とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

ほっと縁市《東京・赤羽》と、これからのマルシェに思うこと。


引き続き、先月末の帰省でのこと。

ぼくの実家の川口は埼玉県、川を挟んで隣が東京都北区赤羽
北区は近いし、おもしろいところも多いので、川口にいたときも行く機会がよくありました。
(田端までは行ったことがなかったのは、ちょっと前に書きました↓)

小さな小さな映画館。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


最近はステキなお店やおもしろいスポットも増えているみたいで、実家に帰ったときは、北区のどこかしらには出没しています。

今回は、「ほっと縁市」というイベントにお邪魔してきました。
17回目の開催だそうで、場所は赤羽駅から歩いて数分の赤羽公園。

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この日(2017.3.26)はあいにく、朝から雨。
でも、それが雰囲氣としてはとてもよかった☆


埼玉に住んでいたとき、赤羽の自主保育に参加していて、その友人たちが関わっていたりします。
久々に会えて、子どもの成長に驚いたりしつつ。



「ほっと縁市」は〈安心・安全〉にこだわっていて、出店にも基準があるそう。

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滋賀にも「オーガニック&つながるマーケット」がありますが。
赤羽駅からすぐの立地で、こういう場が定期的にあるのは、すごく意味があるなぁと感じます。


自分にとって、マルシェの理想ってやっぱり「満月マルシェ」だったりするのですが。
(それ以上に、新月の「月のはじまりマルシェ」の方がより好きだったり)

それとは別に、いろいろなマルシェや青空マーケットが増えてきていると思うし、それはいい傾向じゃないかなと、個人的には思っています。

都市部などでは特に、オーガニックなどの選択肢はほとんどないに等しい。
つまり、ある意味相当偏っている、とも言えるわけで。

だから、いわゆる〈安心・安全〉をコンセプトにしたマルシェの意義が、これからますます大きくなることでしょう。

東京の高層ビル内のテナントを歩いたときにも、マルシェのポスターがあったり。
以前も別の場所で、同じようなマルシェに行ってみたこともあります。
(要項や基準などは、もちろんそれぞれ全然違うと思います)

そういうのは、まだまだ「流行りだからやってみた」感があるように、ぼくには思えてしまったりもするけれど。
それはそれとして、そういうニーズが高まってきているのは確かかな、と。


そうそう、今回の「ほっと縁市」には、「あなたにとっての〈安心・安全〉とは」というような問いかけがあって、布に自由に書けるようになっていました。
ぼくは、「多様性があること」というようなことを書きました。
(時間が経ってしまって、うろ覚えですが…)

選択肢のひとつひとつをブラッシュアップするのも大切だけど。
それ以上に、「選択肢がたくさんあって好きなように選べる」方向で、おもしろくなっていったらいいなと思います。

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(実家のカフェでもお世話になっている、ホメオパスのまどかさん↑)

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かわいいクッキーを2種類買ってみました。
どちらも素材のよさが引き立っていて、美味しかった♡


次回、第18回は6月4日[日]に開催予定だそうです。
関東近隣の方や、その時期東京に行く方、氣になったら是非是非チェックしてみてください↓

食と農で生活を考える - ほっと村~都会でむらづくり~




さて、明日(2017.4.16)は「びわ湖音楽祭 with 琵琶湖セッション&満月マルシェ」に出店予定。
ハンドドリップで(今回はネルではなくペーパー)、フェアトレードコーヒーを淹れます。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

東京さんぽ《千駄ヶ谷》


間が開いてしまったけど、先月末の帰省のときの、東京さんぽ。
今、3・4月の「わたし誌」をせっせとつくっていて、これと連動させる予定。
(わたし誌については、こちら↓)

わたし誌。 - とむやんの氣まぐれ雑想記



さて今回は、千駄ヶ谷周辺。

千駄ヶ谷って、今まで行く機会が全くなかったと思う。

なぜ千駄ヶ谷に行ったかというと。
その前日に、埼玉の実家でイベントをしたときに喋ったことがきっかけになった。

Facebookで見た情報で、「確か花束のようなサンドウィッチのお店があった」ということを、話の中で思い出した。
調べてみると、代々木上原に1号店、千駄ヶ谷に2号店があるという。

代々木上原は何度か行ったことはあって、結構好きなお店もあるのだけど。
今回は新しいところを開拓してみたいと思い、千駄ヶ谷に行くことに。

Google mapは、正直やっぱり何かと便利。
周辺を見るとお店の名前もあちこちに出てくるから、氣になるお店を検索してみたりする。
一方で、あまり下調べし過ぎるのもつまらないもの。


前回、前々回のさんぽでも、レコード屋さんやコッペパン専門店は、偶然前を通って氣になったので入ったのでした。

埼玉さんぽ《浦和》 - とむやんの氣まぐれ雑想記

東京さんぽ《駒場東大前》 - とむやんの氣まぐれ雑想記




この日は別のところにも寄りたかったので、東京メトロを使いました。
東京メトロ24時間券というのを買いました、東京巡りにオススメ☆)

副都心線北参道で下車。
まずはお目当てのPOTASTA へ、明治通りを進みます。

しばらく行くとありました、大通り沿いなのに、いい意味で落ち着いた雰囲氣。

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真ん中に並べられた数種類のサンドウィッチは、確かに花束のよう。
それほど種類は多くなかったけど、それでも目移りしてしまう。

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スイーツ系もあって、どれもボリュームがありそうな感じ。
今回はキンピラサラダサンドウィッチと、スパイシーパンプキンポタージュをチョイス。

写真も快くOKをもらえたし、対応もとてもいい感じでした。
2号店にはちょっとしたイートインスペースもあるのですが、外で食べることに。


そうそう、今回も2歳児を連れての散歩です。

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サンドウィッチは見た目だけでなく、味も美味しかった。
子どもと半分こでも、満足感あったし。

息子はポタージュがかなり氣に入ったみたいで、結構スパイシーなのにがぶがぶ飲んでました。

後で調べたら、野菜などはオーガニックだったり、そういうところも嬉しい。


次は、近くでコーヒーが飲めたらいいなと、事前にマップで氣になったお店へ☆

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ウッディ―な雰囲氣の、THE DECK COFFEE & PIE。
名前の通り、パイが売りのカフェだそう。

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食事の後なので、小さめの紅芋パイを頼んでみました。

店内はちょっと無骨なアメリカン風、外にはウッドデッキもあり。
ソファー席は、ネイティブアメリカンな感じ。

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この後すぐ、息子がまた寝てしまったので、抱っこしながら少しだけ散策。
MOKUBAZAという名前の、CURRY & BARがあって、行列ができていました。
機会があったら、行ってみたいな~☆

BIG LOVEというレコードショップもあったけど、これは入る勇氣がなかった。

重い2歳児を抱えながら、明治神宮前駅まで行って、また地下鉄に。


原宿周辺を歩いてみると、千駄ヶ谷っていい感じで「穴場」なのかなと思います。
人混みを避けて行ける、ある意味「東京らしい」界隈、な印象。
たまにはそういうのも楽しいものです。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

本当の孝行とは?


今、いい機会なので「教育勅語」に関連したこと、自分の考えを書き記しておきたい。


先月の国会で、「教育勅語の精神は取り戻すべきだと考えている」というような発言があった。
実際、昨年あたりにぼくの周辺でも、「いいことが書いてある」的な話があって、とにかくビックリした。

教育勅語」の何が問題かは、言うまでもないこと、と思っていた。
それは慢心というものだろう。


高橋源一郎さんが「教育勅語」を現代語訳して、ツイッターで紹介したという。
そのことが先月末に見た新聞にも載っていた。

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高橋源一郎さんがおっしゃるように、「議論のきっかけ」が増えるのはいいことだと思う。



さて、以下はぼくの意見。


今回「騒ぎ」になったことは、かえってよかったと思っている。
それに、案外「教育勅語」はよくないという論調も目立って、少し安心もした。

そういう中で、もうすでに何度も書かれていると思うけど。

「万一危急の大事が起こったならば、大義に基づいて勇気をふるい一身をささげて皇室国家のためにつくせ」(「旧」文部省による通釈)
あれこれと書かれている徳目も、結局はここに集約される。

「忠良な臣民であれ」、と。


その一点で、「教育勅語」が廃止や失効となったことの理由は、もう充分な氣もするのだけど。

ここではあえて、違うところを突いてみたい。



あれこれと書かれた徳目について。
「いいところがある」という、それ自体からしてぼくには「違和感」しかない。

真っ先に書かれた、「親孝行」について。
「親孝行しましょう」なんて、いいことが書いてあるじゃないかと、言う人がいる。

別に、「親孝行がしたい」というのであれば、それはそれでどうぞというだけの話。
けれど、奨励するとなると(実際には強要に近いと思うけど)、黙っておけない。

「孝」とは、儒教の徳目として重要視されていたらしい。

その「孝」について孔子は、「健康でいることが孝行」と言っているらしい。
世間が思う「孝行」とは、だいぶずれているんじゃないか?


子どもができて、自分が親というものになったとき。
願うのは、子どもたちが幸せでいてくれることだ、とつくづく思う。

もちろん、親として言うことを聞かせようとしてしまうことはしょっちゅうだし、それで怒ることもある。
それでも、こっちの狭い了見など、軽く超えてくれたらいい。

そう思ったら、自分が心から幸せでいること、それこそがご先祖さまが喜ぶことだと氣付いた。
そういう話は、ライブなどでも前々から何度もしているのだけど。

そもそも、子どもが産まれてきてくれたこと、嬉しそうに笑っている姿を見ると、もう「孝行」なんてとっくに「前払い」されているって感じる。
それ以上、何を望むというのだろう?



それ以外の徳目についても、もう言うまでもない。
はっきり言って、大したことなんてひとつも書かれていない、と言っておこう。

「夫婦は仲睦まじく」とか「友だちとは信じあって」とか、そんな条件付けをいちいちされたくない。
それを自発的に実行することはとてもいいことかもしれないけど。

だからこそ、こんな「正しさを押し付けるような」教えなんて、どう考えても「時代錯誤」でしかない。


人に優劣を付けて、見下している、ただそれだけのこと。
だから、まして「日本や日本人は他の民族より優れている」とか、そんなこと言ったり考えてるのって、本当にくだらない。

ついこないだ(という言い方がいいかどうか)まで、敵方の家系の女や子どもなどまで「根絶やし」にしていたんだから。
それは当時の限界、今はそこからかなり「進歩」しているはず。


本当の意味で「人に寄り添った」格言や教えは、もっといっぱいある。
間違いは間違いだったと認め、そこから多くを学び取る方がいい。

日本人がすごいって言いたいんなら、そのくらいのこと、言ってほしいけどな。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

久々の琵琶湖博物館。


いろいろ書きたいこともあるし、下書きは溜まっているのだけど。
とりあえず、レポート的なものというか、自分のための覚え書き的なことから。



先週末(2017.4.7)、子ども2人と一緒に、久々に琵琶湖博物館に行ってきました。

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昨年の夏にリニューアルしてから、長男にずっと「行きたい」と言われていたのです。
朝からの雨が止んだのを見計らって、自転車で草津駅に向かいます。

その前に、寄り道して草津本陣近くの「UnderOneRoof(トナリ木工)」へ。
この日は「パンの日」だったので、おやつ用にそれぞれ一個選んで。

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草津駅からバスで、琵琶湖博物館に到着。
着いた時点で14時、閉館まで3時間しかないので、まずは2階の展示室をさらっと。

A展示室[琵琶湖のおいたち]に、「自然史研究室」というのができていて、長男はツボだったようで。

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B展示室[人と琵琶湖の歴史]は飛ばして、[水族展示室]へ。

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琵琶湖博物館と言えば、トンネル水槽。

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ビワコオオナマズなどの解説パネルも、以前より充実していました。

オスのドンコが卵を守っていて、それを長男がノートにスケッチ。
それを見て、館の方がいろいろ説明してくれたり。

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奥に新設された[マイクロアクアリウム]、かなりおもしろかった。
残念ながら時間が足りなくて、ゆっくりは見れませんでしたが。


図書室に行って、最後はC展示室[湖のいまと私たち]をまわっている途中で時間切れ。
ここもかなりリニューアルされていて、じっくり見たらおもしろそうだなぁ。

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体験的な仕掛けが増えたかな?
匂いのコーナーとかもあったり。

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見せ方も、いろいろ工夫しているように感じました。
標本類もまとまって、整理されていたし。
(この辺はほとんど見れていないので、あくまでも印象)

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やはり3時間では足りない。
でも、今回は下見としての意味もあったので、また行きたいと思います。


博物館の近くに、カフェもできたんですよね、今回はバスの時間もあったりで寄れませんでした。

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その代わり、バスを待つあいだにみんなでおやつタイム。

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ちなみに、リニューアルは今回が第一期だそうで。
今後、第二期第三期と計画されているみたいで(まだ先ですが)、氣になるところ。


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滋賀の人はもちろんですが、県外の方をお連れするのもおもしろいかも。
琵琶湖のことがいろいろ知れて、いろいろ考えるきっかけになりそうです。


そうそう、水族展示室を見てたら、友人がグループで来ていてバッタリ☆
最近はそういうことも驚かなくなってきましたけど、行ったら誰かしら顔見知りに会う、ますますそんな場所になるかもしれません。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

小さな小さな映画館。


先月、友人がオススメしてくれた映画を調べていて、その映画館を知りました。
(映画は『湯を沸かすほどの熱い愛』なのだけど、結局それは観れていない)

上映劇場を調べていたら、田端に映画館がある?!と知って、ビックリ!!
埼玉からも近いし、これは行ってみたい、と。

奇しくも、実家に帰ったその日、東京新聞でもこの映画館が紹介されていました。

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東京都北区田端に、その小さな映画館「CINEMA chupki TABATA」はあります。
多分、田端駅で降りたのは初めてのこと。

調べてみたら、『さとにきたらええやん』という映画の上映時間なら、タイミングよく行けそうだ。
それも前々から観たいと思っていたので、ちょうどいい。


CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)

http://chupki.jpn.org/wp-content/uploads/2016/08/logo_chupki_200.jpg


目の不自由な人も、耳の不自由な人も、どんな人も一緒に映画を楽しめるユニバーサルシアター。
たくさんの人々の募金によって、日本一小さくて、日本一やさしい映画館が、2016年9月1日、東京都北区田端にOPENしました!
新旧とりまぜて、選りすぐりの映画を上映しています。
是非、ご来館ください。
(劇場のサイトより)



確かに、思っていた以上に小さい。
けれど、むしろこんな映画館が近くにあったらいいのにと思う。

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劇場名の「チュプキ」とはアイヌ語で、月や木洩れ日などの「自然の光」。
室内は「森の中」のイメージになっていて、スピーカーの上に鳥の巣があったり。

座り心地も居心地も、個人的にはとてもよかったです

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ユニバーサルシアターということで、上映は字幕付き、座席には音声ガイド用のイヤホンジャックがあります。
親子鑑賞室まであるのがすごい。

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上映が終わって、「撮影してもいいですか?」と声を掛けたら、「スクリーンにロゴ、映した方がいいですか?」と、対応してくださった。
設備面だけでなく、本当に「バリアフリーな映画館」だなぁと感じました。


映画館ロビーの天井には、支援者の名前が書かれた葉っぱがたくさんあって、壮観。
これからも多くの人に愛される映画館であってほしいし、自分も東京に行くときにはできるだけ行きたいと思います。

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滋賀にもこういう劇場をつくりたい、秘かな夢がひとつ増えました。



そうそう、この日観た『さとにきたらええやん』、やはりとてもいい映画でした。

『さとにきたらええやん』
日雇い労働者の街・釜ヶ崎で38年間続く子どもたちの集い場「こどもの里」
人情が色濃く残る街の人々の奮闘を描く、涙と笑いあふれるドキュメンタリー!
(映画公式サイトより)

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「こどもの里」のようなことはできないけど、そんなような「集い場」や「居場所」をつくっていきたい。
この小さな映画館もそうだけど、そういう「多様性のある空間」をどうつくるのか、いろいろ考えるところがありました。
(もちろん、それ以外の点でもあれこれ心揺さぶられる映画でした)

『さとにきたらええやん』は、3月で上映終了。
4月の上映作品も、どれも観たくなるものばかりなので、関東の方や関東へ行く機会がある方は、是非。

『さとにきたらええやん』は、明後日4月9日[日]に大津市生涯学習センターで上映会と講演会があるそうです。

http://cswc2016.jp/
氣になる方は、是非チェックしてみてください☆


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

今年も始動!SLOW WALKERs


先週の火曜日(2017.3.28)は新月、「月のはじまりマルシェ」へ。
久々の「SLOW WALKERs」での出店☆

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(↑わかりづらいけど、2人で「SLOW WALKERポーズ」)


「月のはじまりマルシェ」は1月2月はお休みだったので、今年初の開催。

マルシェ関連のこともあれこれ書きたいことはあるのだけど。
今日はひとまずレポートだけ書き記しておきます。



前日に埼玉から鈍行で帰ってきたので、やっぱりちょっと出発が遅れてしまう。
マイアミ浜まで、自転車でだいたい一時間半。

途中で、偶然会った友人が「荷物、どれか車に載せてく?」と声を掛けてくれる。
なんて嬉しいんだろう、でもそのときはスイッチがOFF状態だったので、全然考えられず。

野洲川沿いを走るのは、結構好き。
すっかり春らしくなって、ツクシがたくさん出ていた。

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相方のちゃたくんは、パートナーのさやちゃんと。

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(↑ラブラブの2人、ごちそうさまですw)

今回はいつものホットケーキに加え、ドーナツやレモネードなどもあって、一段とバージョンアップしていた。

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ぼくはいつものように、ネルドリップでゆっくりコーヒーを淹れていく。

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そのあいだに友人といろいろ喋ったり、出店の人は順番を変えてだいぶ待ってもらったり。
「月のはじまりマルシェ」だからこその、SLOWな時間を共有できる喜び。
(そこで喋ったことは、また改めて書くつもり)


なんだかんだで、ありがたいことに他の出店を見に行く余裕はほとんどなく。
茶楽園の抹茶を買って、お茶をいただいた。

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(相楽くん、ありがとう☆)

思わず、出店で来ていることを忘れてしまった。
お客さん待ってるよ~と声を掛けられて、我に返る。


友人が(何度も出てくる「友人」は、それぞれ別の人です)出店していて、瓶入りのクッキーを買って、お土産にする。
(しまった、写真撮るの忘れたっ)

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氣付けばもう夕方、楽しい時間は本当にあっという間。

帰りは友人の車で、自転車も載せてもらって、あれこれお喋りを楽しんだ。


4月の「月のはじまりマルシェ」は、26日[水]。
よかったら、是非☆



もうひとつは、ちょっとオマケ。

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今、実は「満月マルシェの本」というのを企画中なのです。

先日、その打ち合わせがあって、その後ちゃたくんと2人で、守山の「山本珈琲倶楽部」へ行ってきました。
前々から行きたいと思いつつ、そして行ってみたら想像以上にステキな空間だったので、さらっとですが紹介したいと思います。

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中に入ってみると、思った以上に広くて、居心地もgood。

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ぼくはルワンダのコーヒーと、エチオピアの蜂蜜を使ったティラミスをチョイス。

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この日は雨、それがかえってロンドンの片隅にでもいるような、そんな錯覚(というか妄想)にちょっと浸ってみたり。



ちゃたくんとの「SLOW WALKERs」では、出店だけでなく、お店レポートとかもできたらいいなと思っています。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

Ministry of Peace


今週は何だかバタバタで、しかも夜はやたらと眠い。
書きたいことはどんどん溜まっていくのに、なかなか書けないまま。
やはり夜型から朝型へ切り替えたいと、ますます思う今日この頃。



もう一年以上経ってしまったけど。
一昨年のオーガニックマーケットで、リレートークというのがあって。
そこでもちょこっと話したこと、だいぶ時間が経ってしまったけど、書き残しておきます。


以前、実家の喫茶店の手伝いをしているときにも、ブログを書いていた。
そこで、2009年の4月1日のエイプリルフールに、「平和省が設置されます!」と書いたことがある。

その頃、誰かから(確か鎌仲監督だったと思う)「平和省」という発想を聞いて、それだ!と思った。
調べてみると、一時期「平和省プロジェクト」というものがあったらしい。

その趣旨とは、今回ちょっと外れるかもしれないけど。


たとえば、防衛省を「平和省」にしたらどうだろう?

「安保関連法制」に関する議論の中で、賛成する人は「平和のため」だと主張した。
そんな風に平和を願う氣もちが同じだとしたら、そのための法制だと言うのなら。

「積極的平和」を、本来の意味とは取り違えて使われたことも記憶に新しい。
だから、「平和」という言葉がますます形骸化され、軽々しく使われることを、かえって助長しかねないかもしれない。
(環境のこと、本氣で考えてないよね?ってところが、「環境省」を名乗ってたり)

それでも、どんな戦争も「防衛」や「自衛」を理由に推し進められてきた歴史がある。

「平和省」と、名称を変えてみる。
そう考え始めてみたら、なにか見えてくるんじゃないか。

ベルリンの壁が崩壊したときのように、「嘘から出た実」のように。
市民ひとりひとりのちょっとした言動が、本当に世の中を変えてしまうかもしれない。

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                    せれんでぃっぽ☆とむやん