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これもまた、だいぶ間が空いてしまいました。
以前書いたもの、の続きになっています↓
劇的に人生を変えちゃう、かもしれない話。 - とむやんの氣まぐれ雑想記
具体的な話というか、ぼくの「昔話」というか。
それでもよかったら、お付き合いください。
(長いので、また続編がある予定です)
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「10年前と今とではかなり違う、だいぶ変わった」ということを書きました。
「10年」としたのは、そこまで深く考えたわけではなかったのですが。
実際振り返ってみたら、やはりそのくらいの時期が大きな転換期だったようです。
結婚したのが15年前(2003年)。
その頃のメイコ(ぼくのパートナーです)は、健康面にかなり問題があって。
いわゆる「シュガーブルース」、砂糖中毒で糖尿病一歩手前のような状態。
でもそのおかげでぼくも、「オーガニック」や「マクロビオティック」のことなどを知る機会を得ました。
それと関連してだったか、別のきっかけがあったのかは忘れましたが。
「アースデイ」のようなイベントなどにもよく行きました。
その他さまざまなイベントや、オーガニックのカフェなどにも行くようになり。
そして、「ナマケモノ倶楽部」との出逢い。
これが今振り返るとぼくにとっての大きな「転機」になったと思います。
存在自体は、前々から知っていたのです。
なのに、たぶんよくわからないまま、「あやしい」とさえ思っていたのかも?
その頃出逢った友人が誘ってくれなければ、入会していなかったはずです。
(今は訳あって、「ナマケモノ倶楽部」の会員ではありませんが)
この「ナマケモノ倶楽部」とそれに関連した人や団体、情報などから、多くのことを学ばせてもらいました。
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例えば、SLOW WATER CAFE(スローウォーターカフェ、以下SWc)の藤岡亜美さんとの出逢い。
南米エクアドルからのフェアトレード商品などの企画や販売をしている会社です。
SlowWaterCafe -ナマケモノのフェアトレード
(↓亜美さんのことやSWcのことは、以前ブログに書いたことがあります)
(ブログでも告知した「居ごこちのよい暮らし体験会」のスローシネマ・カフェでも、SWcの板チョコが登場しました、詳しくは「その2。」で)
当時、SWcは東京の亀戸にあって。
そこでの「フェアトレードチョコレートの袋詰めお手伝い」に参加させてもらったことがあります。
日本で言うところの「結い(ゆい)」という共同作業、エクアドルでは「ミンガ」というそう。
その「ミンガ」は、自分にとっての大きな分岐点だったなと、今でもよく思い出したりします。
SWcのブログには記事が残っていて、2006年11月のことでした。
(↑そのブログから1枚、写真をお借りしました)
このとき、「仕事って本来、こんなに楽しいんだ、楽しいものでなくっちゃ」ということを実感したのです。
SWcのチョコレートは、カカオを育てる人も、チョコレートに加工する人も、ニットを編む人も、みんなハッピー。
SWcの目玉商品に、唐辛子型のニットに唐辛子入りの粒チョコレートが入っている「アヒチョコレート」というのがあって。
そのニットとチョコがそれぞれ届いたものを、日本で詰めていくんです。
SWcのチョコレートは本当に美味しくて、エクアドルのカカオはすごく香りが高い。
それをニットに詰めていく作業をすると、甘い香りに包まれて、それだけでも幸せな氣分。
「ミンガ」の参加者やSWcスタッフとお喋りしたり、一緒にご飯をつくったり。
この頃のぼくは新米「主夫」で、料理も覚えたてだったけど、それもまた楽しかったなぁ。
作業のお礼はその昼ごはんと、地域通貨の「ナマケ」やお土産。
ハッピーで愛にあふれたチョコレートなら、食べたり人にあげたら、絶対しあわせになれる。
それに関わる「仕事」ができるなら、その人もまたしあわせになる。
当たり前のことかもしれないけど、そのしあわせの「循環」を体感できたことは、ぼくにとってすごく大きかったのです。
もちろん、すぐに転換できたわけじゃないけど、あのときからずっと自分の軸に絡みついてくれています。
「その2」に続く。
(…と書いたものの、その2は書けていません…)
せれんでぃっぽ☆とむやん