とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

竹テントワークショップ@姫路、一日目。


先週の土日、姫路市に行ってきました。
「竹テントのつくりかたワークショップ」をやるということで、そのお手伝い。


竹テントとは。
最近よくイベントなどで使うタープテント、それを竹でつくったもの。
あきさんの竹テントは「組竹式テント」という名称で、金具なども自作するのです。

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(↑今回、こんな立派な冊子ができていましたよ)


「竹テント」といえば、渋谷で開催されている「東京朝市アースデイマーケット」。

自分なりの、マルシェの楽しみ方。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


マーケットの日は、代々木公園けやき並木に「トージバ」の竹テントが並びます。
これが、なかなかの見もの。

アースデイマーケット « TOZIBAトージバ


その「トージバ」の竹テントを、あきさんは独自に進化させています。
針金で金具を自作したり、麻紐や太い輪ゴムを使ったり。

とはいえ、あきさんは「竹テント」づくりが本業ではないので。
彼ひとりでたくさんつくるにも、限界があります。
それに、いろいろな人が関わることでまた別の進化をしたり、拡がっていったり。

そういうことを期待して、あきさんは竹テントワークショップをはじめました。

そして、以前それに参加された方が、今回ぼくたちを姫路市に呼んでくれたのです。
組竹式テントのあきさんと、ちゃたくんとぼくと。


あきさんとはバンド仲間でもあるし、竹テントにもワークショップにも興味あったし。
でも、ぼくが同行する必要、あるのかなぁ?
ちゃたくんから誘われたものの、最初は躊躇してました。

結論から言ってしまえば、行けて本当によかったです。
なんだか、自分の中のまだ少しバラバラだったジグソーパズルのピースみたいなものが、一氣にピタっと揃った感じ。

もちろん、ワークショップ自体もとてもよかったのですが。
今回のご縁があまりにもすばらしかった。

ぼくにとっても、そしてきっとあきさんにとっても、ちゃたくんにとっても、大きなターニングポイントになる、と思います。



ぼくたちが向かった場所は、「かつらぎ自然のまなび舎」。
(余談ですけど、「まなび舎」と書いて「まなびや」と読むんですね、知らなかった)

[食・農・環境・コミュニティ・自然とともに生きる暮らしを一緒に学ぶ場です]
(パンフレットより)
関西で初の「ゆっくり小学校」をされていたり、小さなようちえん「山と畑のまるごとえん」をされていたり。

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(↑まるごとえんの冊子は、あとで出てくるお店で販売していました)


ちゃたくんの運転で高速道路をひた走り、山陽姫路西インターで降りて30分ほど。
急に細くなった道は、小さな橋を渡って大きく右に曲がったところから、ますます細くなって。

Googleが「目的地です、お疲れさまでした」って言っても、何もない細い道の途中。
本当にこの道でいいのか、でもUターンもできない、半信半疑で進んでいくと。

ありました、「かつらぎ自然のまなび舎」。

かつらぎ自然のまなび舎


いかにも山奥、って感じじゃなかったのに、最後の細道で急に別世界。
それこそ、別次元に入ったみたい、ジブリのあの映画みたいに。

ちなみに、写真はあまり撮りませんでした。
このときは記録的な大雨だったのと、カメラの充電が途中で切れてしまったので。



ワークショップは2日間、でもやることが多いので着いてすぐ準備に入ります。

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竹テントは、こんな感じでコンパクトに包まれています。
白いシート(ブルーシートの白版)が屋根の部分のタープです。

自己紹介は追々ということで、まずは竹テントの立て方、しまい方。

なのですが、あきさんのロープワークにみんな釘付け。
この時点で参加者さんはみんな、心奪われたそうです(笑)

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確かに、ぼくも竹テントは何度も見ているし、あきさんの道具の手さばきがすごいのは知っていたつもりでしたが。
ひとつひとつが入念に練られていて、すごく合理的なんですね。

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もちろん、あきさん曰く、何度も改良に改良を重ねてきた結果だから、なのですが。
そのこと自体が、常人には到達できないわけで。

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竹テントが立ち上がり、一同ため息。
つくりのすばらしさと、これを自分たちがつくるのか、つくれるのか?と。


もちろん、いきなりはつくれないので。
まずは部品となる針金ワークの練習と、構造の理解から。

そのためのサンプルを各自つくっていきます。

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そうそう、外は雨だったので、部屋の中でのワークショップでした。
背の高い竹テントがそのまま立てられるし、目の前には大きな池と山。
水の音と鳥の声、雨の音も心地よくて。

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参加者さんたちは真剣に、黙々とつくったりしていました。
ぼくもシロウト側の目線から、あきさんに聞いてみたり、作業を見てまわったり。

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そんなこんなで、サンプルとなる部位をそれぞれがつくりました。

最初見ただけでは、こんなの自分につくれる氣がしない。
けれど、実際つくってみると案外できるもの。
というか、あきさんがそういう風に試行錯誤してきた結果、なのですけど。

それに、あきさんの手元を見ていると、すごく簡単そうに見えちゃうんですよね。

ともあれ、各自苦労しつつつくり上げたので、みなさん感動していました。


そして、待望のお昼ごはん。

今回、まなび舎の方々も参加者も、竹テントづくりをしたのはほぼ男性。
女性陣は写真やメモなどの記録、ご飯の用意などのサポートをしてくださいました。

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ご飯がこれまた感動的に美味しくて。
話もはずみ、場と人とが揃うと、ご飯ってますます美味しくなりますね。



そして、午後。
実際の竹テントづくりに入っていきます。

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竹はそれぞれ場所が決まっていて、適度な長さに切ってあります。

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ここに針金でつくった部品を付けていき、組み立てていきます。

練習ではアルミの針金だったのですが、今度は本番なので鉄の針金。
部品自体は料理番組よろしく、あきさんが用意したものを使ったのですが。
それを巻き付けたりするのは基本、参加者さんです。

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これが結構苦戦するわけですが。
みなさん、すごく熱中していました。

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そうして、午後目いっぱいの時間をかけて、足組が完成。
2日目に来られない方のための個人レクチャーがあったり、みんなでスーパー銭湯に行ったり。

そして、またまた待ちに待った晩ごはん&交流会。

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山梨県醸造所「うちゅうブルーイング」の「宇宙エール」をいただきながら。
話はあっという間にディープな世界へ。

竹テントやあきさんの話、「満月マルシェ」や『満月マルシェのつくりかた』の話。
まなび舎のこれまでの経緯やこれからのことも聞いて。



何だろう、このところちょっと迷いながら?このブログを書いてみたりしていて。

脱いっちょかみ。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


それは「愚痴」みたいなものではないつもりで、でもうまく書けていない氣がして。
そのおかげで、『雲の意図』というタイトルで歌をつくってみたり。
(4日でつくれるかに挑戦してみたけど、8割できて、今保留にしてます)

雲の意図。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


そう、このときの2日間で自分なりにすごく「合点がいった」んです。

その辺は、また続きを書いたときに。
今回は報告だけでも結構な長さになりましたので。

とにかく、最近で一番の「ここにいられて、ほんとによかった~」という経験でした。
続きで、その感動を言葉にできるか、どうか。


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(↑ワークショップの部屋にいた、埴輪のぬいぐるみ、終始見守っていてくれました)


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

ちょこっと、コーヒーゼリーのことと、歌のこと。


台風の影響は、思った以上に被害が大きかったようです。
みなさん、大丈夫でしたか?

被害に遭われたところは、一日も早く復旧されますように。


さて、今日(2018.9.5)はハクハク茶小屋が臨時休業になったため。
お昼前に、茶ノ木カフェに行ってきました。



滋賀に来て、キシダ家にとって最初の「拠り所」だった、茶ノ木カフェ。
栗東の図書館や歴史民俗博物館がすぐそばにあって、子連れで行きやすくて。

ただ、子どもが3人になって、最近はなかなか行けなかったりしますが。
今日もひとり、ふらっと行ってきました。


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コーヒーゼリーと、ホットのココナッツチャイ。


2年前、コーヒーゼリーについて、こんな記事を書きました。

それぞれの正しさ。 - とむやんの氣まぐれ雑想記



結局、昨年も今年の夏も、あまりコーヒーゼリー食べなかったなぁ。

茶ノ木カフェに近い、Santai137のコーヒーゼリーはなぜか妻のメイコが氣に入って。
7月に一度、一緒に食べにいきました。

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(かなり大きく写ってますが、小さめのサイズです)

Santai137には「シーズナルコーヒー」があって、それをコーヒーゼリーにも使っているそうです。
なので、また今月から変わっているらしい。
また近々、食べに行きたいと思っています。


他にも氣になっているところはたくさんあったのですが。
コーヒーゼリーは夏季限定のところも多いみたいですね。


そんなわけで、また『コーヒーゼリーの時間』を図書館で借りてみたり。

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前々回のブログ。

雲の意図。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


昨日も書きましたが、あれから早速『雲の意図』というタイトルの歌をつくってみています。

そして、最近たまたま斉藤和義さんの動画を見ていたら。
40枚目のシングルとして発表した『月光』、カップリングの『メトロに乗って』『今夜、リンゴの木の下で』は、どれも3~4日で書き下ろしたんだそうです。

斉藤和義「月光」Special Website


作詞作曲自体もそうだけど、演奏して録音して、完成までが4日とかなので。
それはもう驚異的だと思うのですが。
(ツアーの合間とかで、時間が取れなかったらしい)

まあ、そこまでじゃないにしても、「歌を4日でつくる」というのはちょっと挑戦してみてもいいかも、と。
奇しくも『雲の意図』という題材があって、しかも台風の日はカンヅメだろうから。

つくり始めたのが、ブログを書いたときなので。
構想は9月2日、日付が変わった頃。
実際につくりはじめたのは、9月2日の昼過ぎ、だったかな。

今、歌詞は7割くらい書けて、メロディーも何となくできてきて。
あとは詞と曲を馴染ませて、修正して。

4日で、はちょっとムリかもですが。
(明日の昼過ぎまでに、ということ)
何とか5日で一応の完成となれば、自分としては最短。


何で急に、コーヒーゼリーのことを書いたかというと。
お察しの通り、ちょっとした現実(曲づくり)逃避、というわけです。

いずれにしても、完成したらまたブログに書きます。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

切り紙のタヌキ。


前回と前々回、ありがたいことにいろいろと反響がありました。

特に前々回の記事にコメントをたくさんいただいて。
お返事を書きながら、何を書こうとしていたのか、より明確になってきた氣がします。
ありがとうございます。

続きはまた別の機会に書きますが。

ちょこっとだけ書くと。
「脱いっちょかみ」としたけれど、「いっちょかみ」を否定しているわけじゃなく。
ただタイミング的に、自分は「脱する」ときなんじゃないか、じゃあどうするのか。

それと、「雲の意図」という誤変換から、いろいろ氣付きがあったこと。
雲の流れって確かに意図的じゃない、だけどそれを見ていると癒されたり。

そこから、「わかってもらえない、わかってもらいたい」ってことではないな、って。
これはもう少し、自分としても深く追ってみたいと思っています。


そして、「雲の意図」という歌も制作中。



さて、今日は9月4日。
三番目の息子の誕生日、4歳になりました☆

そして、実はこのブログを始めて3年が経ちました。

自己紹介。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑息子3の一歳の誕生日のときにはじめました)

2歳と一周年。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑2年前の今日)

マルシェが本になりました。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑1年前の今日)


今日は台風21号の接近で、かなり荒れた天氣となりました。
おかげさまでウチは被害もなく、無事でした。


そんな嵐の中、ささやかなお誕生日のお祝いをしました。

いつものように、妻がケーキをつくり。
長男も次男も、プレゼントをあげていました。


4歳、毎回同じようなことを思いますけど、ほんと早いなぁ。
三番目は特に、上2人を見ているので成長度がすごい。

この夏の帰省では、ぼくの両親もビックリしていました。
喋りもますますしっかりしてきて、いろいろとこだわりも出てきて。
まあ、メンドウごとも増えたりはしていますが。


長男が切り紙が得意で、下2人もかなり影響を受けていて。
息子3のハサミさばきは、かなりのものだと思います。

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(↑今回の帰省、帰りの電車で切り紙をしているところ)


今回、実家にいるときに、息子3が切り紙で「タヌキをつくる」と言い出して。
最初に母がそれを聞いて、なんで急に「タヌキ」なんだろう?と。

信楽のタヌキみたいなかわいいのをつくるのかな~?ぐらいに、思っていたのですが。



ここでちょっと、話が脱線します。

こういう話が苦手な人もいるので、まあ冗談半分で聞いてもらえればと思いますが。
ぼくの母方のひいおばあちゃんの話です。
もちろん、直接は知らないので、聞いた話。

ひいおばあちゃんは、麻布のあたりに住んでいたそうです。
旦那さんと庭師をしていたらしい。

心優しく、また世話焼きな性格で。
自分もそんなに裕福ではないのに、近所の人に野菜をあげたり。
タヌキにエサをあげたりしていたんだとか。

麻布は今でこそ、高級マンションやビル、大使館がたくさんありますが。
その当時はまだ何もなく、自然も多かったのだと思います。
(狸穴町や狸穴坂という地名もあるみたい)

ある日、庭仕事で遅くなり、家に帰ってきたけれど辺りはすっかり暗くなっていて。
家までの道がわからないくらいの、闇。

そうしたら急に、道の両側に明かりがぽつぽつと灯り始めて。

あれは、狐火ならぬ、狸火だったんじゃないか。
いつもかわいがっていた、タヌキのちょっとした恩返し。

本当かどうかは知りませんが、そんな話をおばあちゃんから聞きました。


まあ、そんなわけで、ウチの家系ではタヌキって何だか近しい氣がしていて。
息子3が実家で、急に「タヌキをつくる」と言うのも、妙に曰くあり氣に思えて。

しかも、つくったタヌキが、これ。

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なんか、やけにクオリティーが高い。
図鑑とか見てないし、そもそもリアルのタヌキをあまり知らないと思うのだけど。

いくつかつくったみたいですが、母にあげたのは結局この一個だけ。
普段はすぐにプレゼントするのに、これは出し渋っていました。


それで、かわいいからまたつくって~と、言ってみたのですが。
滋賀に帰ってきたら、もうつくる氣なくなったみたい。

今日も聞いたら、最初は「うん」と言っていたのに。
「アクタ(実家のこと)に行ったら、つくるね」と。


うまく説明できたかわかりませんが。

ご先祖さまはしっかりと見守ってくれているんだろうなぁと。
そんなことを感じた、息子3の誕生日でした。


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↑銀座の教文館ナルニア国にて。
安野光雅 絵本の世界展」、『もりのえほん』拡大パネルの前で。
ここだけ、撮影OKでした。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

雲の意図。


一昨日(2018.8.31)書いたブログは、うまくまとまらなくてイマイチだったな。

今のブログは単純に、思っていることを書き出してみる場、にしているので。
それはそれとして、コラム的にもう少し読みやすい文章も書いてみたい。
別のブログなのか、ホームページをつくるのか、考え中です。



ひとつ追記

「9月の自民党総裁選で、党内最大の細田派は所属議員に、連続3選を目指す首相を支持する誓約書に署名させることを決めた」んだそう。
当然、「首相の出身派閥が所属議員から誓約書を取るのは極めて異例」だと。

派の幹部は、「他派閥と足並みをそろえる必要がある」と説明しているらしいけど。
さすがに、派内からは反発の声も上がっている、と。
そうは言っても、結局はうやむやになるんだろうけれど。


今、身近なことでもこういうニュアンスのことが多過ぎるんじゃないかなぁ。
一言で言ってしまえば、「同調圧力」ってヤツ。

そういう空氣感の中で、自分を打ち出すというのは案外むずかしい。
ほんとはむずかしくないのかもだけど、ややこしくなるのでここではとりあえず。

自分はやっぱり、「とんがっていたい」と思っているから。
一昨日書いたのはその表明のつもりなんだけど、まあちょっと軌道修正。



そして、今日(2018.9.2)はその続き、みたいなもの。


昔、中学生のときだったか、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を教科書で読みました。
そのときはたぶん、「ふうん」ぐらいに、何も思わなかったんじゃないかな。

それ以来、『蜘蛛の糸』を読み返したことはないはずなのですが。
大人になってからも何度か、映像としてたまに頭に浮かぶことがあります。

蜘蛛の糸』にもまた、いろいろな受け取り方があると思いますが。
「ニンゲンのエゴ」、というのはその中でも大きなテーマではないでしょうか。

実際ぼくも、自分のエゴイスティックな面が出てくると、先述の映像が浮かんだり。

作中では、登ってきた罪人に「下りろ」と喚いた途端に、糸が切れてしまう。
そして、カンダタの「無慈悲な心が、そうしてその心相応の罰を」受けたのだと書かれています。

もし、人のことは氣にせず、自分が登ることだけに専念していたとしたら?


この小説を否定するわけじゃないし、地獄の話ということで事情は違うと思いますが。
現実はもっと優しいというか、そこまで「試される」ことはないんじゃないか、という氣がしています。

たとえば、糸は各々にちゃんと用意されているんじゃないか、とか。
もっと本数は多くて、自分が望まないものはちゃんと(?)切れてしまう、とか。

それって、ある意味すごく恵まれた状況。
糸自体を、競って奪い合う必要なんて、本当はないのだから。

カンダタが、下から登ってくる罪人に喚いたのって、心情的にはすごく理解できる。
でも、現実は自分と関係ない人にも喚いたり、何なら足を引っ張っていたり。

無慈悲もここに極まれり。


カンダタの置かれた状況以上に、世界はもっとシンプルで。
自分の登りたい糸をただひたすらに登ればいい、それだけのことなんだと思います。

と言いつつ、それができないのって何故なんだろう?



先日、『天才の証明』という本を読みました。

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著者の中田敦彦さんは、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」のあっちゃんとして有名ですね。
ぼくも武勇伝ネタは大好きでしたが、それ以上に特に注目はしていませんでした。

でも最近、YouTubeで『俺の持論』という番組でのプレゼンを知って。

11月11日放送 【俺の持論】 - YouTube


この中で紹介していたのが、この本。

コンプレックスや劣等感こそが、実はその人の最大の強み、「才能」だったりする。
そんな話自体は、他の自己啓発系の本などでもよく目にしていました。

けれど、オリラジのあっちゃんの実体験として語られる話には説得力があって。

2016年には音楽ユニットRADIO FISHとして『PERFECT HUMAN』でブレイク。
そこに至るまでの話が、わかりやすく、そしておもしろく書かれています。

才能というものに人一倍注目し、かなり計画的に練った上でヒットを飛ばす。

つまり、彼には「蜘蛛の糸」が見えている、のかもしれません。

ただ、自分に与えられた糸は、妙に細く頼りなく見える。

だけど、糸は切れても下まで落ちないし、何度でもまた登ることができる。
彼はそれを証明してくれているような氣がします。


この本を読むまで、RADIO FISHの動画は見たことがなかったのですが。
先日YouTubeでまとめて観てみたら、かなりよかったです。

RADIOFISH UNION【レディオフィッシュ】 - YouTube


『PERFECT HUMAN』もいいし、本書でも書かれている『進化論』もオススメ。

CMのタイアップだった本作は、MVなど完成までにかなり「ぶつかる」ことがあったそうです。
けれど、その衝突があったからこそ、想定以上の成果が得られたのだ、と。



「とんがって」いたいと思いつつも、やっぱり「嫌われたくない」という思いもある。

相手を必要以上に氣遣ってしまったり、でもそれって本当に相手の為と思ってのこと?

親になって、小言が増えたんじゃないかと思ったり、それもまた必要なことかなとも思ったり。


ぼくは、チームで何かをするということが苦手だけど。
ただ単に「ぶつかる」のがイヤだった、っていうのが大きいかもしれません。

親の小言も、あまりぐちぐち言わないとか、言い方を変えてみたりだとか。
それでも、要所要所では強く言わなきゃいけないこともあったり。

厳しいことを言われるのは、やっぱり自分もイヤだったり。
それでも、お互いに相手の「蜘蛛の糸」を引っ張っているわけじゃない、って氣付けたらいいのかな。

「ぶつかる」にも、目的や方法がさまざまだろうし。
それがエゴから出たものでは、結局「蜘蛛の糸」のムダな奪い合いでしかない。


冒頭に書いたように、はっきり言って今の「同調圧力」は異常です。

自分の「正直さ」や「公正さ」を棚に上げて、キャッチフレーズにした人を「個人攻撃だ」なんて。

自分と反対の意見を封じ込めたり、対抗馬を嫌ったり。
そういう国の状況下だからこそ、そこは改めて考えてみようと思います。


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ちなみに、タイトルは『蜘蛛の糸』の誤変換。
そっちが先に当たり前のように出てきて。

なんか意味あり氣、歌のタイトルにもなりそう。
奇しくも、CloudもWebもIT用語ですね。


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脱いっちょかみ。


先日は、栗東市でさまざまな活動をされている方々との会合があったり。
先週は、お父さんたちが集まるイベントに参加させてもらったり。

どちらも、初めましての方も多くて、刺激的な時間でした。

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(↑後者のイベント会場、八日市のHONMACHI93の入り口)


それぞれのことは、また機会があれば書こうと思います。



今日は8月31日。
7年前の今日、ぼくは滋賀に来ました。


妻と長男と、7月に開催されたアースデイしがを目指して滋賀に来て。
そのときはまだ、次男は妻のお腹の中。

2人はそのまま滋賀暮らしが始まり、ぼくは一度埼玉に帰って引っ越し作業。
2ヶ月があっという間で、結局出発のギリギリまで荷造りや片付けをしていました。


滋賀に移り住んで7年と言うと、結構ビックリされることが多いです。
それだけ「馴染んでる」と言ってもらえるのは嬉しいことだとは思いますが。

滋賀には知り合いはほぼゼロの状態から、ここまでご縁がつながったのはすごいこと。
本当にありがたいことです。

とは言っても、やっぱりまだまだ「新参者」、なのかなぁと思ったりもします。



滋賀に来て、思えばいろいろなことをやってきました。

フェアトレードショップをやらせてもらったり、バンドを組んでライブをさせてもらったり。
珈琲出店するようになったり、ウクレレレッスンをしたり。

それ以外にも、おもしろいと思ったものにはあれこれ首を突っ込んできました。

だけど、どれも単なる「いっちょかみ」。
結局、それを続けてきても、正直あまり自分にとっての積み重ねになっていない。
そんなことをふと思います。

そういうのもアリと開き直ってもいいのかもしれません。
あえて積み重ねない、常に更新していく生き方を選ぶのもいい。

けれどやっぱり、どこかで「必要とされる存在」でありたい。

現状は、企画を立ち上げてもリアクションがなかったり、評価や成果が低かったり。
自分のやり方など、まだまだ磨き上げなきゃってことなんでしょうけどね。


そろそろ、改めて潮目を変えたいなぁと。
「脱いっちょかみ」、って感じで。

本当に自分がしたいことは何か、最近また考えてみています。



たとえば、STILLROOMや向町カフェでさせてもらっているウクレレサロン。
これに関しては、ありがたいことにある種の「達成感」があります。

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(先週の向町カフェにて、この日集まったウクレレは多種多様でした☆)


もちろん、今までやってきたことがムダだった、とは思いません。
実際、いろいろとつながったご縁が、ウクレレサロンにもいい作用をもたらしてくれていたりしますし。

でもだからこそ、ムダにしないためにも「新しい風」を取り込む意識をもっていたい。
そんなことを思っています。

今日のところは、この辺で。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

8年前の箱根旅行。

【特別お題】「思い出の家族旅行」



今回のお題は、思い出の家族旅行、ということで。
あんまり「贅沢」な旅行ってしたことないですが。

過去の写真データをいろいろ探していたら。
8年前の今日(8.15)、両親と妻と長男と、一緒に箱根に行った写真が出てきました。

行ったのはもちろん憶えていたけど、8年前かぁ。
長男、まだ3歳の頃。


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帽子を貸してもらって、記念撮影。
そう言えば、この斜め掛けの小さいバッグは、今は三男が使っています。


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箱根登山鉄道に乗り換え。
じぃじにおんぶしてもらって、ご機嫌。

このときの箱根は、長男が小さかったこともあってか、あまりあちこち行かなかったみたいで。
子どもの頃に何度か行った箱根彫刻の森とかも、このときは行かなかったのかな。

写真をあまり撮っていないし、憶えていません。


箱根登山鉄道の終点、強羅からちょっと上ったところに箱根写真美術館というのがあって。
併設のカフェでのんびりくつろがせてもらったのは、確かこのとき。

それもなぜか写真がないので、うろ覚えですが。


そういう意味でも、8年前の旅行のこと、お題で思い出したときにこうやって残しておくのもいいかなと思いました。


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このときは、川のほとりでちょっと遊んだりしました。
観光客はあまり行かないような場所です。

なぜ行ったのか、全然憶えていません。


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今調べてみたら、堂ヶ島遊歩道というところだったみたい。
旅館の裏を通ったり、個人的には結構おもしろかったような。

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箱根登山鉄道宮ノ下駅すぐにあるNARAYA CAFE。
足湯があったりテラスがあったり、古い建物を改装したステキなカフェでした。

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NAYARA CAFEは、『ふるカフェ系 ハルさんの休日』で昨年紹介されたみたいです。



今は家族旅行に行くことはほとんどありません。
今回もそうだけど、夏と冬と、たまに春とかに実家に帰ってくるのが楽しみ。

両親も孫たちに会えるのを楽しみにしてくれているので、本当にありがたいです。


でも、機会があったらこのときみたいに、家族旅行に行くのもいいかもしれません。
箱根もいいし、小田原とか熱海にも行ってみたい。

子ども3人での移動は何かと大変なこともあるけど。
よく考えたら、ぼくも子どもの頃にいろいろ連れて行ってもらっていたんだなぁ。

おじいちゃんおばあちゃんと、いとこたちと、かなりの人数だったけど。

最近はあまり旅氣分じゃなかったけど、振り返ってみるとスイッチがオンになるものですね。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん


ぶらり、川口を歩いてみて。


埼玉に帰省した次の日(2018.8.7)。
前々回にちょこっと書いたけど、ぼくはひとり実家で留守番。

ちょうどいい、を考える。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

昼過ぎ、せっかくなので周辺を散歩してみることにしました。


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ぼくが育った埼玉県川口市は、かつては鋳物の街として知られていました。
でももう、『キューポラのある街』と言っても、若い人は知らないみたい。
吉永小百合さんのデビュー作映画ですからね、無理もないか。

実際、たくさんあった鋳物工場はマンションなどに姿を変えて。
(1947年には703の工場があったそうです)
今はベッドタウンになり、昨年12月には人口が60万人を突破したんだそう。

昨年末に帰省したときに、駅の横断幕に「祝」の字を見て、ちょっと複雑な心境。



正直言うと、ぼくはこの街が好きじゃなかった。
早く出たいと思いながら、結局人生の大半を過ごしてしまいましたけど。

母の喫茶店を手伝うようになって、結婚して子どもができて。
それからようやく、ぼくはなんだかんだ言ってもこの街が好きなのかもな、って。

不思議なもので、そう想い始めていた頃にあの地震があって、離れることになって。

縁あって滋賀に移り住んで、川口には年に2~3度は帰省しています。
滋賀はすごく好きだけど、「ただいま」って言いたくなるのはやっぱりこの街なんだな。


もちろん、好きになったから何でも許せる、ってわけじゃないですけどね。
滋賀に移り住んで余計に感じるのは、川口で子育ては、はっきり言ってしんどかった。

子どもが安心して遊べるところが本当に少ないと思います。
母とも、そんな話をよくします。


川口市は鋳物の街としてだけじゃなく、植木の街としても有名だったのです。
その割には、街に緑が少な過ぎると思います。
安行という地域が「植木の四大生産地」で、駅周辺は関係ないと言えばそうなのですが。

ただこれに関しては、日本全体としても言えること。
特に今年の、災害として認識されるほどの猛暑を考えたら、都市部の農地や緑地を増やしていくことはもっと検討されるべきで。

植木の街として有名な安行のある川口市が、それを率先してやってくれたら。
とは思うのですが、「中核市」となった今では、残念ながらあまり期待できそうにないですね。

(都市部に緑を!は、最新号のあまいろだよりの中野和子さんの文章を是非読んでみてください)



前置きが長くなってしまいました。

実家は、川口駅川口元郷駅のちょうど真ん中あたりにあります。
川口駅とは反対方向、川口元郷駅方向へ歩いていきました。

川口のおもしろいところは、結構古い建物などが残っていること。
文化財的なものもありますが、どちらかというとバラックのような。
若いときはイヤだったけど、今はそういうところがあると嬉しくなります。


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芝川に架かる中の橋からの写真。
何となく、自分にとって最近の典型的な「The 川口」、みたいな。

これだけ見ると、「隙間がないなぁ」って思っちゃいます。
でも実際には、まだまだ下町的な場所も所々にあったりして、残っててほしいな。


十二月田(しわすだ)という、難読な地名があるのですが、そっち方面に歩いて。

お目当ての、「ベーカリージロー」に到着。
(ちなみに、ここは末広という町名になります)

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昔ながらの、な感じの佇まい。
存在は知ってはいたけど、初めて入ってみました。

3時くらいだったので、パンはほとんど残っていませんでしたが。
いい意味で素朴な味、美味しかったです。


別の道を通って、引き返します。

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あまり馴染みのない道を通ってみたり。


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よく通った道沿いの公園にも、ちょこっとだけ寄ってみました。


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小さな公園だけど、結構大きめの木が何本かあって。
いつも通り過ぎるだけだったけど、お氣に入りの場所です。



建設中だったり、新しくできた建物の前を通ると、「あれ?ここって前なんだったっけ?」ってこと、よくありますよね。
川口では、ビックリするくらいその連続です。
実際、今回歩いているときにすれ違った親子からも、その台詞が聞こえました。

ぼくが子どもの頃よく遊んだ駐車場は、今はアパートに。
CDを買いによく行ったレコード屋さんも、ずいぶん前になくなって。

ステキなお店が増えたり、便利になったり、それはそれで嬉しいことなのですけどね。

ちょっと淋しくなったりします。

その淋しさってなんだろう?と、歩きながら考えていたら。
「リスペクトを感じられないから」じゃないかな、って。

木を伐るにしても、建物を壊すにしても、何だかすごく「軽々しい」氣がします。
「国を愛する」なんて意気盛んなことを言うのもいいけど、それってもっと身近なところから見ていった方がいいのに、って思ったり。

そういえば、[respect]の語源って「振り返って見る」、なんですって。
「軽視しない/注目する」ってことが、リスペクトの第一歩。

リスペクトについては、書きたいことがあるのでまた改めて。

今回、歩いてみて思ったのは。
意識していろいろ見ていくと、イヤなところもたくさん見つかるんです。

でもだからこそ、愛着も出てくるし、敬愛の念につながったりする。
そこに「目を瞑る」だけっていうのは、ちょっと違うんじゃないか。
自分は長年この街から「目を背けて」いたから、余計にそう感じます。



そうそう、「(ARTISAN)FARMERS MARKET KAWAGUCHI」というのがあるんですね。
この週末、11日と12日の二日間、大泉工場にて。

第5回目は水を感じるがテーマの「スプラッシュ」、川口領家地区の地域活性化イベント 「(ARTISAN)FARMERS MARKET KAWAGUCHI(アルチザン ファーマーズ マーケット カワグチ)」 ~有機農家などの作り手とローカルを繋ぐ場所に~ | 株式会社 大泉工場 | FUN FOOD事業部・ORGANIC事業部・不動産事業部


川口でファーマーズマーケット、しかも有機野菜をフィーチャーしているみたいで。
11日はカフェ・ド・アクタで《ABC》なので、12日に行けるかな。


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11日、もう明日ですね。
13時から18時の間、出入り自由ですので、どうぞお氣軽に。


最後に改めて。
今回も川口に帰ってこられて、本当によかったです。
ありがとう。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん