とむやんの氣まぐれ雑想記

〈探幸王〉を目指して、さまざまな想いを綴ります☆

metamorphosis


ここ最近のテーマ、〈報われない感〉。
そして、〈話が通じない感〉。

共通するのは、ざっくり言えば「また新たなステージへ」ということ、なのかな。
脱皮だったり換羽期だったり、もっと言えば「変態(metamorphosis)」だったり。

eclipse - とむやんの氣まぐれ雑想記

(ちょっと前には、「エクリプス」という言葉を使ってみました)


そういや、性的倒錯を表す「ヘンタイ」も、同じ「変態」なんだなぁ。

変態さ。 - とむやんの氣まぐれ雑想記
以前書いたように、自分の中の「変態さ」に氣付くってことが大切なのかも。
(なので、「変態」はどちらかというと、自分にとっては褒め言葉)


で、話を戻すと。

今、ぼくが着目している「話が通じる/通じない」というのは。
この場合、自分と相手の「読解力」の差から生じること、とはちょっと違って。
(「読解力」については、別の機会に考えてみたいですね)

そもそも、既に同じ土俵(フィールド)に立っていない、レイヤーが違う状態。
だから、話だけじゃなくて、存在そのものが「すれ違って」いる、と言っていいかも?

そう、「変態(metamorphosis)」した後って、生息環境を変えたりするもの。
なのに、以前と同じ状況に自分を置いているとしたら、合わないのは当然のこと。



さみしい氣もちになるときって、「新たなステージへ」ってことなんじゃないかな。

さみしさの論理。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


《ABC》でも、「さびしさからはじめよう」というテーマを何度かやっていたり。

失恋状態ってなんなんだ? - とむやんの氣まぐれ雑想記


歌にもあるけど、ハナレグミの『サヨナラCOLOR』のサビ、「さよならからはじまることがたくさんあるんだよ」だったり。
佐野元春さんの『グッドバイからはじめよう』は、よく考えたら先ほど書いた「さびしさからはじめよう」の元ネタだな。

「終わりは はじまり」、ほんとそうです、その通りです。



実は今年、年が明けてすぐのこと。
ちょっとさみしくなっちゃうような、そんなことがありました。
と言いつつ、詳しくは書かないけれど。

話をしていた相手から、「低く見られている」「軽く扱われている」というのかな。
自分はそんな風に感じてしまった、受け取ってしまったのです。

だから、単なる「取り越し苦労」、「下種の勘繰り」だったんでしょう。
時間が経って、今はそう思えます。

ただ、事実としてどうだったか、ということよりも。
「氣付いてしまった自分」、というところがポイントなんだろうなぁ、きっと。


例えば、恋愛とかでの常套句、「もっとキレイになってやる!」みたいな。
別に、相手は「キレイじゃなくなった」から、他のオンナに鞍替えしたわけじゃない。
でも、ある意味ではまさに、「低く見られている」「軽く扱われている」ってこと。

そういう、「見返してやる」マインドって、案外わるくないんじゃないかな。
ただ、「不釣り合い」になってしまった、そこが重要なんだと思います。

「高い低い」があるわけじゃなくて、「チャンネルが違う」だけ。

だから、うまくいかないなと思うときは、意識的に「離れて」みる。
それって、ちょっと「さびしい」ことかもしれないけど、そこからはじまる。


周りが忙しなく、目まぐるしいスピードで動いているとき。
そういうときは、ちょっと立ち止まってみてもいい。

ふと、空を見上げてみたら、もっといいのかも。
逆に、足元に注目してみたり、とか。

f:id:serendippo:20180720235244j:plain


止まることができたら、逆に「迷わなくて」済むのかもしれない。
「迷ってもいい」んだけど、それよりは次の手を実行しちゃった方がいい。

それがまた違うなと思ったら、また立ち止まってみる。

「迷子」になったときみたいに、わかっている地点まで戻るのって、案外むずかしい。
でも、それで余計に現在地がわからなくなってしまう。
ますます「アウェー」な氣もちになってしまう。


「変態(metamorphosis)」/変化を怖れる必要はない、ということ。
むしろ、楽しんじゃっていい。

「すれ違い」や「不釣り合い」を感じたら。
それは、また「旅立つとき」が来たというサインかもしれない。
もしくは、もう「旅立った」ことの確認だったり、とか。

そう考えたら、ワクワクしてくる。

そういや、「サナギ」って、旅立つ前の準備。
立ち止まって、「変態(metamorphosis)」/変化するときなんだ。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

改めて《ABC》のことと、今月の告知。


さて、今日(2018.7.14)は単刀直入に。
前回の《ABC》の報告と、次回の告知です。

《ABC》(オルタナティブ・ブック・カフェ)は、ぼくが開催している本イベント。
イベント、と言ってもかなりゆるい企画です。

オルタナティヴに遊ぶ。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑オルタナティヴという言葉については、以前書いたことがあります)

要は、本をもち寄ってお喋りしてみませんか?というお誘い。
と言いつつ、脱線してばっかりなので、本はあくまでも「口実」的なもの。


次回は来週の火曜日、7月17日。
滋賀県栗東市、安養寺のcafe salon STILLROOMの一角をお借りして。
10時から12時ごろ、出入り自由です。

f:id:serendippo:20180714234256j:plain


毎回一応テーマがあって、今回は「自由にこんがらがって」。
「自由」について、改めて考える機会にできたらと思っています。

もちろん、テーマから外れてもOK。
最近読んだ本のことだったり、逆に本とは関係なくてもテーマについて喋りたいとか。



オンデマンドな感じのイベントにしたいので、どう説明していいのか毎回迷いますが。

前回のことを書いてみて、そこから雰囲氣を掴んでもらうのがいいかも。


f:id:serendippo:20180714234847j:plain



前回のテーマは、「仕事、再考2.0」。
同じテーマで開催したことがあるので、そのヴァージョン「2.0」ということで。

でも、テーマに縛られず、あれこれとお喋りできたいい時間でした。

f:id:serendippo:20180714235016j:plain


ぼく自身は、紹介したい本を3冊選んでもっていくことにしています。
場合によっては、最後まで読めていないこともあるのですが。

このときの3冊は、今回のチラシにひとことレビューを書いてみています。


f:id:serendippo:20180715002024j:plain

(STILLROOMのスージーも、厨房から何となく参加してくれたりします)


そんな感じで、こちらからがっつりと何かを提供する、というイベントではないので。
その人のそのときのハマり具合によって、お氣もちをいただけたらというハートマネー方式にしています。

このとき参加してくださった方から、なんとクスクス料理をいただきました。

f:id:serendippo:20180714235441j:plain


世界最小のパスタ、クスクス。
北アフリカや中東、ヨーロッパやブラジルでも使われる食材、もしくは料理名。

f:id:serendippo:20180714235823j:plain


とても美味しくて、クスクス料理にハマりそう。

ハートマネーと言いつつ、お金じゃなくてもそれもまた楽しい♡
ちなみに、クスクス料理を開けたらかわいいポチ袋にお金も入れてくださっていて。
心遣いが本当に嬉しかったな。


なんか、ふっと喋りに来たって感じ、そういう場所や機会があったらいいなって。

例えばちょっとモヤモヤすることがあって、普段なら親しい友だち呼び出して聞いてもらうところを、せっかくだからこっちに行って喋ってみようかな、とか。
埼玉の実家の喫茶店でやるときは、普段なかなかお会いできない方々とお会いできて、近況的な話もできるので、すごく楽しいし。

そういう意味では、ほんとは本じゃなくてもいいんです。
ただ、ベースになる何かがあると、話しやすいかな、というだけで。

人の話も聞きやすいですしね、「この本では、こんな風に言っているよ」とか。


最近、友人と「本を読む時間って、どうしてる?」という話をしました。
その友人は3人目のお子さんがまだ1歳未満なので、なかなか自分の時間ってとれないでしょうね。

でもたぶん、本を読む習慣があれば、ムリに時間をつくらなくても氣付いたら読んでいるはずだし。
そもそも、最初から読んで、読み終えないといけない、という観念があるからかも?

そういう「読書事情」みたいなことも、それぞれのお話が聞けたら嬉しいです。

前回の参加者さんで、草津ビブリオバトルの常連、という方もいたり。
基本少人数だし、今はまだ参加者さん同士の交流とかには発展していませんが。
ウクレレサロンはそういう展開もあったりするので、今後はそういうことも期待したいな。

さて、今回はどんな会になるのかな、楽しみです。
7月17日、よかったら遊びに来てください。

f:id:serendippo:20180715001946j:plain


《ABC》を横目で見ながら、STILLROOMにお茶やランチしに来るだけでももちろん大歓迎です。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

32周年おめでとうございます。


このところ、暑い日が続いています。

先週は豪雨があって、今もまだ被害が続いているとのこと。
一刻も早い回復を祈っています。


こういうときは、あまりブログを書こうという氣になれません。
暑さもあって、あまりPCに向かいたくない、というのもありますが。



でも、今日は書きます、今日は7月12日。
守山にある「山本珈琲倶楽部」がオープンしたのが1986年の今日ということで。

32周年だそうです、本当におめでとうございます。
というか、本当にありがとうございます、その方がしっくりくるかも?


「山本珈琲倶楽部」を知って、行くようになってまだ一年とちょっと。
今ではお氣に入りの、ぼくにとってかけがえのない特別な場所です。

30年続くかはわからないけど。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑以前、こんなことを書きました、「山本珈琲倶楽部」のことも書きました)

今年も始動!SLOW WALKERs - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑初めて行った日のこと、ちょこっと書いてます)



今週の月曜日、ミーティングもかねて、友人たちとお祝いをしに行ってきました。

f:id:serendippo:20180712231832j:plain


ちゃたくんが用意してくれた色紙に、みんなで寄せ書き。

実は、ちょっと計算間違いをして、「31周年」になってしまっています。
自分のノートに開業の年号と「32周年」としっかり書いていたのに。

いずれにしても、32周年って本当にすごいです。


f:id:serendippo:20180712232223j:plain


「山本珈琲倶楽部」のモーニング、この日はホットサンド。
ブレンドコーヒーと。


f:id:serendippo:20180712232417j:plain


ミーティングが思いの外長くなったので、ウィンナー珈琲も注文してみました。



そして、実は32周年のお祝いと、日頃の感謝を込めて。
先週から、曲づくりをしてみていました。

先週の水曜日の夜、ハクハク茶小屋からの帰りにつくり始めたので、ほぼ一週間。
まだBメロが確定できていないのですが、一応完成ということにしておきます。
(いつものように、ここから若干修正が入るかも)


今回もそうですが、曲は「人のために」書こうと思うと、結構思い付くもの。
と言いつつ、同じように進めても保留になっているものもありますが。

「山本珈琲倶楽部」をイメージしながら、実家の喫茶店や珈琲を淹れている自分のことも投影しつつ。
でも、あえて「珈琲」という単語は入れないでおきました。

ちなみに2杯目のウィンナー珈琲。
2番のサビで、たまたまちょっとそれをイメージした歌詞になったので。

カフェオレでもいいのだけど、ウィンナー珈琲がよりピッタリかなと。
(お砂糖は後からではなく、入れてもらいましたが)

録音もする予定ではいますが、まずは歌詞だけ掲載しておきます。

タイトルは『愛を注いで』。
ちょっと氣恥ずかしいのですが、32年というのは「愛」がないと続かないだろうと思います。


改めて、「山本珈琲倶楽部」32周年、おめでとうございます♪


                    せれんでぃっぽ☆とむやん


愛を注いで

嬉しいこと おいしいもの
あなたとわかち合いたい
であえた日の あの喜び
忘れないでいたいから

深い香り 夢の続き
心地よく目が覚めたら
昔のこと 聞いてみたい
冷めてしまわないうちに

はじめは 一言 二言
つぶやくように
伝わるまで 待っててね
ひたすら 内から 外へと
マルを描くよ
丁寧に愛を注いで

落ち込んだり 疲れたとき
無理しないでひと休み
選んでみる 残していく
つぎの波はすぐそこに

たまには 一匙 二匙
甘いひととき
溶けていくよ ゆっくりと
好みで 黒から 白へと
気分次第で
存分に味わえば

窓から見える景色は遠く
時計の針は静かに巡る
ささやかな この しあわせ
10年先も ずっと ずっと

はじめは 一言 二言
つぶやくように
伝わるまで 待っててね
ひたすら 内から 外へと
マルを描くよ
丁寧に愛を注いで

愛を注いで

うずうずライブ。

今週のお題「2018年上半期」



昨日から7月。
(書いているうちに、日付が変わってしまいましたが)

今週のお題は、「今年の前半を振り返ろう」ということで。
本当に「早いなぁ」と思います。

でも、時間って「伸び縮みする」んだそうで。
例えば、同じ「3時間」でも人によって体感って違いますよね。
好きなことをやっていると1時間にしか感じなかったり。

それって、実は本当に「1時間分の時間」しか過ごしていないんだとか。
情熱を傾けて何かをしている人って、若々しい印象があったりしますけど。
それはもしかしたら、実際に過ごしている時間が短いから、かもしれません。

まあ、信じても信じなくても別にいいんです。
そういう考え方はいいなぁと、個人的に思っている、というお話。


そして、ぼくにとっての2018年上半期は、まさにそういう感じでした。
濃い時間だったけど、時間経過としてはあっという間。
実感としても、老け込んだ氣はまったくしません(笑)


f:id:serendippo:20180703005449j:plain

(あかね軒の水無月、今年も食べれました♡)



ところで、前回の記事「話が通じない感。」にはコメント等、いろいろと反響をいただきました。
そこからまた、氣付いたこともたくさんあって、続きを書こうと思っています。

そして奇しくも、「人の話を聴く」ということが、この2018年上半期のテーマだったように思います。
自分軸があるからこそ、「人の話を聴きたい」と思えるようになる。
その辺は別の機会に詳しく書きます。

テーマだった、と言ってもそれを完璧に遂行した、わけではもちろんなくて。
「人の話を聴く」ということ、それがどういうことなのか、追究していた感じです。


特に、〈へいわのじかん〉という企画。
当初宣言したように、今年の自分の思考や「実体験」の中心となっています。

へいわのじかん。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


そこからうまれた「感謝の棚卸し」だったり、「家庭内民主主義」だったり。

感謝の棚卸し。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


「igokochi」や、続きを書けていないシンクロニシティのことも、もっと深めていきたいと思っています。

igokochi - とむやんの氣まぐれ雑想記




そして下半期、この半年間を踏まえて何をしていくのかというと。

ひとつは、地道にやってきた「オルタナティブ・ブック・カフェ」。
実は最近、サブタイトルを「非常識」を楽しむための《ABC》に変えました。

《ABC》はこれまで、思い付きでゲリラ的に開催することが多かったのですが。
cafe salon STILLROOMに協力いただき、定期開催を試みることにしました。

先月開催したときの報告や、今月の告知などは、また改めて。


もうひとつは、音楽活動。
先日、「小さなマーケットTree」のマーケット終盤に、ミニライブをさせてもらったことを書きました。

ハート味噌汁 - とむやんの氣まぐれ雑想記


ちなみにこの日、久々にウクレレ楽団〈キペルス・パピルス〉としての演奏もして。
相方ちさちゃんも、「やっぱり合わせるの楽しいね」と言っていたし、実はこのタイミングで年末にオファーもいただいたり。

ソロのライブは、もっと違う形でやっていきたいなと、ますますそう思っています。
グループでやる楽しさやよさとは別の、もっと「対話」を取り入れたような。

「対話」については、「人の話を聴く」と同様に、ここでは詳しく書きません。
と言いつつ、ひとつだけ。

苦手なのはいいとしても、だからと言ってそれを「否定」することはないですよね。
例えば、食べものの好き嫌いはあるとしても、だからと言って「そんなものを食うなんて」とか、言う必要ないわけで。
自分がそれを「しない」のは自由、ならばそれを選択すればいい、必要ないなら「いらない」と言えばいい。

だから、車座になって人の話に耳を傾けながら、それに返答したり歌を歌ったり、そんなライブをしてみたいなと思いました。

本当は「ワクワクすること」に誰もがもっとフォーカスできたらいいのでしょうが。
それだとまだ、もしかしたら共有しにくいのかなと。

なので、「ワクワク」のもっと手前というか、元種というのか。
なんとなく「うずうず」していること、それを共有するお喋り&ライブ、「うずうずライブ(仮)」を思い付きました。

実は「歌をつくる」というのも、この「うずうず」から始まっているんだと思います。
だからこそ、テーマとしてはピッタリなんじゃないかなぁ。

「うずうず」していることを人に喋ってみたら、それを形にする一歩になる。


そういうお喋り&ライブに需要があるのか。
また、どこでできるか、いつできるかは今のところまったく未定です。

とりあえず、その準備も含めてまたいくつか曲をつくってみています。

それから、オリジナル曲のことだったり、音楽のことだったり。
そんなことを「別冊のライナーノーツ」みたいな感じで、本にできたらと執筆中です。


なんだか、上半期を振り返ったんだかどうだか、わからなくなりましたが(笑)
結局、その振り返りを元に今をどう楽しんでいくのか、それが重要ですよね。

f:id:serendippo:20180703005010j:plain


とりあえず、この節目に振り返りができてよかったです。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

話が通じない感。


先週の木曜日(2018.6.15)、自宅で〈へいわのじかん〉を開催しました。

やっていること一覧。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


今回は少人数でしたが、ゆっくりと濃い話ができて、本当に楽しかったです。

しかも、参加された方がマクロビ仕様のスコーンを焼いてきてくださって。
紅茶を淹れて、ティータイムを楽しみながらの〈へいわのじかん〉。

f:id:serendippo:20180615234436j:plain




今回は、「耳を傾けること」をテーマにしてみました。

今、妻が長男に『モモ』の読み聞かせをしている、そんなタイミングでもあったので。
(妻曰く、声に出してより味わう体験をしている、とのこと)

「モモ」を読んで・子育てヒント2 | メイコのブログ MANABUCLASS -学ぶ・暮らす-


ぼくは、『モモ』は最近になって一度読んだだけなので、また読んでみたいです。
そして、〈へいわのじかん〉番外編で「モモトーク」をしてみたい。

〈時間〉というもの。 - とむやんの氣まぐれ雑想記



で、なぜ今回のテーマを「耳を傾けること」にしたかというと。

特に最近、「話が通じない」というようなことが、何だか多く感じるのです。
「話が通じない感」、と言った方がいいかも。


ぼく自身、まだまだだな~と思う部分も多々あります。
でも、以前の自分と比べたら、格段に「聞ける」ようにはなっていると思います。

まあ、逆に言えば過去、あまりにも「聞けて」いなかったのです、実は。


その原因となるのは大抵、「相手との違いを埋めようとする」こと。
「埋めようとする」こと自体は、決して悪いことではないのだけど。

問題は、自分の意見や主張を押し付けてしまいがちなこと。
そして、相手のは受け入れずに否定したり、変えようとしたりしてしまうこと。

これでは溝が埋まるどころか、壁さえつくってしまっている。
溝にしたって、埋めずにそのままの方がいい場合もあったりします。


ちなみに、これを解消するために、ぼくが最初にしたこと。
それは、話し始めるときに、「いや」とか「でも」を使わないこと。

否定から話を始めたら、「自分の意見を曲げる氣がない」って捉えられても仕方がないですよね。

だけど、これって本当に最初から相手の話を聞く氣がないかと言うと、そうでもない。
ただクセになっているだけ、だったりします。

とは言っても、この「クセ」がまさに「くせ者」。
当たり前に使っていると、思考まで実際にそっち寄りになってしまう。
少なくとも、ぼくはそうでした。

なので、そこを意識して変えただけでもすごく効果があったと思います。
否定から話し始めない、ぼくもまだ完璧にはできていないかもですが。
おもしろそうだなと思ったら、是非試してみてください。



さて、先ほど「話が通じない感」を多くの場面で出てくる、と書きましたが。
それは、相手をどうにかしたいとか変えてやろうとか、そういうことではなくて。
まあ、「歯がゆさ」みたいなものは感じたりしますけど。

それが何なのか、自分にとっては考えるいいきっかけになっています。

「話が通じない感」は、面と向かって人と話すとき、というよりも。
TwitterだったりSNSだったり、特にネット上ではそれを強く感じたりします。
相手も友人ではなく、見ず知らずの相手。

まあ、知らない相手なんだから、そうそう簡単に話が通じたりはしない、それは当然かもしれません。
でも、何だかそれだけじゃないような、そんな氣もして。


先日STILLROOMで開催したブックカフェ。
(報告はまた改めて書くつもり)
参加してくださった方から、こんな言葉を聞きました。

【人飲食せざるは莫(な)し、能く味を知るもの鮮(すくな)きなり】
北大路魯山人の本に出てくる、孔子の言葉なんだそう。

つまり、「人は誰でも食べたり飲んだりするのに(しない者はいない)、ちゃんと味を知る者は少ない」ということ。
これは、「話を聞く」ということにもすごく当てはまるなぁ、と。


実際、この日の〈へいわのじかん〉に参加してくださった人とは。
お互いに「ジャッジ」したりするのではなく、考え方や価値観を受けとめ合う感じで。
すごく心地のよい時間と空間、になったのです。

そしてとても嬉しいことに、こんなことを言ってくださっていました。
「〈へいわのじかん〉みたいに、言える場が増えてきた」と。

ぼくもまた、そういう感覚がよくわかります。
だからこそコントラストとして、SNSの世界とかがすごく遠く感じてしまうのかもしれません。

それは、SNSがダメとかそういうことではなく、あくまでも付き合いかたの話。
結局のところ、「楽しんで」やっているかどうか、ですよね。

そうそう、「耳を傾ける」というテーマにしたものの。
話を聞いたり相手を受けとめるのって、耳だけでするものじゃないなって。
当たり前かもだけど、改めてそんなことを思いました。

ガマンやストレスが腰痛の原因になったり、そんな話も聞いたことがあります。

〈へいわのじかん〉では結局、まずは自分との対話、ということに辿り着くのですが。
自分の「ワクワク」や、その逆の「ガマン」を無視している人は、そもそも対話自体を求めていないのかもしれません。

今のところ、〈へいわのじかん〉ではそこがうまく流れていて、とても嬉しい。
一方的に喋ったりする人もいないし、意見が対立することもない。
(ヘタすると、ぼくが一番喋ってたりして、要注意かも(笑))

もちろん、違う意見が出ていい、出る方が楽しい。
だけど、すぐ拒否反応を示して、「否定された」と捉えちゃう人が多いみたい。

あまりにもひどい言葉だったり、そういう場合はスルーするかもですが。

他者の意見を聞きたくない人はそもそも対話を求めているわけではないので。
わざわざ〈へいわのじかん〉に来たりしないでしょうし、その方がありがたい。


伊藤詩織さんが、ノルウェースウェーデンのTV番組に出演されている動画で。
「言いたいことは何でも言えるんです、今はロンドンに住んでいるから」
「私にとって、居られる場所があり、話せる自由があるのは素晴らしい」

この国に望みがないとは言わないけど、相当「末期」だと思っています。
だからこそ、地道に「楽しいことをやって」いきたい。
それが自分にとっての「抗うこと」なので。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

トレモロピクニックと、テンペ。


先週の土曜日(2018.6.16)、「トレモロピクニック」に行ってきました。

トレモロピクニック」は、地元滋賀スタイルの地産地消マーケット。
烏丸半島にあるCAFE INTROの横で、今は第三土曜日に開催しています。

満月マルシェから見る、その日の運勢を決めるということ。 - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑以前書いた記事の最後の方で、ちょこっと紹介しています)


梅雨のこの時期、どうかなぁと思っていましたが。
じりじりと焼けそうなくらいの、いいお天氣でした。

この日の翌日は「小さなマーケットTree」だったので、準備などのため最後まではいませんでしたが。
いつものように、堪能させてもらいました☆



まずは、食べもの紹介。

今回はいつも以上に魅力的なランチがいろいろあって、悩みました。
結局、実は何かとご縁のある、sotokoのお弁当にしました。

f:id:serendippo:20180620233721j:plain


「毎日食べたい初夏のsotoko弁当」、という名前でした。
ほんと、毎日食べたくなるような夏にピッタリのおかずがいろいろあって、嬉しい。

sotokoは「お外ごはんユニット」だったのが、今はおひとりでされているとのこと。
いろいろお話できて、楽しかったです。
思っていた以上に、おもしろい方でした(笑)


いつもウクレレでお世話になっている日野の向町カフェが、この日は初出店。
ごはんも食べたかったけど、ドリンクにしました。

f:id:serendippo:20180620235326j:plain


自家製シロップの梅酢カッシュ(スカッシュ)。
これからますます暑くなる時期、これまた毎日飲みたくなる系。


そして、トレモロピクニックと言えば、MANMAとfujico muffin。
これはお土産、家に帰ってから食べました。

f:id:serendippo:20180620235807j:plain


レモンパイ(MANMA)と宇治抹茶スコーン(fujico muffin)。



それから、この日はテンペを買いました。
テンペは、大豆などをテンペ菌で発酵させたインドネシアの伝統食品のこと。

f:id:serendippo:20180621000949j:plain



木下実験室が生テンペをつくって、販売していて。
ちなみに、木下実験室も「トレモロピクニック」初出店でした。

お弁当の方も美味しそうだったし、豆腐燻製も魅力的だったのですが。

テンペを買って、その日の晩ごはんに使うことにしました。


袋の中は、こんな感じ。

f:id:serendippo:20180621001030j:plain



実は一年ほど前にも、テンペのことを書いています。

テンペと赤こんにゃくと。 - とむやんの氣まぐれ雑想記


木下実験室のテンペは、市販品と全然ちがうのです。
まあ、そもそもテンペ自体知らない、食べたことがない人の方が多いでしょうけど。


さて、袋から出したテンペをスライスしていきます。

f:id:serendippo:20180621002012j:plain


今回は100gなので、使い切りです。

なんか、見た目はちょっとチーズみたいですね。
今回は、「テンペHAND BOOK」に従って、多めの油でソテーしました。

f:id:serendippo:20180621002310j:plain


「テンペHAND BOOK」によると、一氣に高温で!がポイントだそう。
このテンペは生きているので、じわじわだと発酵が進んでクセが出てしまうんだとか。

揚げ焼きしたものを、ニンニク醤油で下味をつけて。
ちなみに、ニンニクはうちの畑で穫れたもの、少し焼いて醤油に漬けておきました。

今回も料理はシンプル、ジャガイモとモヤシを炒めたものに、テンペをあわせて。

f:id:serendippo:20180621002659j:plain


この日、たまたま妻が買ってきたYumYumの「王国のナンプラー」を隠し味に。
この「王国のナンプラー」は、ナンプラーには珍しい「砂糖不使用」なのです。

テンペは手軽だし、ほんとクセになる美味しさ。
シンプルな料理でもアクセントになるので、子どもたちも喜んで食べてくれました。


木下実験室の生テンペ、氣になった方はfbにいろいろ情報が上がります。

木下実験室 - ホーム | Facebook

↑こちらをチェックしてみてください。


そう言えば、以前の記事に「テンペを食べる会」とかやりたいな~と書いてたのに。
結局、あんまりそれらしいことしないまま、でした。

〈へいわのじかん〉とかに合わせて、やってみるのもいいかも。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん

ハート味噌汁


前回、告知をしましたが。
昨日(2018.6.17)はcafe salon STILLROOMでの「小さなマーケットTree」。

2013年の冬から始まったTreeも、今回でなんと10回目。
12月と6月と、年二回ペースでも、もう氣付けば二桁。

ぼくは最初からほぼ、なんだかんだで関わらせてもらっています。

ちいさなマーケット☆ - とむやんの氣まぐれ雑想記

(↑vol.6の前に書いたブログ)



今回は、本(古本と新品と)の出店と、マーケット終盤のミニライブをさせてもらいました。

本の出店の方は「ついで」みたいなものだったので、存在自体あまり知られないまま。
自分としても、ライブに意識が向いていたかな。

ミニライブでは、これまでつくったオリジナル曲を披露することにしました。
特にここ最近の、まだあまり人前で歌っていないものを中心に。

オリジナル曲は、数えてみたら13曲。

一応完成はしたものの、歌詞を書き換え中のものやアレンジし直したいものは、カウントに入れていません。
13曲それぞれも、今回ブラッシュアップして、一部歌詞を変えたりしました。


今回のセットリスト、覚え書きのため。
『Indigo Sky』
『Slow Walker』
『さみしさの論理』
『ハレ舞台』
『甘い恋のはなし』
『アベコベ⇔シンドローム
Tokio Neurose(とうきょうノイローゼ)』
『うみうた』
『お菓子な国』
『平々凡々な世の中』

結局10曲、順番はあやふやです。

最後にキペルス・パピルスとして、友人の誕生日のお祝いにカバーを2曲演奏。

f:id:serendippo:20180618235629j:plain

(スティルルームからは、こんなステキなバースデイケーキが送られました)


ミニライブ、結果としてはよかったのかなと思います。
喜んでもらえたし、友人たちもいろいろな楽器で加わってくれたり。
ぼく自身、とても楽しかったです。


プロでも、ライブで新曲って、あまり反応がよくなかったりするみたいですね。
そりゃ、知っている曲とか、「あの曲やってほしい」とかあるだろうし。

ぼくの場合は「あの曲」も何もないんだけど、やっぱり新曲をやるのはnervousになりがち。

しかも、Treeでは今までいろいろな「ムチャ振り」をやってきていて。
正直あまりうまくいかなかったし、前回のTreeは自分的にはひどい結果でした。

だから、今回の「バスキングで」との話、できればそれも断るつもりだったのです。
(「バスキング(busking)」は、日本で言うところの「大道芸」的なこと)

自分の中では「ミニライブ」ということにして、ハートマネー(ドネーション制)に、という妥協点でやることになりました。

ただ、「外で」という提案は、拒否させてもらいました。
今までの経験上、Treeのようなマーケットで、しかも日本には馴染みのない「バスキング」はほんとやっててつらいので。

実際、今回もミニライブ中の外のマーケットは、みんなお喋りしたりしていました。
一応、聞きたい人は中へ、という形ができたのでわかりやすかったかなと思います。

そして、ドネーション制だったのも結果的にはよかったです。
出入り自由で、自分の好きなペースで聞いてもらえたのかな、と。

新曲も、思ったより好評だったりして、ほっとしました。


ライブが終わって、スティルルームからお味噌汁とおむすびをいただきました。
ハートマネーならぬ、ハート味噌汁。

f:id:serendippo:20180619001852j:plain



今までは、マルシェやマーケットの野外ステージで歌ったりもさせてもらいました。
今回は店内だけど、主旨としては同じようなもの。

やってみないとわからないし、経験的にはよかったと思います。
でも、「求められていない」中でやるというのが、最近は結構しんどくて。

ともかく、いい経験をさせてもらいました。
スティルルームのスージー、そして聞いてくださった方々、ありがとうございました☆

f:id:serendippo:20180619005014j:plain




さて、恒例(?)のスイーツ紹介。

まずは、あかね軒さんの「笹結び(杏)」。

f:id:serendippo:20180619003514j:plain


冷凍されたものを自然解凍して、好みのところで食べるスタイル。
ちょっと写真では伝わらないかもですが、ビックリな美味しさ。

スティルルームのアイスカフェラテと。


続いて、すこやかなおやつunder treeのコーヒーゼリー

f:id:serendippo:20180619003750j:plain


上にホイップを乗せてくれました。
下はババロア、一緒に食べると甘さがちょうどいい。

ちなみに、under treeからはドネーションとしてロールケーキもいただきました。
いつもありがとう♪


久々のハチヨコ製菓は、お土産用に。

f:id:serendippo:20180619004009j:plain


ラベンダーとレモンの自家製酵母スコーン。
大阪に行っていて来れなかった妻のために。

彼女はハチヨコ製菓の大ファンなので。

しかしこれ、いい意味で「スコーン」という概念を超えていると思う。



さて、最後はいつものように告知です。

今週は引き続き、スティルルームにお世話になります。
明日(日付変わって今日)火曜日は、オルタナティヴ・ブック・カフェ《ABC》。
金曜日6月22日は、ウクレレサロンです。


f:id:serendippo:20180619004951j:plain



明日、6月19日[火]。
栗東・安養寺のcafe salon STILLROOMの一角をお借りして、ブックカフェをします。
10時から12時頃の間、出入り自由です。

料金はハートマネー、直感お氣もちで。
カフェ通常営業中なので、要ワンオーダーでお願いします。

今回もテーマを一応決めました、「仕事、再考2.0」。
紹介したい本などをもってきてくださると嬉しいです。
なくてもいいし、テーマにそってなくてもかまいません。

ちなみに、今後毎月第三火曜日に定期開催させてもらうことになりました☆


ただ、先ほども少し揺れたようです。
今日は午前中に地震があって、また大きな揺れが来るかもしれないとのこと。
そんなわけで、場合によっては中止にするかもしれません。


そして、ウクレレサロン。
16時ごろから、2000yでドリンクとおやつ付き。
前半はミニ発表会、後半はみんなで課題曲をやります。


                    せれんでぃっぽ☆とむやん