とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

OK 直感,


やっぱり、イヤなものはイヤ、と言いたい。
それが単なる批判にならないように、ただの悪態にならないように、とは思うけど。

誰かの人生を世間がジャッジするなんてこと、もういい加減やめてほしい。
それよりもっとやることがあるだろう。

誰もが心地よく、お互いをリスペクトできるような社会って、案外そんなにむずかしくないはず。

お菓子をわけて食べるように、だけど誰かが「袋ごと全部食べたい」と言い出す。
もちろん食べ切れないし、そんなことして楽しいわけないのに、ね。

でも、オトナが率先してそれをやっている、そんな風に思えてならない今日この頃。



さて、話題を変えて。


昔のぼくだったら、特に『ナイトライダー』というテレビドラマを大好きで見ていたときだったら、素直に喜んだのかもしれない。
人工知能「K.I.T.T.」を搭載したドリームカー「ナイト2000」、今では全然「夢物語」じゃなくなってきている。

だけど、それが実現したとしても嬉しくないどころか、たぶん怖いなぁとさえ思うかもしれない。

そういう危惧は、カレル・チャペックの『ロボット(R.U.R)』で書かれたように、昔からの〈テーマ〉ではある。

「他力」の続き。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


なので、今さらそのテーマを議論したいとは思わない。
問題があるのは、ロボットやAIではなくて、いつだってニンゲン側なのだから。


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写真は上野駅のホームにあった広告、思わず写真に撮ってしまった。
このGoo〇le Homeという、スマートスピーカーAIスピーカー)については、YouTubeのCMとかで知ってはいた。
スマートフォンでも同様のことができることも、何となくは知っている。

でも単純に、「OK Goo〇le,」って呼びかけるの、恥ずかしくないのかな?


ナイトライダー』で主人公のマイケル・ナイトが、コムリンクと呼ばれる腕時計型の通信機に「K.I.T.T.」と呼びかけるワクワク感とは…。
残念ながら、ぼくの中ではまったくリンクしなかった。



今日(2018.1.20)、たまたま手に取った本、石井ゆかりさんの『青い鳥の本』。
「本をぱっとひらいて、そこにある文章を読む」〈ビブリオマンシー〉のための本。

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〈ビブリオマンシー〉は実は古くから、そして世界中にある書物を使った占い。

それとはちょっと違うけど、探していた情報がたまたま手にした雑誌にあったり、誰かがそのことを話していたり。
そんなことって案外多いし、結構重要じゃないかと思ってる。

最近では、自分が今読みたい本は、大抵「本の方から」呼びかけてくれる。
大丈夫、ぼくは正氣ですからね(笑)


別に「電脳社会に警鐘」とか、そんなつもりはない。
ネットの恩恵ってかなりあるし、もちろん問題点だって常にある。

ただ、さっきも書いたけど「問題があるのは、いつだってニンゲン側」なんだよね。
いわゆる「ヒューマンエラー」。
だけど、実はこれって悪いことじゃないんじゃない?ってこと。

「意図しない結果が生じる」って、それこそ〈才能〉、それこそ〈恩恵〉。


スマートスピーカーよりも、『青い鳥の本』をそばに置いて、直感を鍛えた方がいい。
なんかそんな書き方すると、「年寄りの小言」みたいになるけど。

ブックカフェ「ABC」☆ - とむやんの氣まぐれ雑想記

(直感については、以前こんなことも書いています)

そうか、なんならいっそのこと、自分に呼びかけてみたらいい。
「OK 直感,今日はどこのカフェに行こう?」って。

ま、恥ずかしかったら声には出さなくてもかまわないけどね。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん