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昨日(2018.2.24)は近江八幡のRAKUICHIへ。
ハクハク茶小屋の一員として、珈琲を淹れました。
cafe salon STILLROOMのスージーに車で送ってもらい、帰りにはお好み焼き屋さんに寄ったりして。
RAKUICHIは酒蔵跡のまちや倶楽部での町屋マルシェで、今回3回目。
ハクハク茶小屋として、1回目にも参加させてもらいました。
今回の出店も、かなり豪華な顔ぶれ。
お客さんの波もほとんど途切れず、終始にぎわっていました。
始まってすぐに買いに走り、とりあえず3つだけGET。
手前が「石釜パンcafeつむぎ」のあんくるみ。
奥の右が「プラスエフ」のスコーン(チョコ)。
そして、左が「fujico muffin」のおからのドーナツ。
「fujico muffin」は「ひのまるマルシェ」で食べて、感動的に美味しかったので。
この日来ていた友だち親子にもオススメしました。
「くいしんぼうかぞくの台所」の、アップルパイ(リンゴの包み焼き、と表記)。
注文してくれた珈琲を届けに行って、買おうと思ったらトレードをしてくれました。
これがまた最高に美味しかった~♪
甘過ぎないスイーツは、ほんと「ド真ん中」です。
(甘くても、もちろん美味しくいただきますけど)
そして、終わり際にやっと食べれたお昼ごはん。
STILLROOMのナシゴレン、スージー的には今回ちょっと失敗があったみたい。
でも、充分美味しかった☆
ぼくはと言えば、相変わらず〈SLOW〉がmottoな珈琲出店、だいぶお待たせしたり、失礼があったかもしれません。
もしそうでしたら、ごめんなさい。
今回も、珈琲の淹れ方などに興味ある方とお喋りしたり、テンパりながらも終始楽しくいさせてもらいました。
ありがとうございました。
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スージーが高校時代に寄り道したというお好み焼き屋さん「こんにちは」。
こんにちは焼きと広島焼きを半分こしました。
久しぶりに食べたお好み焼き、本当に美味しかった♡
お店の方とお話してみたら、なんと30年前からやっている、とのこと。
一口に「30年」と言っても、20歳過ぎてからまだ30年経っていない自分にとっては、ある意味未知の領域。
敬愛する野洲のパン屋さん「ル・シエル」や、大好きな喫茶店「山本珈琲倶楽部」も、だいたい30年。
(ちなみに、「山本珈琲倶楽部」のトーストやホットサンドは「ル・シエル」のパン)
だから、「30年」という単位で考えてみるのだけど、今からだと自分は70歳を超えるわけで。
そして、長男は今のぼくと同じくらいの年齢になる。
あ~、ますます想像ができない。
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そこまで続けるには、やはり「想い」がないとできないことだと思います。
けれど一方で、最初から「30年やろう」と思っていたわけではないかもしれない。
その「想い」をもち続けていて、氣付いたら30年経っていた。
そんな感じじゃないかと、勝手に想像しています。
当然のことながら、それでも「すごいこと」だし、ただただ「脱帽」です。
だから、自分も30年続くかは考えられないけど、それでも今この瞬間に同じような「想い」をもつことはできるのだと思います。
出店で注文が重なってしまったりすると、お待たせしたりお断りしなくてはいけないときもあります。
だからと言って、何かをショートカットするのは、どうもしっくりこない。
実は、お好み焼きを食べながら、スージーといろいろ「振り返り」をしたのです。
ナシゴレンも、結局は一個一個手間かけてつくらないと、出せるものにならない。
ぼくも、挽きたて淹れたてを飲んでほしくて、そこは妥協できないなぁ。
昨年末の「いろは市」での珈琲出店。
注文が重なり過ぎて、何人かお断りしたときのこと。
少ししてからまた来てくださって、「待つから飲みたい」と。
「そんなに時間かけて手間かけて淹れる珈琲、飲んでみたい」というようなことを言ってくださって。
実際、だいぶお待たせしてお出しした珈琲を、すごく喜んでくださいました。
あぁ、やっぱりそこは曲げなくてよかったなぁって、つくづく思ったのです。
昨日のRAKUICHIでも、以前ハクハク茶小屋に来てくださった方から、「一緒に行った旦那が今まで飲んだ珈琲で一番だった」なんて、嬉しい報告を聞いたり。
ある種、「想い」が報われた瞬間、かもしれません。
最近、カフェや飲食系のお店が増えてきたように思います。
それはすごく嬉しいことなので、できるだけ行ってみるようにしているのですが。
正直、「なんでカフェをやろうと思ったのかな~?」と思うところも多い。
だから、はっきり言ってあまり珈琲が美味しくなかったり、接客がイマイチだったり。
それでもやっぱり、個人店を応援したくなっちゃうんですよね。
最初に「やろう」と思った「想い」は、きっとどこか同じなんじゃないかって、ついつい期待をして。
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ぼくがそこにいることで、お互いに楽しい時間を過ごせるかな?
あなたがそこにいてくれたことで、ぼくがどれだけ喜んでいるか、知ってる?
もし知らないなら伝えたい、いてくれて本当によかった、って。
だからぼくも、同じように誰かを喜ばせたい、一緒にしあわせを感じてみたい。
30年続くかはわからないけど。
「想い」が伝わっていくなら、きっとそれは何かの形で30年でも40年でも残っていくんじゃないかな。
せれんでぃっぽ☆とむやん