とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

人生はタカキビのコロッケ☆


毎月第二土曜日は、守山のあまが池で「Organic Be-er Garden Party」があります☆
11月は雨のため、中止でしたが。
今月は、12月12日に開催の予定ですよ♪

さて、今回書くのは先々月(2015.10.10)のことなので、だいぶ間が空いてしまったけど。



朝食は、最近いつもお粥が定番の我が家。
だけど、マルシェイベントの次の日などは、ちょっと贅沢な食卓に♡

たとえば、10月のビアガーデン翌日。
「金森商店」のマフィンと、「くいしんぼう家族の台所」のスコーン。
そして、「酵母パンまひろ」のタカキビのコロッケでした☆

f:id:serendippo:20151204105019j:image

どれも美味しかったのは言うまでもないのだけど。
顔の見える関係性で、というのがポイント。

実はスコーンはいただいたもの、コロッケは玄米おむすびと交換…って、これもいただいたも同然。
本当にありがたいなぁと思いつつ。


その前日のオーガニックビアガーデンで、「酵母パンまひろ」のパンプレートを食べたら感動的に美味しくて。

f:id:serendippo:20151204110032j:image

そのことを伝えたら、もってって!と言ってくれて。
もってたタッパーに玄米おむすびがあったので、それと交換。
って、何だか「わらしべ長者」みたいだなぁ♪

タカキビは自分でもたまに使うけど、料理って本当に人によって美味しさが変わる。


ところが、見た目だけではただのコロッケ。
まあ、当たり前と言えば当たり前なのかもしれないけど…
個人的には、この小さな氣付きは大きな意味があったと思う。



そんなことを朝食を食べ終えてから、あれこれ考えてたら。

ふと思い出したのは、映画の中のワンフレーズ。
「人生はチョコレートの箱、開けてみるまでわからない」。

フォレスト・ガンプ』という映画の中に出てくるこの言葉は、ガンプの母親の口癖…だったっけかな?
映画の名言集みたいなものにも登場する、比較的有名なセリフだ。

だけどぼくは、最初にそれを聞いたとき、いまいちピンとこなかった。
たぶん、映画の時代背景も加味しないと理解できないのかもしれない。

チョコレート、しかも箱入りの選り取り見取り、滅多にないワクワクする瞬間。
飽食の時代と言われる今、そのありがたみは半減しているかもしれない。


それとはちょっと違うかもしれないけど。
「人生はタカキビのコロッケ、食べてみるまでわからない」。

ちょっと陳腐かな…?
でも、ふとそうなんだなぁと、その朝食後に浮かんだんだ。


やってもみないうちから「どうせやっても」ってことが、世の中多いのかもしれない。
自分もそうだった、箱を開けてガッカリしたくない、そんな怖れの方が強かった。

どうせ「すっぱい葡萄」と吐き捨てるより、ワクワクしている人生の方がいい。
失敗もあるけど、氣にならなくなってくるし、不思議と失敗も減ってくる。

たぶん、このパンプレートはかなり手がかかるはず、とか。
そして、この人のつくったコロッケなら美味しいだろうな、とか。

そういう意味では、食べてみる前からわかってるとも言える。
最近は直感的なものにこそ頼った方がいいと信じてるから、そんなことも関係してるんだろう。

コロッケだけじゃなく、マルシェイベントも同じだと思う。
関東にいたときから、渋谷のアースデイマーケットに毎月のように行っていた。
滋賀に来てからも、マルシェがあればできる限り行きたいと思って、いろいろなところに出向いた。

結局、人と人との「関係性」なんだと思う。
この人に会えるのが嬉しい、その瞬間にしかない「一期一会」を楽しみに行く。
箱を開くような場面が、たくさんある。

「人生はチョコレートの箱、開けてみるまでわからない」って、逆説的な言い方なんだろうな。
開けたらいいんだ、そしたらわかるよって。

あなたはあなたの人生を信じていいよ、突き進んで大丈夫。
そんな意味にも思えてきた。

「人生はタカキビのコロッケ、食べてみるまでわからない」。
書いてみると長々とまどろっこしくなってしまうけど、人生あまり考えずにやってみることの方が大事なのかもね。
そんなことを改めて思う。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん