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昨日(2021.10.2)、というかここ最近、結構しんどかった。
懸念していたことがひとつ、一歩進めた(解決ではない)から、だいぶ楽にはなった。
こんなときに、ますます落ち込みそうな本を読むのは、どうなんだろうと思いつつ。
『いい人ランキング』/吉野万理子・著
タイトルで氣になっていたけど、これはもう「不穏さ」しか感じられず、読むのを躊躇していた本。
でも何となく、今がタイミングと思って、借りて読んでみた。
案の定、最初の方は結構しんどい。
だってもう、「いい人」っていうキーワードでさらに人に対して「ランキング」なんて、もうイヤなこと起きるに決まってる。
ところどころ、違和感と言うか、「こんな風になるかなぁ?」と思うところもあった。
でもでも、最終的には読んでよかった、かな。
特に、「二面性」についてのこと、それを肯定的に「そういうもの」として捉えていること。
(該当の部分を今、探してみたけど見つからないので、ニュアンスだけど)
タイムリーだったのは、一昨日「黒いオオカミと白いオオカミ」の話を聞いたから。
調べてみたら、チェロキー族に伝わる話、らしい。
自分たちの中に住む、黒と白の2匹のオオカミ。
黒は、どちらかと言うとネガティブなこと、暗いこと。
だから、一見すると黒いオオカミには「エサ」をやらない方がいい、と考える。
一昨日聞いた話も、そういうニュアンスの話として聞いた。
でもどうなんだろう、と考えてみた。
よくないことの象徴のような黒いオオカミだけど、そっちにもやはりいい特性があるのでは?
不思議と、この本はちょうどそんなことを考えていたことと、妙にリンクする。
そして、このことを通じて、ちょっときもちが浮上したように思う。
後悔日記 2021/10/2
せれんでぃっぽ☆とむやん