とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

あなたがいたくないところに、いることはできない。


先週、おかげさまで44歳の誕生日を迎えました。

そのことはまた改めて、いろいろ書きたいと思います。
今日(2018.7.25)は、前回の続きのようなもの。



今、『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』という本を読んでいます。
かなり分厚いので、手強そうではありますが。

レコーディング・エンジニアが書いた本ということで、なかなかおもしろそう。

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以前、『人生で大事なことはビートルズからすべて教わった』という本を読んだことがあって。
かなりおもしろかったです。
そっちは、ビートルズファンじゃなくても読みものとして楽しめる、かも。


昔TVで観たビートルズ特集とかでも、彼らのエピソードにも興味があって。
結構、自分にとっての「人生訓」になっていたりします。


先日、ネットでこんな記事を見ました。

ジョージ・ハリスン、“Hey Jude”制作時のポール・マッカートニーのこだわりについて語った逸話が明らかに | NME Japan


この中で、『Hey Jude』レコーディングのときのジョージ・ハリスンの発言が抜粋されていて。

「最後の何枚かのアルバムでは特にそうだ」と思うんだけど、「ミュージシャンとしての演奏の自由が縮小していったんだよ、主にポールによってね」
「彼は他の人の提案にはオープンじゃなかったんだよ」

ジョージの言うようなことが原因のひとつとなって、ビートルズは解散へと向かうことになるわけですが。
(複雑な要因が絡んでいるみたいで、本当に残念)


でも、結局のところ。
このメンバー4人が、一緒にアルバムをつくるのは無理が出てきたんだと思います。

特に、ジョージ・ハリスンビートルズ後期に名曲をいくつもつくっているし。

解散後に出したソロアルバムは、レコード3枚組。
ビートルズでは発表できなかった曲もたくさんあって、これだけのボリューム。
しかも、これが大ヒットしたわけです。
(個人的にも、『All Things Must Pass』は大好きなアルバムです)

もう、「ビートルズ」という枠に収まっていない。

先ほどの、『Hey Jude』で「ギターのコール・アンド・レスポンス的な処理を提案」して、却下されたということも。
どういうものかわからないけど、たぶんジョージはインド音楽の影響でそれっぽくしたかったんだと思うし、正直それは断られてよかったんじゃないかなぁ。

Hey Jude』 は、というか後期のポールの作品は、完成形がもう頭にあったんでしょう、きっと。


ビートルズの『All You Need Is Love』の一節。
Nowhere you can be that isn't where you're meant to be

あなたがいたくないところに、いることはできない。
逆に、あなたがいるところこそ、あなたのいたいところ。

この曲は歌詞がちょっと難解らしく、訳があっているかはわかりません。
でも、こんなような意味になるらしい。

歴史に「もしも」はない、とよく耳にする言葉ですが。
ある意味、それに通じることなんだと思います。
「もしも」がないのは、なるべきじゃない流れにはなりようがない、ということ。


でも、だからこそあえて、もしビートルズがあの時点で解散していなかったとしたら。

ビートルズの枠を超えて、次のステージに進んだ4人。
ビートルズが続いていても、それ以上の展開はなかっただろう、と思います。


大切なのは、共鳴していること。
そしてそこに落ち着いてしまうのではなく、高めていくこと。

そのとき、「行き先」がそれぞれ違ってしまっても仕方のないこと。


「自分は悪くない」とか「自分は間違ってない」とか。
そう思ってしまうときはよくあります。

前述のジョージ・ハリスンも、そうだったはず。
ただ、ジョージにとっての「正しさ」とポールにとっての「正しさ」は違う。

そこをどうすり合わせていくか、というのも必要なんだと思います。
けれど、相手をコントロールすることはできない。

相手がスタジオミュージシャンなら、指示通りに動いてもらうこともできるかもしれません。
でも、結局「思い通りにならない」からこそ、おもしろいものが生まれる。

その一方で、あまりにも「思いがすれ違う」ようなら、それは「お別れ」のタイミングなのかもしれません。
まずはちょっと距離をとってみたり、ビートルズみたいにビリー・プレストンをゲストとして招くとか。
まあ、それでもやっぱり解散しましたけど。



ここまで書いてみて、着地点がイマイチわかりません。
でも、『Hey Jude』 についてのジョージ・ハリスンの言葉は、ぼくにとっての指標がひとつ増えた氣がします。

それを憶えておきたくて、書いてみました。
いずれ、改めて加筆修正するかもしれません。


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最後に、今日の夕空。
空だけじゃなく、世界が朱鷺色に染まったようでした。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん