり迂回しないといけないのが残念。


さて、次はカイドウ珈琲のある寺田方面へ、徒歩で。
事前に地図で確認したら、30分強、と出た。

しかし、道の選択を間違って、大きく迂回しなければならず。
結構時間をロスしてしまった。

閉店前にたどり着けるのか、ちょっと(いや、かなり)不安だったけど。
すごく寒かったのに、汗をかきながら何とか到着。

時間内、まだ開いてた、よかった。

マイルドブレンドを買って、寺田駅まで戻る。
寺田駅でちょっと買いものをして。



今日はいいことが2つもあって、すごく嬉しかった。
2021年は、特に後半は氣分が落ちていることが多かったから。

だけどひとつだけ、このコロナ禍以降にイヤだなと思うこと、その象徴のようなものに出逢った。

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建設中の高速道路。
寺田に向かう途中、かなり迂回しなければいけなかった元凶、と言ってもいい。

別に、そのことに怒っているわけじゃない。
ただ、これを見て、何でいまだにこんなことをしているんだろう?と。

人類は進歩したという。
偉そうに、世界の支配者氣取りだ。

だけど、自動車を走らせるためにこんな大掛かりなものをつくらなきゃいけない。
「魔法でも科学でも」で言いたかったのは、こういうこと。

魔法でも科学でも。 - とむやんの氣まぐれ雑想記 (hatenablog.com)

科学とか、そこから生まれた発明とか、テクノロジーとか。
それは当初、魔法のような驚きもあったろうし、すごかったんだと思う。

だけど、全然進歩してない。
解決すべき問題そっちのけで、今やっているこれは何なんだ?

2021年は、そのことにずっと怒っている。
東京オリンピックはやっぱりやるべきじゃなかったし、半ば強行的に開催された。
だから、今年の夏以降ずっと氣もちが沈んでいる。

ニンゲンって、ほんと大したことないって。
何でニンゲンなんかに生まれたんだろう?って。

まあでも今は、まだそこでくすぶっているだけ、なわけじゃなくて。
ほんのちょこっとだけど、進む方向は見え始めているようにも思う。
(あくまでもぼく自身の話)

またそのうち書くかもしれないし、また保留のまま忘れちゃうかも。
なので、一応書き残しておくと。

図書館で借りて、MAKARINA食堂にいる間に読んだ本。
『人生の贈り物ーあなたの探し物は何ですか?ー』
スペンサー・ジョンソン / 門田美鈴 訳

チーズはどこへ消えた?』の著者。
そうとは知らず、「贈り物」ってキーワードだけで借りてみた。

この本の中で語られることは、特に突飛なことではない。
でも再確認するってのも、大事だよね。

先日読んだトルストイの『落穂の天使』もそうだけど。
「愛」について、もっと考えて、実行しなければいけないんだろうな。

実行、の部分はほんとむずかしいんだけど。
今年はむしろ、真逆の日々だった氣もするし。

だから、2022年はやれることをやろう、とは思っているところ。


 後悔日記 2021/12/25


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

Christmas 2021


25日、クリスマス当日。
(と言っても、イヴは前日ではなく、一番星が一日のはじまりだったわけだけど)

朝、子どもたちは早速ツリーの元へ。
手紙はなくなっていたけど、ケーキはそのまま、ちょこっとガッカリしたみたい。

プレゼントはお菓子いろいろ。

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お菓子はもちろん喜んでた。
でも、末っ子はなぜかサンタさんのカードをすっかり氣に入って。
午前中はずっと手にもって、絵に描いたり、紙でソリをつくってあげたり。

何となく、夜に読んだ『森のプレゼント』でローラが人形をすごく喜んだ話にかぶる。


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親からは、長男に時計、次男にカードゲーム、末っ子に絵本。



ひとつ前の投稿にも本を投稿したけど。
今年のクリスマス前に読んだ本を記録しておく。

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『マドレーヌのクリスマス』
ルドウィッヒ・ベーメルマンス 作・絵 / 俵万智

母が好きだということで知ったマドレーヌ。
クリスマスの絵本、しかも訳が俵万智さんということで、借りてみた。
(訳は他にもあるらしい)

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末っ子は氣に入ったようで、絵を描いた。


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『クリスマスのまえのよる』
クレメント・C・ムーア 詩 / ロジャー・デュボアザン 絵 / こみやゆう 訳

これ、今調べて知ったのだけど、超有名な詩らしい。
絵と訳と、別のものもいっぱい出ているのだとか。

『がちょうのペチューニア』のデュボアザンさんの絵がやはりいい。


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『サンタをたすけたクジラ』
ロジャー・デュボアザン さく・え / なかにし ゆりこ やく

これは作と絵と、ロジャー・デュボアザン
訳がなぜか関西弁なのもあって、クリスマスものとしては少し異色?かも。
でも、絵はもちろん、話もおもしろくてよかった。


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『どうぶつたちのクリスマスツリー』
ジャン・ウォール さく / レナード・ワイスガード え / こみやゆう 訳

これ、『クリスマスのまえのよる』と同じ、こみやゆうさんが訳だった。
調べてみたら、なんとこみやゆうさんの祖父はトルストイ文学の翻訳者だった。


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『くませんせいがねているうちに』
すとうあさえ ぶん / たかくわこうじ え

外国の本が多かった、日本の人のはクリスマス関連は今回はこれ1冊。
絵のかわいさに惹かれて。



クリスマスとは関係ないけど、この時期のものも2冊。

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『ねこのニャンルー』
どいかや

どいかやさんの絵本、寒い冬に向けてはじめての編みもの、ということで借りてみた。

ちょっと前に、末っ子が学校でマフラーを編んだので。

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(絵は、実家に「こんなの編んだよ」と報告させたくて、描いてもらった)


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『ねこのピカリとまどのほし』
市居みか 作

そして、市居みかさんの絵本。
これはまだ子どもたちに読んでなかったかも。


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『クリスマスのほし』
マーカス・フィスター 作 / 俵万智

そしてクリスマスの本、もう一冊。
これは今日寝る前に読んだ本。

『にじいろのさかな』と同じように、キラキラが入っている絵本。


今年はまた改めて、キリスト誕生(正確には?降誕と言うのね)について考えている。
飼い葉桶に寝かされ、訪ねてきたのは羊飼いと東方の三賢者だけ。
(この絵本では、三人の王だった)

「不遇」であったことは意味があることなんだろうけれど。
でもだからこそ、靴屋のマルチンのような話が身に染みるような氣がするんだ。
キリスト教徒でなくても)

その辺のことは相変わらず、うまく言い表せない。
ただ、当たり前過ぎるけれど、やっぱり何だかんだで「愛」がキーなんだよな。



追記。
クリスマスの本、こんなのもあった。

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『クリスマスの歌』望月道陽

望月道陽(みちあき)さんの、クリスマスソングブック。
見開きに一曲ずつ、歌の和訳と、型染めの作品。
(何曲かはご本人が訳をされている)

これ、とてもいい、買ってもっておきたい。

ここまでステキにできるかは別にしても、自分の歌詞集をこんな風にしてみたい。
以前からそう思っていたので、この本はその参考の意味でも、見てよかった。


それと、あと2冊。
『サンタの最後のおくりもの』と、『クリスマスの猫』。
どちらも徳間書店の児童書で、それぞれよかった、一応記録しておく。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

All I Want For Christmas Is LOVE


今夜はクリスマス・イヴ。

今、NHK-FM岸谷香 Unlock the heart 第135回」を聴きながら書いてる。
TRICERATOPS和田唱さんがゲストなので、もうこれはリアルタイムで。
もちろん、後で「聴き逃し」でもう一度ちゃんと聴くつもり。
岸谷香さんのこのラジオも、いつも「聴き逃し」で聴いてる)

さて、今年のクリスマスのこと。
毎年ブログに書いていて、おかげで「前はどんなだったっけ?」ってときに助かる。

今年はあまりいろいろできなかったけれど、それでも本とか、分量は結構あるので。
何回かに分ける予定。

ここ最近は「後悔日記」が多いけど、こんな日ぐらいは「後悔」をちょっと忘れて。



12月24日。
今更だけど、今年はほんと早かったなぁ。
歳を重ねるとますます早く感じるというけど、そうなのかも。

もう今年もあと一週間なんて、ちょっと信じられない。

今年のツリーは、ちょっと準備不足。
いつものように毛糸でツリーを描いて、子どもたちのつくったオーナメントを飾る。

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段ボールにネジで、これだとちょっと耐久度に問題あり。
刺し直すのもむずかしい(穴が目立ってしまう)から、ツリーの形もいまひとつ。

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でも、子どもたち(下2人)のつくる飾りがかわいいから、一応形にはなった。

ツリーがあると、そこにプレゼントが置かれる、という認識になる。
その意味でも、ツリーはあった方がいい。

それで、なのかはわからないけれど、次男が「サンタさんにケーキを」と言い出した。
ぼくはちょうど前日に、黒柳徹子さんのYouTubeチャンネルで、火を使わないケーキの動画を見たばかりだった。

生クリームの代わりに豆乳ヨーグルトを使う、白崎レシピの『へたおやつ』を参考に。
ハードビスケットを平和堂で買ってきて、それでなんちゃってブッシュ・ド・ノエルに挑戦することに。

豆乳ヨーグルトは前日に、水切りをしておいてもらった。
それに刻んだドライフルーツ(イチジクとレーズン)を入れる。

水切りした豆乳ヨーグルトは、塩を入れて泡立て器で混ぜる。
甜菜糖を入れてまた混ぜて、ココアパウダーも入れて。
ココナッツオイルを入れると分離するけど、それもまた混ぜるとかなりなめらかに。

ココナッツオイルはすっかり固まっていて、湯煎(40℃くらい)する。
なかなか溶けない、逆に固めるにはすごくいいわけだ。

ドライフルーツも入れて、ハードビスケットに塗って何段か重ねる。
それをまな板の上に、横にして置く。
どんどん並べていって、最後はクリームで全体を隠す。

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まあ、見た目がすごくいいわけじゃないけど、思ったよりはよくできた。
ただし、固まっていない状態で形を維持するのがちょっと手こずって。
残りの夜に食べる分は、ティラミスみたいにお皿に重ねることにした。

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スコープケーキ、というやつ、かな。
これも見た目はあれだけど、味はほんとにかなり美味しかった。
しっとりしたハードビスケットもよかった。

次男は誇らしげ。


夜ご飯は、かぼちゃスープとカリフラワーとゆで卵のグラタン。
スープは末っ子が、グラタンは次男がそれぞれ手伝う。

夜、寝る前に読んだ本は、これ。

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『森のプレゼント』
ローラ・インガルス・ワイルダー 作/安野光雅 絵・訳

ちょっと長かったけど。

『大きな森の小さな家のローラ』の、クリスマス場面を抜き出して絵本にしたもの、らしい。


そうそう、本を読む前に、子どもたち(下2人)はせっせとサンタクロース宛の手紙を書いた。

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次男のクリスマスカード、中に文章と絵がある。

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こっちは末っ子。
習ったばかりのひらがな、忘れているものも多かったので、ぼくが書いた手本を見つつ。

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末っ子は、2つに折ったカードの4面どれにも文字や絵を入れてた。
かなり集中して、比較的短時間で書き上げた。

ケーキとカードを、ツリーの下の小さな机の上に置く。



さて。
クリスマスに直接関係のある本ではないけど、トルストイの『落穂の天使』を図書館で借りていて。

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『くつやのマルチン』が好きだから、この本も氣になった。
天使と、副題の「人はなんで生きるか」にも魅かれた。

詳しいことはまた別の機会に書くかもしれない。

最初に、聖書からの引用が載っている。
そこには、「神は愛である」とはっきりと書かれている。

「愛」は、訳としては今では広汎過ぎて、男女の愛の方に捉えられてしまう。
慈しみ、慈愛、どちらかと言えば本来はそっちなんだろう。

それは何だか、すごく腑に落ちる。
結局、やっぱりALL You Need Is LOVE、だよな。

今時期なら、All I Want For Christmas Is LOVEかな。
(それで、タイトルをそれにしてみた)

ちなみに、同タイトルの曲もあるらしい、詳細はわからないけどステキな曲だった。
(検索してもどうしても「~Is You」の方が出てくる)

クリスマスの時期だから余計に、なのかな。
慈愛について、改めて考えてみている。

とむやん歌づくり/呼応や対比、そしてダジャレ


「歌づくり」について、どこまで書いたんだったか。
まとめてから順番に書いていこうとすると、結局書けないまま放置になってしまう。
なので、とにかく書き残して、後で整理したものを再投稿した方がいいのかも。

ということで、思い付いたものを今回は書こう。

ちなみに、昨日(2021.12.22)を自分なりの締め切りにしていた『ねこなーで』。
案の定、完成には至らなかった。

一応年内完成を目指して、引き続き悪戦苦闘するつもり。



で、『点と点と』とか『ねこなーで』をつくっていて、ぼくの歌詞の書き方の特徴?をひとつ、書き記しておこうと思った。
自分にとっての「コツ」、と言ってもいいかな。


以前、『点と点と』のBメロについてちょこっと書いた。
当初この曲のBメロは1番だけのつもり、だった。

ところで最近、歌(というか歌詞が)長くなり過ぎないようにしている。
ビートルズでも初期のような3分前後って、実は理想的かも。

とは思いつつ、短くまとめるのはほんとむずかしい。


『点と点と』のAメロは、最初から3番までつくるつもりだった。
Bメロも浮かんで、構成は[A1、A2、B1、A間奏、A3]みたいな流れを考えて。

それが、「魔法でも科学でも」の「魔法」と呼応する言葉を思い付いてしまった。
それでBメロ2番「野望とか夢だとか」で、これをやっぱり入れたい、となった。

でも実際、1番だけよりも2番3番があった方が、ぼくは歌詞が書きやすい。

何しろ、メロディーだけではかちっと決められないことが多くて。
文字数などで微妙に変えたり、イントネーションによっても当然変わってしまう。
ある程度流動的というか、曖昧にしておいた方が後で固めやすい。


Bメロは前半の「魔法~何だっていいから(けど)」まではすぐに出てきた。
後半がかなり苦戦して、途中でもうだいぶ方向性を見失ってしまって。

こういうときは、2番があるとそっちから固めていくことができる。
呼応する言葉を探したり、話の流れの落としどころを考えたり。

前半は、それがすぐ浮かんだ。

 B1/魔法でも科学でも 何だっていいけど
 B2/野望とか夢だとか がんばってきたのは
(2行目の最後、「けど」とか「のは」とかは、後半が決まってから変えた)

後半の2行は、1番2番とも何度も書き換えた。
正解があるわけじゃなく、でもしっくりくるものでないと、結局やっぱり氣になって。

正解はないけど、でもパズルみたいにピタっとはまる感覚はある。
それを探すのには、2番があった方がやりやすい。

例えばサビは、洋楽なんかは特に、2回3回歌っても歌詞は一緒、のことが多い。
それに対してぼくは、サビもまた2番3番をつくりがち。

その辺、マンネリにならないように曲によっていろいろバリエーションがある。
それを全部書くと大変なのでやめておくけど。

サビに関しては、自分のオリジナルで完全に1番のみなのは。
今チェックしてみたら、『太陽に問う』と『向町』だけ、みたいだ。

 太陽に訊いてみればいいのさ
 太陽に訊いてみればいいのさ
 世界中に大笑いされたって平気で
 自分のやりたいようにやるんだ
  /『太陽に問う』サビ

 向町のみんなに「ただいま」って言いたい
 愉快な歌と笑顔が恋しくて
 心躍る再会
  /『向町』サビ



と、ここまで書いてみて氣付いた。
Aメロは、あまり呼応や対比はさせていない。

Aメロはもう少し自由に、むしろ物語的には「起承転結」をつくりたいから。
(「転」はBメロ、にしたりするにせよ)


『点と点と』のAメロ出だしに関しては、呼応する言葉を探すところから生まれた。

点と点、に対してそれを展開させたら?と。
それですぐ浮かんだのが、線と線、面と面で、語呂も近い。
(てん、せん、めん、とどれも2文字目が「ん」

これまでの例で言うと。

『よりそうる』では、「巡り巡り」のような、繰り返しの言葉を呼応させている。

 「広い広い宙(そら)に」
 「巡り巡りながら」
 「いつもいつも人は」
 「高く高く空に」

で、最後は「歌を歌うように」と、ちょこっと変化をさせたところがミソ。

これのおかげか、『よりそうる』の歌詞はあまり悩まずに書けた。


と、ここまで書いて、思い出した。
大事なことを忘れてた。

「韻を踏む」のって、この呼応の一番ポピュラーで典型じゃないか。
ただこの場合は、1番2番というより、Aメロなら同じAメロ内の前半と後半(2行目と4行目だったり)で呼応させる。

日本語では脚韻(詩の行末の音節を揃える)は難しい、とぼくは感じている。
だから、頭韻や、部分的に寄せる(韻ほど一致していない)のもよく使う。


『ねこなーで』でも、サビは1番2番があって。
ほぼ1番ができあがってからも、2番のためにいくつか修正をした。
(現在、サビ部分は一応完成)

イメージとしては、2番をつくりながら、言葉をどうしても増やしたい(減らしたい)場合は1番を見直してみる。
今回も、1番を「座っていて」→「居座っていて」に1文字増やした。

それから、これはまた改めて書くけれど、曲の中ではできるだけ同じ言葉を何度も使わないようにしている。
(別の曲についても、ついつい同じ言葉ばかり使いがち、ではある)
「座り込んで」に一度は変えたのに、「込んで」のかぶりがあったので、元に戻した。
(その後、居を付けた)


ざっと思い付くままに書いてみた。
書き残したこともあるかもだけど、それはまた改めて加筆修正しよう。

と、ここでもまた思い出した。
短歌でも、あれは1番2番がないわけだけど、あの短い中でも言葉の響きを揃えたりするんだそう。

あの有名な「サラダ記念日」も、実際には七月六日でもサラダでもなかったとか。
「鶏のから揚げ、しかもカレー味」、それを「サラダ」にしたセンスにはほんと脱帽。
で、「七月」と「サラダ」のS音が響き合う爽やかさ、で選ばれた言葉、とのこと。

ぼくも、単語は響きやイメージ先行で選んでいるはず。
ぼくの歌詞は実際にあったことばかりではないし、俵万智さんを引き合いに出すなんておこがましいかもしれないけれど。

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歌詞を書くようになって、実は結構「ダジャレ」的センスって必要な氣がしてる。
小学校高学年のとき、ダジャレを研究?したりしてたのって、ムダじゃないんだな。
なんて、その頃の経験が今に生きているわけではないからなぁ、残念。

でもほんと、昔の短歌とか掛詞だらけだし、「ダジャレ」とは違うセンスだとは思う。
(澪標=身を尽くし)

でもでもやっぱり、「ダジャレ」も案外捨てたもんじゃないのかもね。



「はたらく」ことについて、ただのぼやき。


お題、「フリーにはたらく」、かぁ。

今は主夫で、それも全然こなせていない。
鬱になってから(診断はない)は働きに出ることは基本できなくなって。
たぶん、今もムリだろう。

友人のカフェでコーヒー担当してたのは、「はたらく」だったかもしれないけど。
あれでは残念ながら、「生活」はできない。
(楽しかったし、自分には向いている数少ないことのひとつだと思うけど)

その前にフェアトレードショップをやった、これはもう「大失敗」だった。


この先、どうなるんだろうな、と思う。
音楽関係で「はたらく」ことができるなら、それがいいのだけど。
その実力があるとは言い難い。

ましてやこれから、コロナ禍が何とかなったとしても、フリーランスにはきびしい社会だ。

自分にできることも、好きとか得意なことも、50歳を目前に見失っている。
毎日が、正直つらいと思っている。

でも、「はたらきたくない」わけじゃないんだけどな。

フリーにはたらく、今の自分にはかなり遠い世界の話だ。
ふう。

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