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昨日(2020.4.14)読んだ「好書好日」の柴崎友香さんのコラムが、とてもよかった。
柴崎友香さんは小説家なのだけど、コラムやエッセイがおもしろい。
(小説は今読んでみているところ)
『よう知らんけど日記』という日記風エッセイを読んで、すっかりハマってしまった。
(↑先日、noteにちょこっと書いた)
で、柴崎友香さんの月一のコラム、「季節の地図」。
今月分は「やさしい世界」というタイトルで、読んでいて泣きそうになった。
そうだよ、まずは自分の内にやさしさを取り戻したいんだった。
このところ、やっぱりなんだかんだで、氣もちがギスギスしてたかな。
今日はaalto coffeeのアアルトブレンドが届いて、早速淹れてみた。
味のバランスがよくて、香りがとてもいい。
主張は抑え目、だけどしっかりしていて、やさしい。
aalto coffeeの庄野さんの感覚が個人的にすごく好きで、そして焙煎した豆にその雰囲氣を感じる、そんな氣がする。
庄野さんはコーヒーのことや豆を、変に崇めるでもなく、蔑むでもなく、ちゃんとリスペクトしているんだと思う。
それが、「やさしさ」として表れている。
なんだか、今日は「やさしさ」がテーマだなぁ、なんて思っていたら。
夕方、いつも行くスーパーのレジで、ちょっとイヤな氣分になる。
今はレジ打ちの人も何かと大変だろうし、疲れも出ているのだろうけど。
イヤな経験って、その記憶が後々ぼくの頭の中で何度もフラッシュバックしてしまい、なかなか消えてくれない。
帰ってきてからもしばらく、イライラがおさまらなかった。
「やさしい世界」とは、ある意味真逆のできごと。
けれど結局、目指すところは変わらない。
「相手の土俵」に乗らないのが一番だし、そうはわかっているつもりでも。
フラッシュバックとイライラが制御できないので困ってしまう。
ともかく、しばらくはあのスーパーには行かない。
行っても、あのレジの人は避けるようにしよう。
(どの人か、あまりちゃんと憶えていないかもだけど)
あたたかい日差しとそよ風、のような心でありたい、と思った矢先。
暗雲、そして暴風雨、そんな急展開。
今日のところは、この後悔日記に書くことで、一区切りつけよう。
今はだいぶ落ち着くことができた。
後悔日記 2020/4/15
せれんでぃっぽ☆とむやん